到達目標
1.環境影響評価法の背景、制度について説明できる。
2.生活環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について説明できる。
3.自然環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について説明できる。
4.開発事業における環境影響を適切に判断し、環境評価項目の設定、環境配慮が検討できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 環境影響評価法の背景、制度について体系的に説明できる。 | 環境影響評価法の背景、制度について一通り理解できる。 | 環境影響評価法の背景、制度について理解できない。 |
到達目標2 | 生活環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について詳細に説明できる。 | 生活環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について概略を理解できる。 | 生活環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について理解できない。 |
到達目標3 | 自然環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について詳細に説明できる。 | 自然環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について概略を理解できる。 | 自然環境関連の項目、関連法による基準、調査・予測手法・留意点について理解できない。 |
到達目標4 | 開発事業における環境影響を適切に判断し、環境評価項目の設定、環境配慮が的確に検討できる。 | 開発事業における環境影響を概ね判断し、一般的な環境評価項目の設定、基本的な環境配慮が検討できる。
| 開発事業における環境影響を概ね判断し、一般的な環境評価項目の設定、環境配慮が検討できない。
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学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム B1専門(土木工学)
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教育方法等
概要:
これまで人の豊かな暮らしを支えるために、様々な開発事業が実施されてきた。しかしながら、発展の陰には様々な環境問題が生じ、それを解決しながら現在に至っている。今後も持続的発展を続けていくためには、環境影響を考え、開発事業を進めていくことが重要となっている。
本科目では、こうした点を踏まえて、土木・建設の開発事業の際に検討が必要な環境配慮について、その考え方・調査方法・評価方法について実務事例を踏まえながら学び、環境配慮の検討ができる知識を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
【授業の内容、事後学習など】
(1)環境影響評価全般、生活環境関連、自然環境関連に関わる多くの用語が出てくるので事後学習を行い、理解すること。
(2)配布テキストを通読・理解することでカバーできる。
(3)班編成を行い、各班に課題レポートを課し役割分担を行いレポートを作成・提出させる。
(4)班毎に課題レポートを発表させ、意見交換、議論により知識を高める。
(5)提出物は期日厳守で提出すること。
注意点:
【評価方法・評価基準】
・最終成績60点以上で合格とする。
・小テストを実施する。
・課題発表は、内容、説明方法、発表時間の厳守、質問への回答、質問内容・回数で評価する。
・小テスト(50%),課題レポート(30%),課題発表(20%)とする。
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
・多数の専門用語をしっかりと理解して覚える必要がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
「環境」とは何か |
本講義で対象とする「環境」を理解できる
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2週 |
公害問題、環境問題についての歴史、経緯等 |
公害問題、環境問題についての歴史、経緯等を把握する
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3週 |
建設事業における環境影響を考える |
建設事業における環境影響を検討できる
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4週 |
環境影響評価制度と流れ |
環境影響評価制度について理解できる
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5週 |
生活環境調査(1) |
生活環境の現地調査の方法と留意点が理解できる
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6週 |
生活環境調査(2) |
生活環境調査結果の評価ができる
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7週 |
生活環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策 |
生活環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策が理解できる
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8週 |
自然環境調査(1) |
自然環境の現地調査の方法と留意点が理解できる
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4thQ |
9週 |
自然環境調査(2) |
自然環境調査結果の評価ができる
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10週 |
自然環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策 |
自然環境調査結果に基づく予測・評価と保全対策が理解できる
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11週 |
演習課題についての説明・質疑応答 |
演習課題について検討・理解ができる
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12週 |
小テストの実施と解説 |
講義内容が理解できているかの確認
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13週 |
課題発表と意見交換(1) |
開発事業の環境影響について、項目設定、環境配慮が理解できる
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14週 |
課題発表と意見交換(2) |
開発事業の環境影響について、項目設定、環境配慮が理解できる
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 20 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |