基礎数学A

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 基礎数学A
科目番号 20031 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書:新 基礎数学(大日本図書)/教材等:新 基礎数学問題集(大日本図書)/参考書:図書館にある多数の関連書籍
担当教員 森田 健二

到達目標

1.整式の計算ができる。
2.因数分解ができる。
3.有理式の計算ができる。
4.実数・複素数・平方根の計算ができる。
5.2次方程式を解くことができる。
6.いろいろな方程式を解くことができる。
7.恒等式の計算ができる。
8.等式を証明できる。
9.いろいろな不等式を解くことができる。
10.不等式を証明できる。
11.集合・命題の問題を理解できる。
12.2点間の距離・内分点の計算ができる。
13.直線の方程式を理解できる。
14.2次曲線を理解できる。
15.不等式の表す領域を理解できる。
16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達評価 項目1整式の計算ができる。簡単な整式の計算ができる。整式の計算ができない。
到達評価 項目2因数分解ができる。簡単な因数分解ができる。因数分解ができない。
到達評価 項目3有理式の計算ができる。簡単な有理式の計算ができる。有理式の計算ができない。
到達評価 項目4実数・複素数・平方根の計算ができる。簡単な実数・複素数・平方根の計算ができる。実数・複素数・平方根の計算ができない。
到達評価 項目52次方程式を解くことができる。簡単な2次方程式を解くことができる。2次方程式を解くことができない。
到達評価 項目6いろいろな方程式を解くことができる。簡単な方程式を解くことができる。方程式を解くことができない。
到達評価 項目7恒等式の計算ができる簡単な恒等式の計算ができる。恒等式を理解できない。
到達評価 項目8等式を証明できる。簡単な等式を証明できる。等式を証明できない。
到達評価 項目9いろいろな不等式を解くことができる。簡単な不等式を解くことができる。不等式を解くことができない。
到達評価 項目10不等式を証明できる。簡単な不等式を証明できる。不等式を証明できない。
到達評価 項目11集合・命題の問題を理解できる。簡単な集合・命題の問題を理解できる。集合・命題を理解できない。
到達評価 項目122点間の距離・内分点の計算ができる。2点間の距離・内分点の簡単な計算ができる。2点間の距離・内分点の計算ができない。
到達評価 項目13直線の方程式を計算できる。簡単な直線の方程式を計算できる。直線の方程式を計算できない。
到達評価 項目142次曲線の計算ができる。簡単な2次曲線の計算ができる。2次曲線の計算ができない。
到達評価 項目15不等式の表す領域の計算ができる。簡単な不等式の表す領域の計算ができる。不等式の表す領域の計算ができない。
到達評価 項目16場合の数・順列・組合せ・二項定理の計算ができる。場合の数・順列・組合せ・二項定理の簡単な計算ができる。場合の数・順列・組合せ・二項定理の計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学的な考え方は科学の理解に不可欠といわれている。専門科目の理解に必要な広範囲の内容を扱い,技術者として必要な基礎学力の修得を目的とする。また,数学の問題を解き解答を記述することにより,課題の解決に最後まで取り組み,自分の考えを正しく表現できる能力を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】到達目標の達成度を確認するため,随時演習課題を与えることがある。必要に応じて,レポート課題を与え,小試験を行うことがある。
【関連科目】基礎数学B,解析学I,代数・幾何I
注意点:
【評価方法・評価基準】前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末:前期中間試験(50%),前期末試験(50%)
学年末:一年間の定期試験の総合的評価(70%),課題・小試験・レポート(30%)
※注意:受講態度や学習への取り組み方の評価は,講義に集中しなかった場合や他の学生に迷惑を掛けた場合に減点することがある。
【その他履修上の注意事項や学習上の助言】授業中の学習に真剣に取り組むことと,日頃の予習・復習が非常に大切である。定期試験時には十分に勉強し受験すること。課題のレポートなどは必ず提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 整式の加法・減法 1.整式の計算ができる。
2週 整式の乗法,因数分解 1.整式の計算ができる。
3週 整式の除法 1.整式の計算ができる。
4週 剰余の定理と因数定理 2.因数分解ができる。
5週 分数式の計算 2.因数分解ができる。
3.有理式の計算ができる。
6週 実数,平方根 4.実数・複素数・平方根の計算ができる。
7週 複素数 4.実数・複素数・平方根の計算ができる。
8週 2次方程式,解と係数の関係 5.2次方程式を解くことができる。
2ndQ
9週 いろいろな方程式 6.いろいろな方程式を解くことができる。
10週 恒等式 7.恒等式の計算ができる。
11週 等式の証明 8.等式を証明できる。
12週 不等式の性質,1次不等式の解法 9.いろいろな不等式を解くことができる。
13週 いろいろな不等式 9.いろいろな不等式を解くことができる。
14週 不等式の証明 10.不等式を証明できる。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 集合 11.集合・命題の問題を理解できる。
2週 命題 11.集合・命題の問題を理解できる。
3週 2点間の距離と内分点 12.2点間の距離・内分点の計算ができる。
4週 直線の方程式 13.直線の方程式を理解できる。
5週 2直線の関係 13.直線の方程式を理解できる。
6週 円の方程式,楕円 14.2次曲線を理解できる。
7週 双曲線,放物線 14.2次曲線を理解できる。
8週 2次曲線の接線 14.2次曲線を理解できる。
4thQ
9週 不等式と領域 15.不等式の表す領域を理解できる。
10週 場合の数 16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。
11週 順列 16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。
12週 組合せ 16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。
13週 いろいろな順列 16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。
14週 二項定理 16.場合の数・順列・組合せ・二項定理を理解できる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000