基礎英語II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 基礎英語II
科目番号 20073 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「Pro-Vision English Communication II New Edition」(桐原)   教材等: 「Pro-Vision English Communication II New Edition Workbook」(桐原),「Listening Box 2」(啓林館) 参考書: 「総合英語 FACTBOOK 」(桐原),「カラーワイド英語百科」(大修館),英字新聞(図書館蔵),多読多聴図書(図書館蔵)
担当教員 伊藤 梢,西村 知修

到達目標

1.コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し、実際に活用できる。(語彙・文法力)
2.英語を読んで、情報や書き手の意向などを理解し、概要や要点をとらえることができる。(読解力)
3.英語を聞いて、情報や話し手の意向などを理解したり、概要や要点をとらえることができる。(リスニング力)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し、実際に活用できる。コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などをよく理解し、実際に上手く活用できる。コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを概ね理解し、実際に活用できる。コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し、実際に活用できない。
評価項目2 英語を読んで、情報や書き手の意向などを理解し、概要や要点をとらえることができる。英語を読んで、情報や書き手の意向などをよく理解し、概要や要点を上手くとらえることができる。英語を読んで、情報や書き手の意向などを概ね理解し、概要や要点をとらえることができる。英語を読んで、情報や書き手の意向などを理解し、概要や要点をとらえることができない。
評価項目3 英語を聞いて、情報や話し手の意向などを理解したり、概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて、情報や話し手の意向などをよく理解し、概要や要点を上手くとらえることができる。英語を聞いて、情報や話し手の意向などを概ね理解し、概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて、情報や話し手の意向などを理解し、概要や要点をとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では「聞く・話す・読む・書く」という語学の4技能を総合的に習得させることを大きな目標とするが,その中でも特に「読む」能力を「英語リーダー」という形で養うものである。豊富な語彙と基礎的な文法知識を覚え,それを応用する力を身につけることによって,TOEICなどの英語資格試験に対応できる英語能力を習得させることを目指す。また,語学を通して複眼的な視点から社会と環境に配慮する世界観・人生観を確立し,自分自身の意見を持ち,表現と対話のできる英語コミュニケーションの基礎学力を養う。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】 適宜,プリントやワークなどの課題を課す。 夏季,冬季,春季休業に課題を課す。 応用力養成のため多読多聴図書(図書館蔵)を各自で利用すること。
【関連科目】 英語表現Ⅱ
注意点:
・ワークブック等は適宜授業で使用する。
【評価方法・評価基準】 成績の評価基準として50点以上を合格とする 。
前期成績:中間試験(40%),期末試験(40%),小テスト及び提出物(20%)    
後期成績:中間試験(40%),学年末試験(40%),小テスト及び提出物(20%)
学年末成績:前期と後期の平均
前期中間・前期末・後期中間・学年末の各試験を実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス Lesson 1: The Freedom to be Yourself
導入& Part 1
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読み、ヤマザキマリの家族や子供時代について知る。
2週 Lesson 1: The Freedom to be Yourself
Part 1&2 ワーク Part 1
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「時制」と「過去の習慣would」の用法を理解し、実際に活用できる。
3週 Lesson 1: The Freedom to be Yourself
Part 2&3 ワーク Part 2
パート2の英文を読み、ヤマザキが日本を離れて外国に行くことをなったいきさつを理解する。パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート3の新出単語の発音と意味を理解する。
4週 Lesson 1: The Freedom to be Yourself
Part 3 ワーク Part 3
パート3の英文を読んで、ヤマザキのヨーロッパでの体験を理解する。パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
5週 Lesson 1: The Freedom to be Yourself
Part 3&4 ワーク Part 3
パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、ヤマザキの人生哲学を知る。<文法>「過去分詞で始まる分詞構文」を理解し、実際に活用できる。
6週 Lesson 1: The Freedom to be Yourself
Part 4 ワーク Part 4
パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。英文を読んで、自分らしく生きることの大切さを理解する。
7週 まとめと復習   Lesson 1 この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。
8週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
導入&Part 1
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、ナマケモノの名前の由来を知る。<文法>「助動詞+have+過去分詞」の用法を理解し、実際に活用できる。
2ndQ
9週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
Part 1&2 ワーク Part 1
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。英文を読んで、ナマケモノに対する西洋人と先住民の見方の違いを知る。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。
10週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
Part 2&3 ワーク Part 2
パート2の英文を読み、ナマケモノの生活様式を理解する。英文を発音やリズムに気をつけながら読むことができる。<文法>「完了形の分詞構文」の用法について理解し、実際に活用できる。パート3の新出単語の発音と意味を理解する。
11週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
Part 3 ワーク Part 3
パート3の英文を読んで、ナマケモノの生態を理解する。英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
12週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
Part 3&4 ワーク Part 3
パート3の英文を読んで、ナマケモノと木との協力関係を知る。パート4の新出単語の発音と意味を理解する。
13週 Lesson 2: Are You Really a Sloth?
Part 4 ワーク Part 4
パート4の英文を読んで、ナマケモノが森と調和して生き伸びてきたことを知る。英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
14週 まとめと復習  Lesson 2  この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
導入&Part1
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、富士山が日本の象徴となっていることを知る。
2週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
Part 1&2 ワーク Part 1
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。英文を読んで、日本人と富士山とのかかわりを知る。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「無生物主語の構文」を理解し、実際に活用できる。
3週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
Part 2&3 ワーク Part 2
パート2の英文を読んで、富士山は芸術的インスピレーションの源泉であったことを知る。英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート3の新出単語の発音と意味を理解する。
4週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
Part 3 ワーク Part 3
パート3の英文を読んで、富士山が世界文化遺産に登録されたことを知る。英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
5週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
Part 3&4 ワーク Part 3
パート3の英文を読んで、富士山が信仰上重要な山であったことを理解する。パート4の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「結果を表す不定詞」を理解し、実際に活用できる。
6週 Lesson 3:Mount Fuji-The Eternal Mountain
Part 4 ワーク Part 4
パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。英文を読んで、富士山が登山者の増加から環境問題に直面していることを知る。
7週 まとめと復習 Lesson 3 この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。
8週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
導入&Part1
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、手書きに対する筆者の思いを知る。
4thQ
9週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
Part 1&2 ワーク Part 1
パート1の英文を、発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、コンピュータが書く行為に与える影響を知る。<文法>「倒置」の用法を理解し、実際に活用できる。
10週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
Part 2&3 ワーク Part 2
パート2の英文から、コンピュータはスペルチェックはするが、原稿は書くことができないことを読み取る。パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
11週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
Part 3 ワーク Part 3
パート3の英文から、手書きの利点を読み取る。<文法>「前置詞+関係詞」を理解し、実際に活用できる。
12週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
Part 3&4 ワーク Part 3
パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読み、手書きと記憶力の関係について理解する。
13週 Lesson 4:Handwriting in the Digital Age
Part 4 ワーク Part 4
パート4の英文から、手書きの今後の役割を読み取る。英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
14週 まとめと復習 Lesson 4 この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000