第2外国語(ドイツ語)

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 第2外国語(ドイツ語)
科目番号 20082 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:第三書房『聴いて学ぶドイツ語』/教材等: 独和辞典
担当教員 田中 まり

到達目標

1.日常的な会話がスムーズにできること。
2.ドイツ語の実用的な文章の内容が理解でき,依頼や報告といった実用的な通信文が書けること。
3.ドイツ語圏の歴史や文化について、より深い理解を得ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ドイツ滞在に必要なドイツ語会話についての知識を有し、場面に応じて活用できる。ドイツ語会話の内容を理解し、場面に応じた会話ができる。ドイツ語会話の内容が理解できず,適切な会話ができない。
評価項目2実用的な文章の内容が正確に理解でき、依頼や報告などの通信文が書ける。実用的な文章の内容が理解でき、定型的な通信文が書ける。ドイツ語についての知識が不十分で、文章の読解がスムーズにできない。
評価項目3ドイツ語圏の社会や文化についての知識を深め、それに基づいて適切な判断・対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化について理解し、適切な対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての理解が不十分で、適切な判断・対応ができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
平易なドイツ語の文章の読解を通じて初級文法を一通り学び、技術者として必要な、ビジネスレターや報道記事を理解できる程度の読解力を身につける。さらにドイツ語圏の歴史や社会について、特に環境保護意識の高さや移民労働者問題などについても学び、国際社会を多面的に考える能力を習得する。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・小テスト・課題により行う。
1.独和辞典(独英辞典でもよい)の使い方を詳しく講習します。古いものでもかまわないので必ず購入しておいてください。
2.授業時間内に文章を読む場合もあるので、授業には辞書を持ってきてください。
3.ドイツ語圏への理解を深めるために、ドイツの映画や映像を見ることがあります。注意深く見てください。
[事前事後学習など]
授業の最後に読解や作文の課題を指示した場合は、次回までに必ずやってきてください。
注意点:
授業に際しては教科書と筆記具、ノートなどの記録用紙を持参してください。小テストは毎週実施・毎週返却を原則としますので記憶の定着に役立ててください。
【評価方法・評価基準】前期中間・前期末・後期中間試験を実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期成績は前期中間試験と前期期末試験の平均点を50%、さらに演習実績や小テストの成績を50%として計算する。後期成績は後期中間試験を50%、さらに演習実績や小テストの成績を50%として計算する。学年末成績は前期成績と後期成績の平均とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ドイツ語の発音規則 ドイツ語の発音規則を覚えて活用できる。
2週 第一課  あいさつ ドイツ語のあいさつを理解・活用できる。
3週 第二課 電車に乗る・買物をする ドイツ語で質問ができ、買物の際の定型文が発音できる。
4週 第四課 文法(動詞の現在形) 動詞の現在形について理解・活用できる。
5週 第四課 文法(基本的語順) ドイツ語の平叙文・疑問文・強調文の語順が理解・活用できる。
6週 第五課 文法(動詞の過去形) 動詞の過去形について理解・活用できる。
7週 第六課 文法(名詞の性と定冠詞の格変化) 名詞の性と定冠詞の格変化について理解・活用できる。
8週 第六課 文法(不定冠詞の格変化) 不定冠詞の格変化について理解・活用できる。
2ndQ
9週 第六課 文法(指示代名詞・所有代名詞の格変化) 指示代名詞・所有代名詞の格変化について理解・活用できる。
10週 第九課 否定冠詞keinとnichtの位置 否定の表現について理解・活用できる。
11週 第四課 自己紹介 教科書の自己紹介文に習って自己紹介文を作成し、発音できる。
12週 第四課 喫茶店での注文 喫茶店で注文し、勘定を済ませる表現を理解・活用できる。
13週 第五課 趣味や好みについて話す 趣味や好みについての会話を理解し、自分の趣味や好みについても述べられる。
14週 第五課 昨日の出来事について話す ドイツ語での過去の出来事を記述した文の内容を理解し、自分の行動についても記述できる。
15週 前期まとめ 自己紹介文を作成し、それぞれ発表する
16週
後期
3rdQ
1週 第六課 文法(前置詞の格支配ー1) 前置詞の格支配について理解・活用できる。
2週 第六課 文法(前置詞の格支配ー2) 前置詞の格支配について理解・活用できる。
3週 第六課 写真を見ながら家族を紹介する 家族についての紹介文を理解し、自分でも作成する。
4週 第七課 文法(名詞の複数) 名詞の複数形について理解・活用できる。
5週 第七課 文法(形容詞の用法) 形容詞の付加語的用法について理解・活用できる。
6週 第七課 文法(分離動詞) 分離動詞について理解・活用できる。
7週 ドイツのクリスマス ドイツのクリスマスについての文章を読み、お菓子のレシピやクリスマスマーケットの映像を見て理解を深める。
8週 第七課 フーズムへ向かう ドイツの作家シュトルムとその故郷フーズムについての文章を読んで、内容を理解する。
4thQ
9週 第八課 話法の助動詞 話法の助動詞について理解し、活用できる。
10週 第八課 再帰動詞 再帰動詞について理解し、活用できる。
11週 第八課 フーズムを回る シュトルムの作品についての文章を読み、内容を理解する。
12週 第九課 完了形 完了形について理解し、活用できる。
13週 第九課 未来形 未来形に浮いて理解し、活用できる。
14週 第九課 ペトラの家族に会う ペトラの故郷ヴァイマルで、家族に紹介される場面の文章を読み、内容を理解する。特に紹介の際に必要な表現を学ぶ。
15週 後期まとめ 自分が紹介したい日本の事物を選んで、外国人に説明する原稿を日本語で作る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価その他合計
総合評価割合50201020100
基礎的能力50201020100
専門的能力00000
分野横断的能力00000