到達目標
1.交通計画の基本的な考え方を理解し,主要な専門用語を説明できる。
2.交通需要予測に関する知識を習得する。
3.交通行動モデルの知識を習得する。
4.政策・事業の評価方法を習得する。
5.都市計画の基本的な考え方を理解し,主要な専門用語を説明できる。
6.都市計画の歴史を説明できる。
7.計画手法と計画の策定手順について説明できる。
8.土地利用,市街地整備,都市施設の計画について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 交通計画を理解し,計画の意義を説明できる。 | 交通計画の基本を理解し,説明できる。 | 交通計画の基本を理解せず,説明できない。 |
到達目標
項目2,3,4 | 四段階推定法を理解し,計算することができる。 | 四段階推定法を理解し,説明することができる。 | 四段階推定法を理解せず,説明することができない。 |
到達目標
項目5,6,7,8 | 都市計画に関する専門用語を理解し,説明することができる。 | 都市計画に関する基本的な専門用語を理解し,説明することができる。 | 都市計画に関する基本的な専門用語を理解せず,説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
閉じる
本科学習目標 2
説明
閉じる
本科学習目標 3
説明
閉じる
創造工学プログラム A1
説明
閉じる
創造工学プログラム B1
説明
閉じる
創造工学プログラム B2
説明
閉じる
教育方法等
概要:
わが国では,市街地の無秩序な拡大,中心市街地の衰退,過度な自動車利用による公共交通サービス水準の低下などの,都市と交通に関わる様々な問題が顕在化している。本授業では,このような問題を解決する上で必要となる,都市・交通計画に関わる理論・手法・制度などの専門的知識を習得する。
授業の進め方・方法:
交通計画と都市計画について講義,演習で学ぶ。
【事前事後学習など】疑問点は,授業時間内や放課後に積極的に質問すること。都市・交通計画に関する身の回りの出来事に関心を持ってほしい。講義後に講義内容,配布資料や演習の復習を行うこと
【関連科目】計画数理,国土・地域計画,交通システム・都市施設デザイン
注意点:
【評価方法・評価基準】
中間試験,前期末,学年末試験を実施する。
前期末:中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)
学年末:中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
交通計画の意義 |
交通の定義,交通計画の意義を理解し,説明することができる。
|
2週 |
都市交通の実態 |
これまでの都市交通の実態,および近年の交通実態を理解し,説明することができる。
|
3週 |
計画の策定プロセス |
交通計画の策定プロセスの一連の流れを理解し,説明することができる。
|
4週 |
交通調査の方法 |
様々な交通調査の内容を理解し,説明することができる。
|
5週 |
交通需要予測の方法 |
四段階推定法を理解し,説明することができる。
|
6週 |
発生・集中交通量の予測 |
発生・集中交通量の予測手法を理解し,実際に計算することができる。
|
7週 |
分布交通量の予測 |
分布交通量の予測手法を理解し,実際に計算することができる。
|
8週 |
分担交通量の予測 |
分担交通量の予測手法を理解し,実際に計算することができる。
|
2ndQ |
9週 |
配分交通量の予測 |
配分交通量の予測手法を理解し,実際に計算することができる。
|
10週 |
交通行動モデル |
非集計行動モデルについて理解し,説明することができる。ロジットモデルを理解し,計算することができる。
|
11週 |
政策・事業の評価方法 |
費用便益分析について理解し,実際に計算することができる。
|
12週 |
道路の計画 |
道路計画の歴史や,計画手法を理解し,説明することができる。
|
13週 |
公共交通の計画 |
バス,鉄道網の計画の歴史や,計画手法を理解し,説明することができる。
|
14週 |
交通と環境 |
交通と環境の関係を理解し,環境負荷を低減するための方法を説明することができる。
|
15週 |
前期復習 |
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
都市計画の意義 |
都市の定義,都市計画の意義を理解し,説明することができる。
|
2週 |
都市が抱える課題 |
社会問題に対応として都市計画がなされたことを理解し,説明することができる。
|
3週 |
都市計画の歴史 |
これまでの都市計画の一連の流れを理解し,説明することができる。
|
4週 |
都市のマスタープラン |
都市計画マスタープランについて理解し,マスタープランの必要性を説明することができる。
|
5週 |
土地利用の計画(1) |
都市計画区域,市街化区域,市街化調整区域を理解し,説明することができる。
|
6週 |
土地利用の計画(2) |
区域区分,用途地域を理解し,説明することができる。
|
7週 |
市街地整備の計画と事業(1) |
市街地開発事業を理解し,説明することができる。
|
8週 |
市街地整備の計画と事業(2) |
土地区画整理事業,市街地再開発事業などの事業について理解し,説明することができる。
|
4thQ |
9週 |
都市施設の計画と整備 |
都市施設の種類と内容を理解し,説明することができる。
|
10週 |
都市の防災計画 |
防災計画について理解し,説明することができる。
|
11週 |
緑地・公園の計画,景観計画 |
緑地,公園の計画の基礎を理解し,公園の配置モデルについて説明することができる。
|
12週 |
都市環境の計画 |
都市環境の問題を理解し,説明することができる。
|
13週 |
参加・協働のまちづくり |
住民参加型のまちづくりについて理解し,その必要性について説明することができる。
|
14週 |
都市計画の今後の展望 |
現在の都市計画の課題について理解し,これからの計画のあり方を説明することができる。
|
15週 |
後期復習 |
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |