国語II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語II
科目番号 15290 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書/高等学校 現代文B(第一学習社)、高等学校 古典B(第一学習社)/教材 学習課題集 高等学校 現代文B(第一学習社)、習課題集 高等学校 古典B(第一学習社)新版チャレンジ常用漢字(第一学習社)/新版三訂カラー版新国語便覧(第一学習社)
担当教員 吉本 弥生

到達目標

1、現代の小説・詩歌・評論を論理的に読解し、鑑賞することができる。
2、古文を読解し、口語訳・鑑賞することができる。
3、漢文を読解し、書き下し・口語訳・鑑賞することができる。
4、常用漢字を読み・書くことができる。
5、読後感や随筆の文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1詩歌・小説の文意や作者の表現しようとするところを理解し、それについての自分なりの感想を持つことができる。文意を理解し、文芸作品に対する興味を持つことができる。文意の理解が十分でなく、文芸作品に対する興味を持つことができない。
評価項目2評論文や随筆を読み、文意を正しく理解した上で、論理の展開や考え方の独自性を味わい、それについての自分なりの意見をまとめることができる。論旨を把握し、文意を正確に理解することができる。文意を理解できず、論旨を把握することができない。
評価項目3古文・漢文の高度な知識を理解した上で、古典に親しみ、古典の意義を理解することができる。古典についての高度な知識を習得し、古典に親しむ素地を作ることができる。古典についての高度な知識を習得し、古典に親しむ素地を作ることができる。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代文の評論・小説・詩の論理的読解と鑑賞、古文・漢文の読解と文学史的理解の実践を通じ、自分の考えを正しく表現し公正に意見を交換できるための教養を習得する。また社会生活の基礎となる読み書き能力を養成し、技術者として必要な基礎学力を習得する。
授業の進め方・方法:
漢字小テストを課す。その他授業理解を助けるために課題を適宜出すことがある。
注意点:
作品に対して、主体的に興味・関心を持つことが大切である。国語辞典・古語辞典・漢和辞典を積極的に活用して、基礎的な知識の定着をはかること。適宜、小テストを実施するため、日頃の学習を大切にすること。
(評価方法・評価基準)前期末:前期中間試験(50%)、前期末試験(50%)学年末:全定期試験(80%)、提出物・小テスト(20%)前期中間試験、前期末試験、後期中間試験、学年末試験を実施する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 手の変幻(評論1) 授業ガイダンスの後、作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
2週 手の変幻(評論1) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
3週 山月記(小説1) 物語の展開に即して、小説全体の構成を理解することができるようになる。
4週 山月記(小説1) 具体的な表現に即しながら、主人公の心理の移り変わりを読み取ることができるようになる。
5週 伊勢物語・初冠(古文1) 内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
6週 大和物語・姥捨(古文2) 内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
7週 大和物語・姥捨(古文2) 内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
8週 詩(詩歌) 内容を理解し、詩歌を味わうことができる。
2ndQ
9週 トランス・サイエンスの時代(評論2) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
10週 トランス・サイエンスの時代(評論2) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
11週 トランス・サイエンスの時代(評論2) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
12週 鴻門ノ会(漢文1) 本文を正しく訓読している。
13週 鴻門ノ会(漢文1) 本文を正しく訓読し、書き下し文に改めることができる。
14週 鴻門ノ会(漢文1) 本文を正しく訓読し、書き下し文に改めることができる。
15週 前期末試験
16週 前期復習
後期
3rdQ
1週 こころ(小説2) 作品の全体像を把握し、また夏目漱石についての基本的な知識を身につけている。
2週 こころ(小説2) 登場人物の心理変化を正確に読み取っている。
3週 こころ(小説2) 人間の生き方について考え、積極的にディスカッションに参加している。
4週 こころ(小説2) グループワークの後、クラスで情報共有をおこない、自らの意見を再考し、作品を理解することができる。
5週 源氏物語・光る君誕生(古文3)
内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
6週 源氏物語・光る君誕生(古文3) 内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
7週 源氏物語・光る君誕生(古文3) 内容を理解し、物語文芸に対する興味が持てるようになる。
8週 日本人の「顔」(評論3) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
4thQ
9週 日本人の「顔」(評論3) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
10週 「グローバル化」の中の異文化理解(評論4) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
11週 「グローバル化」の中の異文化理解(評論4) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
12週 「グローバル化」の中の異文化理解(評論4) 作品読解により、評論全体の構成を理解することができるようになる。
13週 孟子・性善(漢文2) 本文を正しく訓読している。
14週 孟子・性善(漢文2)
15週 学年末試験
16週 試験の講評と解説、後期復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000