到達目標
1.鋼構造の特徴がわかる。
2.鋼材の性質がわかる。
3.形鋼が使える。
4.鋼橋の部材名称とその役割がわかる。
5.主げたの断面力が算出できる。
6.許容応力度が算出できる。
7.主げたの作用応力度が計算できる。
8.主げたの照査ができる。
9.補剛材の役割を理解できる。
10.座屈が理解できる。
11.疲労が理解できる。
12.部材の終局状態がわかる。
13.複合構造がわかる。
14.接合が分かる。
15.荷重から断面力を求めることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目 1~12、15 | 主桁の設計を理解している | 主桁の設計の基本的事項を理解している | 主桁の設計の基本的事項の理解が不足している |
到達目標
項目 13 | 複合構造の設計を理解している | 複合構造の設計の基本的事項を理解している | 複合構造の設計の基本的事項の理解が不足している |
到達目標
項目 14 | 接合の設計を理解している | 接合の設計の基本的事項を理解している | 接合の設計の基本的事項の理解が不足している |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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本科学習目標 3
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(土木工学)
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教育方法等
概要:
鋼構造物の設計法を、具体的な構造物例として鋼橋を取り上げて学習する。鋼構造学では設計に必要な基礎的知識を把握させると共に,構造力学で学んだ知識との結合をはかる。そして,プレートガーダー橋の設計法の概略を修得させ,橋梁の設計を通して,物づくりの重要性を理解させる。また,維持管理についても学習する。 さらに計画、設計、施工まで構造物供用までの一連の流れについても学習する。
この科目は企業で橋梁の設計および維持管理を担当していた教員が,その経験を活かし,橋梁の特徴や構造および最新の設計手法について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】到達目標の達成度を見るために,随時,演習課題を与える。 長期休暇時に課題を与える。
【関連科目】構造力学I,構造力学II,構造力学III,環境都市工学設計製図Ⅰ
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
構造力学Ⅰ,構造力学Ⅱの復習をしておくこと。
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として,最終成績で60点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験を実施する。
[前期末成績]前期中間試験(32%),前期末試験(48%),課題(20%), 授業態度および課題の提出状況を評価する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
鋼構造総論、荷重 |
鋼構造総論について内容を理解し説明でき、荷重について内容を理解し説明できる
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2週 |
影響線、鋼材の力学特性 |
影響線について内容を理解し説明でき、鋼材の力学的特性について内容を理解し説明できる
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3週 |
プレートガーダー橋(概論)、座屈 |
プレートガーダー橋について内容を理解し説明でき、座屈について内容を理解し説明できる
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4週 |
疲労、プレートガーダー橋(概論) |
疲労について内容を理解し説明でき、プレートガーダー橋について内容を理解し説明できる
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5週 |
主桁の断面諸量、応力照査 |
主桁の断面諸量について内容を理解し説明でき、応力照査について内容を理解し説明できる
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6週 |
補剛材、横構,対傾構 |
補剛材について内容を理解し説明でき、横構,対傾構について内容を理解し説明できる
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7週 |
部材の接合、そり,たわみ |
部材の接合について内容を理解し説明でき、そり,たわみについて内容を理解し説明できる
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8週 |
前期復習、トラス橋(概論) |
プレートガーダー橋全体について内容を理解し説明でき、トラス橋の概要について内容を理解し説明できる
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2ndQ |
9週 |
トラス橋(間接載荷と支点反力)、トラス橋(部材力) |
トラス橋の間接載荷と支点反力について内容を理解し説明でき、トラス橋の部材力について内容を理解し説明できる
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10週 |
トラス橋(影響線)、トラス橋(設計) |
トラス橋の影響線について内容を理解し説明でき、トラス橋の設計について内容を理解し説明できる
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11週 |
合成げた(概論)、合成げた(断面諸量) |
合成げたの概要について内容を理解し説明でき、合成げたの断面諸量について内容を理解し説明できる
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12週 |
合成げた(応力,ひずみ分布)、合成げた(設計) |
合成げたの応力,ひずみ分布について内容を理解し説明でき、合成げたの設計について内容を理解し説明できる
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13週 |
接合法(概論)、接合法(高力ボルト継手) |
接合法の概論について内容を理解し説明でき、接合法のうち高力ボルト継手について内容を理解し説明できる
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14週 |
接合法(高力ボルト継手の設計)、接合法(溶接) |
接合法のうち高力ボルト継手の設計について内容を理解し説明でき、接合法のうち溶接について内容を理解し説明できる
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15週 |
接合法(溶接・疲労設計)、後期復習 |
接合法のうち溶接・疲労設計について内容を理解し説明でき、鋼構造物全般について内容を理解し説明できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 鋼構造物の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | |
橋の構成、分類について、説明できる。 | 4 | |
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。 | 4 | |
各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。 | 4 | |
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。 | 4 | |
接合の定義・機能・種類、溶接と高力ボルト接合について、説明できる。 | 4 | |
鋼桁橋(プレートガーダー橋)の設計の概要、特徴、手順について、説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |