1. 基本的な英語による音声から必要な情報を聞き取り,話し手の意図を把握したり,概要や要点を目的に応じて捉えたりすることができる。
2. 基本的な英文から必要な情報を読み取り,書き手の意図を把握したり,概要や要点を目的に応じて捉えたりすることができる。
3. 基本的な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを口頭で伝えることができる。
4. 基本的な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを論理性に注意して口頭で発表することができる。
5. 基本的な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを書いて伝えることができる。
6. 基本的な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを論理性に注意して文章で伝えることができる。
7. 英語多読に意欲的に取り組むことができる。
8. 授業で取り上げる話題の背景知識を理解することができる。
9. 授業で取り上げる話題に関連する英語表現を身につけることができる。
概要:
本授業では「読む・聞く・話す(やり取り/発表)・書く」という語学の4技能5領域を総合的に習得することを大きな目標とする。リーディングでは丁寧に英文を読み進め, 他方では多くの英文にふれることにより,文の流れのなかで語彙やその使われ方をつかみ,英語の構造や特色を理解していく。リスニングでは英語の特徴を理解し,必要な情報や要点を聞き取るトレーニングを行う。アウトプット活動では,口頭でのやりとりやプレゼン・スピーチのほか,テキストジャンルに応じた英文ライティングを行い,それぞれのスタイルにふさわしい表現方法を学ぶ。これらの取り組みを通して基礎的な文法知識を蓄え,それらを応用する力を身につけて英語の資格試験を含むさまざまな英文への対応能力を培う。授業で扱われる話題をCLIL(内容言語統合型学習)を通して英語で学び,知見を広げるとともに,語学そのものを通して複眼的な視点から社会と環境に配慮する世界観・人生観を確立し,自分自身の意見を伝える力や他者との対話力を磨いていく。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方など】4技能5技能習得のための活動を行う。
【事前事後学習など】理解を深めるため,随時課題を与える。
【関連科目】英語表現Ⅰ,基礎オーラルコミュニケーション
【MCC対応】Ⅲ-B 英語, Ⅳ-D グローバリゼーション・異文化多文化理解, Ⅶ 汎用的技能, Ⅷ 態度・志向性(人間力), Ⅸ 総合的な学修経験と創造的思考力
注意点:
英語によるアウトプット活動をはじめとする授業中のアクティビティーには積極的に参加すること。
予習では疑問点や不明点, 判断に迷う点を明確にし,可能な範囲で調べておくこと。
予習で見つけた疑問点や不明点, 判断に迷う点を解決できるよう積極的に授業に取り組むこと。
授業時には辞書を持参すること。
多くの英文にふれることで英文の仕組みが分かり,語彙の定着も進むので,多読多聴図書(図書館蔵)を積極的に利用すること。授業でも随時,多読活動の機会を与える。
授業の一環として実力試験TOEIC Bridge IPを実施する。
【評価方法・評価基準】
前期中間・後期中間の各試験を実施する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末:中間試験(50%),課題・小テスト(30%),発表(20%)
後期末:中間試験(50%),課題・小テスト・英語実力試験(30%),発表(20%)
学年末:前期末と後期末の平均
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入,ことばについて,日本語と英語, 英語多読多聴図書の紹介。 |
ことばの役割を知る。さまざまな観点から英語と日本語を比較し,各言語の特徴をつかむ。英語多読多聴図書の活用法を知り,実際に多読多聴活動に取り組む。
|
2週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving 受動態と前置詞について |
英語の受動態と日本語の「れる・られる」について考える。英語の前置詞が表す内容について理解を深める。受動態や前置詞の使い方を学び, アウトプット活動を行う。
|
3週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving ① |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。
|
4週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving ② |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。
|
5週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving ③ |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。
|
6週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving ④ |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。
|
7週 |
まとめと復習 |
Lesson 4 本文についての振り返りを行う。
|
8週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving (Lesson 3, Real Life English 1, Lesson 5) |
トピックに関連するさらなる情報についてリスニング,リーディングで理解を深め, アウトプット活動の準備をする。
|
2ndQ |
9週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving (Lesson 3, Real Life English 1, Lesson 5) |
トピックに関連するさらなる情報についてリスニング,リーディングで理解を深め,アウトプット活動の準備をする。
|
10週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving (Lesson 3, Real Life English 1, Lesson 5) |
トピックに関連するさらなる情報についてリスニング,リーディングで理解を深め,アウトプット活動の準備をする。
|
11週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving (Lesson 3, Real Life English 1, Lesson 5) |
トピックに関連するさらなる情報についてリスニング,リーディングで理解を深め,アウトプット活動の準備をする。
|
12週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving (Lesson 3, Real Life English 1, Lesson 5) |
トピックに関連するさらなる情報についてリスニング,リーディングで理解を深め,アウトプット活動の準備をする。
|
13週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving Presentations |
英語によるアウトプット活動を行う。
|
14週 |
Lesson 4 Creative Problem Solving Presentations |
英語によるアウトプット活動を行う。
|
15週 |
前期復習 |
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag 分詞について TOEIC (Bridge) |
英語の分詞が表す内容について理解を深める。分詞の使い方を学び, アウトプット活動を行う。 TOEIC (Bridge) について案内する。
|
2週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag ①/TOEIC Bridge Listening |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。 TOEIC Bridge リスニング問題の演習を行う。
|
3週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag ②/TOEIC Bridge Listening |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。 TOEIC Bridge リスニング問題の演習を行う。
|
4週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag ③/TOEIC Bridge Reading |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。 TOEIC Bridge リーディング問題の演習を行う。
|
5週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag ④/TOEIC Bridge Reading |
本文の内容理解を深め, 必要な英語表現を学ぶ。 TOEIC Bridge リーディング問題の演習を行う。
|
6週 |
Lesson 7 Behind the Price Tag |
自分たちが身につけている衣類の背景にある社会問題について, 英語素材を用いて理解を深め, 消費者としてあるべき姿勢について考える。
|
7週 |
まとめと復習 |
Lesson 7の振り返りを行う。
|
8週 |
Science ① |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
4thQ |
9週 |
Science ② |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
10週 |
Science ③ |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
11週 |
Science ④ |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
12週 |
Science ⑤ |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
13週 |
Science ⑥ |
科学に関する話題を題材に, 英語素材を用いた活動を行う。
|
14週 |
まとめと復習 |
8週以降の振り返りを行う。
|
15週 |
後期復習 |
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 1 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 1 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 1 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 1 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 1 | 前1 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 1 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 1 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 1 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 1 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 1 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 1 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 1 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 1 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 1 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 1 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 1 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 1 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 1 | |