数学基礎演習

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 数学基礎演習
科目番号 20305 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:新 微分積分 II,新 線形代数 (大日本図書)/ 教材:新 微分積分 II 問題集,新 線形代数 問題集 (大日本図書)/ 参考書:これまでに使用した教科書など。図書館には多数の関連書籍がある。
担当教員 冨山 正人

到達目標

1.偏微分法が理解できる。
2.2重積分が理解できる。
3.微分方程式が理解できる。
4.線形変換が理解できる。
5.固有値が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1偏微分法が理解できる。基礎的な偏微分法が理解できる。偏微分法が理解できない。
到達目標 項目22重積分が理解できる。 基礎的な2重積分が理解できる。2重積分が理解できない。
到達目標 項目3微分方程式が理解できる。基礎的な微分方程式が理解できる。微分方程式が理解できない。
到達目標 項目4線形変換が理解できる。基礎的な線形変換が理解できる。線形変換が理解できない。
到達目標 項目5固有値が理解できる。基礎的な線形変換が理解できる。固有値が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業の目標】
この授業では,工学を学ぶ上で必要な数学の基礎学力を身につけることを目的とする。3年次に学んだ数学の科目全般に関する理解を深め,総合的な学力の向上をはかる。また,数学の問題を解き解答を記述することにより,数学による理論的解析能力を身につけ,課題の解決に最後まで取り組み,自分の考えを正しく表現できる能力を養う。
【キーワード】
偏微分,重積分,微分方程式,線形変換,固有値
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
到達目標の達成度を確認するために,適宜,小テストなどを実施する。
【関連科目】
基礎数学 A,基礎数学 B,解析学 I,解析学 II,代数・幾何 I,代数・幾何 II
【MCC対応】
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
定期試験前の学習はもちろん,日常の予習復習も非常に大切である。疑問点などがあれば質問をして解決しておく。
定期試験などを受験するときは,内容を十分に理解しておく。課題などは必ず提出する。
受講中は講義に集中する.スマートフォンなどの電源を切る。他の学生に迷惑を掛けないようにする。
【専門科目との関連】
電子情報工学専門科目全般
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として60点以上を合格とする。後期中間試験,学年末試験を実施する。
学年末成績:後期中の定期試験の総合的評価(80%),小テスト,課題,受講態度や学習への取り組み状況の総合的評価(20%)
*定期試験,小テストなどで不正行為があれば大きく減点する。
*講義に集中しなかった場合や他の学生に迷惑を掛けた場合にも減点することがある。

テスト

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 偏微分法 1.偏微分法が理解できる。
2週 偏微分の応用 1.偏微分法が理解できる。
3週 偏微分の応用 1.偏微分法が理解できる。
4週 2重積分 2.2重積分が理解できる。
5週 2重積分 2.2重積分が理解できる。
6週 変数の変換と重積分 2.2重積分が理解できる。
7週 1階微分方程式
3.微分方程式が理解できる。
8週 2階微分方程式 3.微分方程式が理解できる。
4thQ
9週 2階微分方程式 3.微分方程式が理解できる。
10週 線形変換 4.線形変換が理解できる。
11週 線形変換 4.線形変換が理解できる。
12週 固有値とその応用 5.固有値が理解できる。
13週 固有値とその応用 5.固有値が理解できる。
14週 固有値とその応用 5.固有値が理解できる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000