情報リテラシー

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 情報リテラシー
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「最新情報Ⅰ」(実教出版)
担当教員 稲積 泰宏

到達目標

(1) 情報を収集,処理,発信するためのハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する知識を活用できる.
(2) 特定の課題に対し,アルゴリズムを考え,記述できる.
(3) 法令や規則,情報セキュリティに配慮して情報を正しく取扱うことができる.
(4) 自らの専門分野に応じて情報技術の知識・技能を説明し,活用できる.
(5) 数理・データサイエンス・AIの基礎知識を理解し,分析や応用を実践できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報を収集,処理,発信するためのハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する知識を活用できる.情報を収集,処理,発信するためのハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する知識を理解している.情報を収集,処理,発信するためのハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する知識を理解していない.
評価項目2応用課題に対し,アルゴリズムを考え,記述できる.特定の課題に対し,アルゴリズムを考え,記述できる.特定の課題に対し,アルゴリズムを考え,記述することができない.
評価項目3法令や規則,情報セキュリティに配慮して情報を正しく取扱うことができ,応用課題について考察できる.法令や規則,情報セキュリティに配慮して情報を正しく取扱うことができる.法令や規則,情報セキュリティに配慮して情報を正しく取扱うことができない.
評価項目4自らの専門分野に応じて情報技術の知識・技能を説明し,活用できる.自らの専門分野に応じて情報技術の知識・技能を説明できる.自らの専門分野に応じて情報技術の知識・技能を説明することができない.
評価項目5数理・データサイエンス・AIの基礎知識を理解し,分析や応用を実践できる.数理・データサイエンス・AIの基礎知識を理解できる.数理・データサイエンス・AIの基礎知識を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータや情報システムの仕組み,情報セキュリティ及びAIや関連する法令に関する知識と共に,コンピュータの基礎的な利用技術を習得する.
今後さまざまな問題を解決するための基礎となる,情報の収集・整理・発信などの情報の活用法に関して実践的に学習する.
幅広い視点から自らの立場を理解し,情報化社会への関心を高め,関連するあらゆる分野への興味や学習意欲の向上を図る.
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】随時,目標到達度を確認するための演習課題を与える.
【関連科目】電子情報工学基礎Ⅰ,電子情報工学基礎Ⅱ,プログラミング基礎Ⅰ,プログラミング基礎Ⅱ,アルゴリズムとデータ構造,情報通信Ⅰ,情報通信Ⅱ,コンピュータアーキテクチャ,オペレーティングシステム
【MCC対応】Ⅳ-C 情報リテラシー
注意点:
【履修上の注意,学習上の助言】
授業時は各自のラップトップPCを持参すること.
平時よりPC等を適切に活用することでリテラシーを体得できる.また,インターネット・SNSの情報には注意し,情報セキュリティを意識する習慣を付けるとよい.
図書館にも多数の関連書籍があるので,自学に役立てること.
【評価方法・評価基準】前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する.また,小テスト・演習課題を課す.
前期末:前期中間試験(35%),前期末試験(35%),小テスト・演習課題(30%)
学年末:前期中間試験(17.5%),前期末試験(17.5%),後期中間試験(17.5%),学年末試験(17.5%),小テスト・演習課題(30%)総合成績の評価基準として50点以上を合格とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本校のネットワーク環境,e-Learning,メールアカウントの説明 本校のネットワーク環境,e-Learning,メールアカウントを理解し,扱うことができる.
2週 本校で利用できるWebシステム Microsoft365などのWebシステムを理解し,取り扱うことができ,情報発信に利用できる.
3週 情報を取り扱う上でのルール・マナー 情報や通信に関連する法令や規則等と,その必要性を説明できる.情報社会で生活する上でのマナー,モラルの重要性について説明できる.
4週 情報社会のもたらす影響と課題 社会の情報化の進展と今後の展望を説明できる.
5週 情報システムとクラウドコンピューティング 情報システムの課題と対応方法,クラウドコンピューティングの特徴と活用例を説明できる.
6週 PCの設定1 各自のラップトップPCを設定し,本学のネットワークに接続することができる.
7週 PCの設定2 各自のラップトップPCから,本学の各システムを適切に使用することができる.
8週 情報の収集・整理1 情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し,情報の送受信を行うことができる.
2ndQ
9週 情報の収集・整理2 情報の真偽について,根拠に基づいて検討する方法を説明できる.
10週 情報の加工1 オフィスソフトの基本的な使い方が分かる.オフィスソフトを用いて文章の資料の作成や発表などを行うことができる.
11週 コンピュータのしくみ1 コンピュータの仕組み(5大装置,CPU, 記憶装置など)を理解し,説明できる.
12週 コンピュータのしくみ2 オペレーティングシステム(OS)とソフトウェアの役割を理解し,基本的な取扱いができる.
13週 情報のディジタル表現1 アナログ情報とデジタル情報の違いを説明できる.
14週 情報のディジタル表現2 コンピュータ内におけるデータ(数値,文字等)の表現方法について説明できる.
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 ネットワーク 情報通信ネットワークの仕組みや構成及びプロトコルの役割や技術を理解し,社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる.
2週 サイバーセキュリティ1 情報セキュリティの必要性を理解し,対策について説明できる.
3週 サイバーセキュリティ2 情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる.情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる.
4週 サイバーセキュリティ3 情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる.
5週 情報の加工2 データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得,可視化,分析)を使うことができる.
6週 データベース データベースの意義と概要について説明できる.
7週 アルゴリズム 基礎的なアルゴリズムを理解し,1つの問題に対して複数の解き方があることを説明できる.
8週 データサイエンス・AI:概要 データサイエンスやAI技術の概要を説明できる.これらを活用する際に必要なモラルや倫理を理解し,データを守るために必要な事項を説明できる.
4thQ
9週 データサイエンス・AI:活用事例 データサイエンスやAI技術が課題解決に役立ち,専門知識と組み合わせて価値を生み出すことを事例を通じて説明できる.
10週 データサイエンス・AI:データ分析 データ分析の進め⽅および仮説検証サイクルについて説明できる.
11週 データサイエンス・AI:機械学習 機械学習,教師あり学習,教師なし学習,強化学習について説明できる.
12週 データサイエンス・AI:深層学習 ディープニューラルネットワーク(深層学習)について説明できる.
13週 データサイエンス・AI:生成AI 実世界で進む生成AIの応用と革新について説明できる.
14週 データサイエンス・AI:AIの学習と推論,評価 AIの学習と推論,評価を行うことができる.
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。3
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。3
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。3
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。3
情報を適切に収集・取得できる。3
データベースの意義と概要について説明できる。3
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。3
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。3
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。3
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。3
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。3
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。3
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。3
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。3
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。3
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 3
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 3
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 3

評価割合

試験小テスト・演習課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000