到達目標
1.水質汚濁と水質指標について説明できる。
2.上水道の役割と施設を説明できる。
3.上水処理の基本事項と概要を理解できる。
4.下水道の役割と施設を理解できる。
5.下水処理の基本事項と概要を理解できる。
6.環境影響評価法の背景,制度について説明できる。
7.生活環境関連の項目,関連法による基準、調査・予測手法・留意点について説明できる。
8.自然環境関連の項目,関連法による基準、調査・予測手法・留意点について説明できる。
9.開発事業における環境影響を適切に判断し,環境評価項目の設定,環境配慮が検討できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1,2,3 | 上水道について理解し,詳しく説明できる。 | 上水道について理解し,説明できる。 | 上水道について説明できない。 |
評価項目1,4,5 | 下水道について理解し,詳しく説明できる。 | 下水道について理解し,説明できる。 | 下水道について説明できない。 |
評価項目6 | 環境影響評価法について理解し,詳しく説明できる. | 環境影響評価法について理解し,説明できる. | 環境影響評価法について理解し,説明できない. |
評価項目7,8 | 生活環境項目と自然環境項目について理解し,詳しく説明できる. | 生活環境項目と自然環境項目について理解し,説明できる. | 生活環境項目と自然環境項目について理解し,詳しく説明できない. |
評価項目9 | 環境評価について理解し,詳しく説明できる. | 環境評価について理解し,説明できる. | 環境評価について理解し,説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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本科学習目標 3
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(土木工学)
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教育方法等
概要:
水環境問題を含め,上下水道施設の役割や施設を学び,その用途や目的を理解する.
土木・建設の開発事業の際に検討が必要な環境配慮について,その考え方・調査方法・評価方法について実務事例を踏まえながら学び,環境配慮の検討ができる知識を習得する.
この科目は,環境評価手法等について講義形式で授業を行うものである.後期の15週は,企業で環境評価を担当していた者が担当する.
授業の進め方・方法:
基本的に講義を行うが,適宜必要な演習問題や課題を与える.
注意点:
復習を心がけ,疑問点は授業時間内や放課後に積極的に質問すること.
多くの演習を行うので,必ず自分で解いてみること.
最近の環境問題を知り,自分の意見を考えること.
【評価方法】
前期:中間試験,期末試験を実施する
定期試験80%,課題20%
後期:小テスト,課題発表を実施する
小テスト50%,課題30%,課題発表20%
最終評価は,前期50%,後期50%とする.
評価基準として、成績60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
水道の役割と種類 |
水道の役割、種類を説明できる。
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2週 |
上水道計画 |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。
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3週 |
水源と取水施設 |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。
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4週 |
浄水施設(1) |
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。
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5週 |
浄水施設(2) |
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。
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6週 |
浄水施設(3) |
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。
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7週 |
上水道の維持管理 |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。
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8週 |
下水道の役割と種類 |
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。
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2ndQ |
9週 |
下水道計画 |
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。
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10週 |
水質指標 |
微生物の定義(分類、構造、機能等)を説明できる。
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11週 |
下水処理施設(1) |
微生物の定義(分類、構造、機能等)を説明できる。
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12週 |
下水処理施設(2) |
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。
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13週 |
高度処理と汚泥処理 |
汚泥処理・処分について、説明できる。
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14週 |
下水道の維持管理 |
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「環境」とは何か |
本講義で対象とする「環境」を理解できる
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2週 |
公害問題、環境問題についての歴史、経緯等 |
公害問題、環境問題についての歴史、経緯等を把握する
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3週 |
建設事業における環境影響を考える |
建設事業における環境影響を検討できる
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4週 |
環境影響評価制度と流れ |
環境影響評価制度について理解できる
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5週 |
生活環境調査(1) |
生活環境の現地調査の方法と留意点が理解できる
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6週 |
生活環境調査(2) |
生活環境調査結果の評価ができる
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7週 |
生活環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策 |
生活環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策が理解できる
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8週 |
自然環境調査(1) |
自然環境の現地調査の方法と留意点が理解できる
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4thQ |
9週 |
自然環境調査(2) |
自然環境調査結果の評価ができる
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10週 |
自然環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策 |
自然環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策が理解できる
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11週 |
演習課題についての説明・質疑応答 |
演習課題について検討・理解ができる
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12週 |
課題発表と意見交換(1) |
開発事業の環境影響について、項目設定、環境配慮が理解できる
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13週 |
課題発表と意見交換(2) |
開発事業の環境影響について、項目設定、環境配慮が理解できる
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14週 |
後期復習 |
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 65 | 0 | 0 | 0 | 35 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 65 | 0 | 0 | 0 | 35 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |