到達目標
1.ネットワークの基本的な考え方を理解し,説明できる。
2.作業リストから簡単なネットワークを作成でき,クリティカルパスを求めることができる。
3.ネットワークを適切に活用できる。
4.線形計画法の基本的な考え方を理解し,説明できる。
5.簡単な線形計画の問題を解くことができる。
6.基本的な統計の考え方を理解し,説明できる。
7.品質管理の手法を理解し,簡単な問題について活用できる。
8.重回帰分析の基本的な考え方を理解し,応用できる。
9.主成分分析の基本的な考え方を理解し,応用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1,2,3 | ネットワーク,CPMの原理を理解し,簡単な事例に応用できる. | ネットワーク,CPMの原理を理解し,説明できる. | ネットワーク,CPMの原理を理解することが困難である. |
評価項目4,5 | 線形計画法の原理を理解し,簡単な事例に応用できる. | 線形計画法の原理を理解し,説明できる. | 線形計画法の原理を理解することが困難である. |
評価項目6,7 | 統計の原理を理解し,品質管理の事例に応用できる. | 統計の原理を理解し,品質管理を説明できる. | 統計の原理や,品質管理を理解することが困難である. |
評価項目8 | 重回帰分析法の原理を理解し,簡単な事例に応用できる. | 重回帰分析法の原理を理解し,説明できる. | 重回帰分析法の原理を理解することが困難である. |
評価項目9 | 主成分分析の基本的な考え方を理解し,簡単な事例に応用できる。 | 主成分分析の基本的な考え方を理解し,応用できる。 | 主成分分析の基本的な考え方を理解することが困難である. |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
閉じる
本科学習目標 2
説明
閉じる
本科学習目標 3
説明
閉じる
創造工学プログラム A1
説明
閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学)
説明
閉じる
創造工学プログラム B2
説明
閉じる
教育方法等
概要:
環境都市工学にかかわる社会基盤施設は巨大なシステムであり,これらの計画,設計,施工,運営,維持管理にはシステム工学的なアプローチが必要である。本授業では計画や施工管理に必要な数理手法に関する基礎知識や,専門的知識を学習する。数理手法の現実問題への応用事例を学び,システムの計画,設計,解析を行う能力を養う。この学習を通して,社会のさまざまな現象を広い視点から理解することを学ぶ。
授業の進め方・方法:
ノートをしっかりとること.多くの演習を行うので,必ず自分でやってみること。課題演習の成果をレポートとして提出する。
事前事後学習など:理解を深めるため,課題を与えるので必ず提出すること。
関連科目:数学,都市交通計画,都市デザイン
注意点:
中間試験,前期末試験,学年末試験を実施する。
前期末:中間試験(40%),期末試験(40%),課題演習(20%)
学年末:中間試験(40%),期末試験(40%),課題演習(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ネットワークの記号と基本ルール |
ネットワークの記号と基本ルールを説明できる.
|
2週 |
作業リストとネットワーク |
作業リストとネットワークを説明できる.
|
3週 |
結合点時刻と作業時間 |
結合点時刻と作業時間を説明できる.
|
4週 |
フォローアップと配員計画 |
フォローアップと配員計画を説明できる.
|
5週 |
PERT |
PERTを説明できる.
|
6週 |
CPM |
CPMを説明できる.
|
7週 |
ネットワークの課題演習 |
簡単な事例のネットワークを作成できる.
|
8週 |
線形計画法の考え方と定式化 |
線形計画法の考え方と定式化を説明できる.
|
2ndQ |
9週 |
図形法による解法 |
図形法による解法を使うことができる.
|
10週 |
シンプレックス法による解法 |
シンプレックス法による解法を使うことができる.
|
11週 |
シンプレックス法による解法 |
シンプレックス法による解法を使うことができる.
|
12週 |
双対問題 |
双対問題を説明できる.
|
13週 |
品質管理の歴史と考え方 |
品質管理の歴史と考え方を説明できる.
|
14週 |
品質管理の手法 |
品質管理の手法を説明できる.
|
15週 |
前期復習 |
品質管理の簡単な事例を説明できる.
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
確率統計の基礎 |
確率統計の基礎を説明できる.
|
2週 |
計量値の分布 |
計量値の分布を説明できる.
|
3週 |
計数値の分布 |
計数値の分布を説明できる.
|
4週 |
点推定と区間推定 |
点推定と区間推定を説明できる.
|
5週 |
管理図による品質管理 |
管理図による品質管理を説明できる.
|
6週 |
品質検査(1) |
品質検査を説明できる.
|
7週 |
品質検査(2) |
品質検査を説明できる.
|
8週 |
単回帰分析 |
単回帰分析を説明できる.
|
4thQ |
9週 |
単回帰分析の課題演習 |
単回帰分析を簡単な事例に応用できる.
|
10週 |
重回帰分析 |
重回帰分析を説明できる.
|
11週 |
重回帰分析の課題演習 |
重回帰分析を簡単な事例に応用できる.
|
12週 |
主成分分析 |
主成分分析を説明できる.
|
13週 |
主成分分析の課題演習 |
主成分分析を簡単な事例に応用できる.
|
14週 |
総復習 |
学習したことを説明できる.
|
15週 |
課題演習 |
学習したことを簡単な事例に応用できる.
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |