到達目標
1.指数関数、対数関数、三角関数を用いた応用問題が解ける。
2.対数グラフを用いて問題が解ける。
3.合成抵抗や分圧・分流の考え方,重ねの理,キルヒホッフの法則を説明できる。
4.各種センサなどの取り扱いに必要な、直流回路の計算ができる。
5.電力量と電力を説明し、これらを計算できる。
6.プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。
7.他者が理解できるように記述できる。正しい文章を書くことができる。
8.情報を収集し適正に判断し情報の加工・作成・整理、発信ができる。
9. ペアワークで合意形成、問題解決、アイディア創造等の活動ができる。
10.微分の考え方が理解できる。
11.関数を多項式で表現できる。
12.積分の考え方が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目 1, 2, 10, 11, 12 | 関数と微積分の基礎概念を理解・説明でき、その応用的な考え方が説明できる。 | 関数と微積分の基礎概念を理解・説明でき、その基礎的な考え方が説明できる。 | 関数と微積分の基礎概念を理解・説明できない。 |
到達目標
項目 3, 4, 5, 6 | 新しいマイコンの活用方法を提案でき、実装できる。 | 手本がなくてもマイコンの周辺回路を組み、プログラミングできる。 | 手本があればマイコンの周辺回路を組み、プログラミングできない。 |
到達目標
項目 7, 8, 9 | 他者の話を理解し、自分の意見を述べ他者に理解してもらうことができ、おたがいに納得した合意を得ることができる。 | 他者の話を理解し、自分の意見を説明することができる。 | 他者の話を聞き理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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本科学習目標 4
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教育方法等
概要:
電子情報技術を理解し応用する技術を身に付けるために,前期の前半と後期の後半は電子情報技術を習得する上で必要な数学の基礎を学習する。前期の後半から後期の前半は回路を設計する上で必要な基礎を、実際に回路を作成することで習得する。いずれも内容は必要最小限にとどめ,基本概念の習熟と基本的課題の解決能力を養うことを目指す。
授業の進め方・方法:
到達目標の達成度を確認するため,随時,演習問題を与える。
【関連科目】基礎数学,解析学Ⅰ,電子情報工学基礎 I,回路基礎
注意点:
日頃の予習・復習が大事です。
課題等は期限までに必ず提出すること。
【評価方法・評価基準】
前期・後期とも,中間試験・期末試験を実施する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末:前期中間試験40%,前期末試験30%,前期課題および小テスト30%
後期分:後期中間試験30%,後期末試験40%,後期課題および小テスト30%
学年末:前期分50%、後期分50%
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電子情報の数学 |
電子情報数学の基礎概念を理解し、説明できる。
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2週 |
指数と対数1 |
指数と対数の基礎概念を理解し、説明できる。
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3週 |
指数と対数2 |
指数と対数の応用概念を理解し、説明できる。
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4週 |
対数グラフの考え方1 |
対数グラフの基礎概念を理解し、説明できる。
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5週 |
対数グラフの考え方2 |
対数グラフの応用概念を理解し、説明できる。
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6週 |
ダイオード特性と対数グラフ1 |
ダイオード特性の概念を理解し、説明できる。
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7週 |
ダイオード特性と対数グラフ2 |
ダイオード特性を対数グラフを用いて解析できる。
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8週 |
マイコンの基礎 |
マイコンの仕組みを知っている。
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2ndQ |
9週 |
LEDの光らせ方1 |
マイコンを用いてLEDを点灯させる回路が組める。
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10週 |
LEDの光らせ方2 |
マイコンを用いてLEDを点滅させたりフルカラーLEDの色を変更できる。
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11週 |
AD変換 |
AD変換を理解し利用できる。
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12週 |
センサの使い方1 |
可変抵抗が利用できる。
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13週 |
センサの使い方2 |
光センサが利用できる。
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14週 |
センサの使い方3 |
距離センサが利用できる。
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15週 |
前期の復習 |
前期の内容を理解し表現できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
2進数の計算1 |
2進数の四則演算を計算する方法がわかる.
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2週 |
2進数の計算2 |
2進数の四則演算を計算する方法がわかる.
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3週 |
2進数の計算3 |
2進数の四則演算を計算する方法がわかる.
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4週 |
電子回路とパソコンの連携1 |
マイコンとパソコンを連携させる方法を実装できる。
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5週 |
電子回路とパソコンの連携2 |
マイコンとパソコンを連携させる方法を実装できる。
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6週 |
自主課題制作2 |
マイコンを使った制作物を作成できる。
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7週 |
自主課題制作3 |
マイコンを使った制作物を作成できる。
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8週 |
微分の概念 |
微分の概念を理解し、説明できる。
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4thQ |
9週 |
関数を多項式で表現1 |
関数を多項式で表現でき、基礎計算ができる。
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10週 |
関数を多項式で表現2 |
関数を多項式で表現でき、応用計算ができる。
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11週 |
極限値と積分 |
極限値と積分概念を理解し、説明できる。
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12週 |
区分求積法による積分計算1 |
区分求積法による積分計算ができ、基礎計算ができる。
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13週 |
区分求積法による積分計算2 |
区分求積法による積分計算ができ、応用計算ができる。
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14週 |
定積分とは |
定積分の概念を理解し、説明できる。
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15週 |
後期の復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |