到達目標
1.社会資本の現状と維持管理工学の必要性を理解し、説明できる。
2.社会基盤施設の劣化を理解し、その特徴を説明できる。
3.劣化した社会基盤施設の対策について説明できる。
4.維持管理工学の内容を理解し、さら維持管理工学における情報セキュリティに関する内容を理解し、説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目 1,4 | 維持管理工学及び情報セキュリティ技術の必要性と内容を理解している | 維持管理工学及び情報セキュリティ技術の必要性と内容の基本的事項を理解している | 維持管理工学及び情報セキュリティ技術の必要性と内容の基本的事項を理解していない |
到達目標
項目 2 | 社会基盤施設の劣化の特徴を理解している | 社会基盤施設の劣化の特徴の基本的内容を理解している | 社会基盤施設の劣化の特徴の基本的内容を理解していない |
到達目標
項目 3 | 劣化した社会基盤施設の対策を理解している | 劣化した社会基盤施設の対策の基本的内容を理解している | 劣化した社会基盤施設の対策の基本的内容を理解していない |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(土木工学)
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教育方法等
概要:
現在までに多くの建設構造物が社会資本としてストックされている。現在の低成長時代においては、社会資本ストックをできる限る小さい負担で維持し保全することが求められている。一方で維持管理においてのIoT技術の開発も求められている。したがって、その合理的であるとともに効率的な維持管理及び情報セキュリティに関する知識や技術について学習することによって、各種建設構造物を健全かつ機能的に永く保全するための課題解決の方法を知り、必要な基礎学力を身につける。
この科目は企業で橋梁の設計および維持管理を担当していた教員が,その経験を活かし,橋梁やコンクリート構造物の点検および診断等の維持管理手法ついて講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
【関連科目】コンクリート工学、鋼構造学
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
社会資本(インフラ)の整備や劣化・事故・IoTに関する報道や社会状況に対して、常に注意や関心を持っていて欲しい。
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として,最終成績で60点以上を合格とする.
授業時の態度も合わせて評価する。課題の提出状況を評価する.
[前期末成績]前期中間試験(32%),前期末試験(48%),課題(20%)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
概要 |
社会基盤施設維持管理の現状と課題について理解し説明できる
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2週 |
IoTおよびIoT技術の現状と情報セキュリティ |
IoT教材を利用した計測機器の緊急時の対応およびIoT技術の現状と情報セキュリティについて理解し説明できる
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3週 |
舗装の維持管理 |
舗装の維持管理の基礎知識について理解し説明できる
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4週 |
舗装の劣化と破損 |
舗装の劣化と破損のメカニズムについて理解し説明できる
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5週 |
舗装の設計 |
舗装の路面設計と構造設計について理解し説明できる
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6週 |
舗装の評価 |
舗装の路面評価と構造評価と構造設計について理解し説明できる
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7週 |
舗装の補修技術 |
舗装の補修技術・舗装管理システム(PMS)について理解し説明できる
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8週 |
鋼構造物の維持管理の概要 |
鋼構造物の維持管理の基礎知識について理解し説明できる
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2ndQ |
9週 |
鋼構造物の防食(1) |
鋼構造物の防食について理解し説明できる
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10週 |
鋼構造物の防食(2) |
鋼構造物の防食について理解し説明できる
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11週 |
鋼構造物の疲労対策(1) |
鋼構造物の疲労対策について理解し説明できる
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12週 |
鋼構造物の疲労対策(2) |
鋼構造物の疲労対策について理解し説明できる
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13週 |
コンクリート構造物の維持管理 |
コンクリート構造物の維持管理について理解し説明できる
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14週 |
コンクリート構造物の維持管理(2) |
コンクリート構造物の維持管理について理解し説明できる
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15週 |
前期復習 |
維持管理全般について理解し説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 4 | |
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |