環境システム工学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境システム工学
科目番号 17620 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 環境衛生工学(コロナ社)
担当教員 小杉 優佳

到達目標

1.環境基本法、環境関連法の概要を理解できる。
2.最近の環境問題について理解できる。
3.環境管理手法について理解できる。
4.上水道の目的・意義を理解できる。
5.上水道の構成の概要を理解できる。
6.上水処理の基本事項、概要を理解できる。
7.下水道の目的・意義を理解できる。
8.下水道の構成の概要を理解できる。
9.下水処理の基本事項、概要を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境基本法、環境関連法の概要を理解できる。環境基本法、環境関連法の概要の基本を理解できる。環境基本法、環境関連法の概要を理解できず、説明できない。
評価項目2最近の環境問題について理解できる。最近の環境問題についての基本を理解できる。最近の環境問題を理解できず、説明できない。
評価項目3環境管理手法について理解できる。環境管理手法についての基本理解できる。環境管理手法を理解できず、説明できない。
評価項目4上水道の目的・意義を理解できる。上水道の目的・意義の基本を理解できる。上水道の目的・意義を説明できない。
評価項目5上水道の構成の概要を理解できる。上水道の構成の概要の基本を理解できる。上水道の構成の概要を説明できない。
評価項目6上水処理の基本事項、概要を理解できる。上水処理の基本事項、概要の基本を理解できる。上水処理の基本事項、概要を説明できない。
評価項目7下水道の目的・意義を理解できる。下水道の目的・意義の基本を理解できる。下水道の目的・意義を説明できない。
評価項目8下水道の構成の概要を理解できる。下水道の構成の概要の基本を理解できる。下水道の構成の概要を説明できない。
評価項目9下水処理の基本事項、概要を理解できる。下水処理の基本事項、概要の基本を理解できる。下水処理の基本事項、概要を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
環境汚染の現状を学び、技術者として必要な基礎学力と専門知識を身につける。環境汚染対策技術や法令を学び、幅広い視点から自らの立場を理解し、社会や環境に配慮できる素養を身につける。
授業の進め方・方法:
基本的に講義を行うが、適宜必要な演習問題や課題を与える。
注意点:
復習を心がけ、疑問点は授業時間内や放課後に積極的に質問すること。
多くの演習を行うので、必ず自分で解いてみること。
最近の環境問題を知り、自分の意見を考えること。

【評価方法】
中間試験、期末試験を実施する
 【前期】定期試験80%、課題20%
 【後期】定期試験80%、課題20%
評価基準として、成績50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要 環境基本法、環境関連法の概要を理解できる。
2週 環境衛生工学の歴史 環境基本法、環境関連法の概要を理解できる。
3週 環境の現状 最近の環境問題について理解できる。
4週 環境基準 環境管理手法について理解できる。
5週 水道の目的と種類 上水道の目的・意義を理解できる。
6週 水量と水質 上水道の構成の概要を理解できる。
7週 水源と取水 上水道の構成の概要を理解できる。
8週 導水と送水 上水道の構成の概要を理解できる。
2ndQ
9週 浄水方法の種類(1) 上水処理の基本事項、概要を理解できる。
10週 浄水方法の種類(2) 上水処理の基本事項、概要を理解できる。
11週 配水 上水道の構成の概要を理解できる。
12週 給水 上水道の構成の概要を理解できる。
13週 上水道の維持管理 上水道の目的・意義を理解できる。
14週 演習
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 下水道の目的と種類 下水道の目的・意義を理解できる。
2週 下水道計画 下水道の目的・意義を理解できる。
3週 管理施設 下水道の構成の概要を理解できる。
4週 ポンプ場施設 下水道の構成の概要を理解できる。
5週 水質指標 下水処理の基本事項、概要を理解できる。
6週 処理方式の種類(1) 下水処理の基本事項、概要を理解できる。
7週 処理方式の種類(2) 下水処理の基本事項、概要を理解できる。
8週 バイオマスエネルギー 下水処理の基本事項、概要を理解できる。
4thQ
9週 下水の高度処理 下水処理の基本事項、概要を理解できる。
10週 下水道の維持管理 下水道の目的・意義を理解できる。
11週 下水道整備 下水道の目的・意義を理解できる。
12週 水環境 最近の環境問題について理解できる。
13週 大気環境、音環境 最近の環境問題について理解できる。
14週 演習
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000