プログラミング

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 プログラミング
科目番号 17450 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 情報処理の基礎
担当教員 西澤 辰男

到達目標

1. コントロールの動きを理解し,マクロの中で使用できる。
2. マクロを使ったユーザインターフェースを作成できる。
3. ユーザインタフェースを使って簡単なソフトウエアを作成できる。
4. 現象をモデル化したシミュレーションを理解し,応用できる。
5. シミュレーションを応用し,簡単なゲームソフトを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コントロールの動きを理解し,マクロの中で使用できる。コントロールの動きを理解し,説明できる.コントロールの動きを理解することが困難である。
評価項目2マクロを使ったユーザインターフェースを作成できるマクロを使ったユーザインターフェースを理解し,説明できる.マクロを使ったユーザインターフェースを理解することが困難である.
評価項目3ユーザインタフェースを使って簡単なソフトウエアを作成できる。ユーザインタフェースを使った簡単なソフトウエアを理解し,説明できる.ユーザインタフェースを使って簡単なソフトウエアを理解することが困難である。
評価項目4現象をモデル化したシミュレーションを理解し,応用できる。現象をモデル化したシミュレーションを理解し,説明できる。現象をモデル化したシミュレーションを理解することが困難である。
評価項目5 シミュレーションを応用し,簡単なゲームソフトを作成できる。 シミュレーションを応用し,簡単なゲームソフトを理解し,説明できる。 シミュレーションを応用し,簡単なゲームソフトを理解することが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
表計算ソフトのマクロを用いたプログラミングの作法に必要な基礎知識ならびに専門的知識を学習する。さらに,それらの知識や技術を応用して独自のテーマに基づいたソフトウエアを作成する。この過程を通してソフトウエアを創造し,開発上の問題を発見して解決していく能力を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
マクロの基本を理解していること。ソフトウエアを理解するために例題を数多く実施するので,必ず自分でやってみる。課題問題を課すので,必ず自分でやって提出する。
課題問題を課すので,必ず自分でやって提出する。例題で作成したプログラムならびにそれ実行した結果や課題演習の結果を提出する。
自作したソフトウエア,およびその仕様書,使用法などを記したレポートを提出し,その評価をもって学期末試験とする。
関連科目:コンピュータリテラシー,情報処理
注意点:
中間試験,前期末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),課題演習(20%)
なお,期末試験は自作したソフトウエアによって評価する。
成績基準として50点以上を合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コントロールの制御 コントロールについて理解する.
2週 コントロールの制御 コントロールを作成して,入出力を行える.
3週 コントロールの制御 イベントプロシージャを理解して,作成することができる.
4週 コントロールの制御 イベントプロシージャを使って簡単なソフトウェアを作成できる.
5週 コントロールの制御 画像の貼り付けと制御を理解して,簡単なソフトウェアを作成できる.
6週 ソフトウエアの例題 簡単な計算ゲームを作成できる.
7週 ソフトウエアの例題 簡単なデータベースソフトウェアを作成できる.
8週 ソフトウエアの例題 モンテカルロシミュレーションを理解して説明できる.
2ndQ
9週 ソフトウエアの例題 グラフィックスの基礎を理解して説明できる.
10週 ソフトウエアの例題 モンテカルロシミュレーションを応用したソフトウェアを作成できる.
11週 ソフトウエアの例題 モンテカルロシミュレーションを応用したゲームを作成できる.
12週 ソフトウエアの例題 モンテカルロシミュレーションを応用したゲームを作成できる.
13週 ソフトウエアの作成 オリジナルなゲームを構想,設計できる.
14週 ソフトウエアの作成 オリジナルなゲームを構想,設計に従って,ソフトウェアを作成できる.
15週 ソフトウエアの作成 オリジナルなゲームを構想,設計に従って,ソフトウェアを作成できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000