国土・地域計画

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国土・地域計画
科目番号 17680 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新谷洋二・高橋洋二・岸井隆幸・大沢昌玄共著 「都市計画(四訂版)」 コロナ社
担当教員 寺山 一輝

到達目標

1.国土・地域計画の基本的な考え方を理解し,主要な専門用語を説明できる。
2.国土計画の歴史と現状を説明できる。
3.国土づくりに関わる基本的な施策を説明できる。
4.幹線交通の整備計画に関する知識を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1国土・地域計画の必要性について理解し,それらの意義を説明することができる。国土・地域計画の必要性について理解し,説明することができる。国土・地域計画の必要性を理解せず,説明することができない。
到達目標 項目2,3国土計画の歴史や具体的な施策を説明することができる。国土計画の歴史を説明することができる。国土計画の歴史を説明することができない。
到達目標 項目4幹線交通の整備計画を理解し,説明することができる。幹線交通の整備計画に関する基本な用語を理解し,説明することができる。幹線交通の整備計画に関する基本な用語を理解せず,説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
わが国では,急激な人口減少・少子高齢化や,巨大災害の切迫,地球温暖化などの課題に対応することができる国土づくりが求められている。本授業では,こうした課題を解決するために必要となる,国土・地域計画に関する基礎学力・専門的知識を養う。
授業の進め方・方法:
国土・地域計画について講義・演習で学ぶ。
【事前事後学習など】到達目標の達成度をみるため,随時,課題を与える。 講義後に講義内容,配布資料や演習の復習を行うこと。様々な社会情勢に目を向け,絶えず問題意識を持って,今後の国土づくりのあり方を考えてほしい。
【関連科目】都市・交通計画,交通システム・都市施設デザイン
注意点:
【評価方法・評価基準】
中間試験,学年末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 国土計画・地域計画の意義 国土計画・地域計画の意義を理解し,説明することができる。
2週 わが国における国土計画の歴史 国土計画の歴史を理解し,説明することができる。
3週 国土・地域計画の現状と抱える課題 わが国の社会問題を理解し,国土計画を策定することの必要性を説明することができる。
4週 わが国における国土計画の体系 国土計画に位置づけを理解し,説明することができる。
5週 国土計画における基本的な施策(地域整備) これまでの地域整備に関する施策を理解し,説明することができる。
6週 国土計画における基本的な施策(産業,文化・観光) これまでの産業・文化・観光に関する施策を理解し,説明することができる。
7週 国土計画における基本的な施策(防災,環境) これまでの防災・環境に関する施策を理解し,説明することができる。
8週 幹線交通の整備計画(道路) 高速道路の整備計画について理解し,説明することができる。
4thQ
9週 幹線交通の整備計画(鉄道) 高速鉄道の整備計画について理解し,説明することができる。
10週 幹線交通の整備計画(港湾) 港湾の整備計画について理解し,説明することができる。
11週 幹線交通の整備計画(空港) 空港の整備計画について理解し,説明することができる。
12週 広域地方計画(1) 広域地方計画の意義を理解し,説明することができる。
13週 広域地方計画(2) 広域地方計画について調べ,それらを比較し,違いを説明することができる。
14週 諸海外の国土・地域計画 海外の国土・地域計画を理解し,わが国と比較し,その違いを説明することができる。
15週 復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000