地盤工学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 地盤工学
科目番号 17880 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 岡 二三生・白土博通・細田 尚「土質力学概論」(実教出版)/ 教材等: 関連のプリントを配布する。
担当教員 重松 宏明

到達目標

1.地盤の支持力算定法を理解し,計算できる。
2.地盤の生成や堆積環境,地層構造などを理解し,説明できる。
3.地盤諸問題を理解し,説明できる。
4.土工を理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1地盤の支持力算定法を理解し,計算できる。地盤の支持力算定法を概ね理解し,基本的な計算ができる。地盤の支持力算定法を理解しておらず,計算もできない。
到達目標 項目2地盤の生成や堆積環境,地層構造などを理解し,説明できる。地盤の生成や堆積環境,地層構造などを概ね理解し,基本的な説明ができる。地盤の生成や堆積環境,地層構造などを理解しておらず,説明もできない。
到達目標 項目3地盤諸問題を理解し,説明できる。地盤諸問題を概ね理解し,基本的な説明ができる。地盤諸問題を理解しておらず,説明もできない。
到達目標 項目4土工を理解し,説明できる。土工を概ね理解し,基本的な説明ができる。土工を理解しておらず,説明もできない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では,「土質力学I」および「土質力学II」で修得した土の力学に関する専門工学の知識を使って,地盤に関連する様々な問題を解決し,幅広い視点から社会や環境に配慮できる能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】理解度を確認するため,随時演習課題を与える。
【関連科目】土質力学I,土質力学II,環境都市工学実験I,環境都市工学実験II,環境都市工学実験III
注意点:
・関数電卓を持参すること。
・定期試験直前の学習のみでなく,平常時の復習が大切です。
・課題のレポートは必ず提出すること。
【評価方法・評価基準】
前期中間試験(40%),前期末試験(40%)および課題提出(20%)
評価基準として,60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 基礎工 到達目標 項目1
3週 支持力算定(1) 到達目標 項目1
4週 支持力算定(2) 到達目標 項目1
5週 支持力算定(3) 到達目標 項目1
6週 支持力算定(4) 到達目標 項目1
7週 演習 到達目標 項目1
8週 地盤の生成 到達目標 項目2
2ndQ
9週 地盤の堆積環境 到達目標 項目2
10週 地盤調査 到達目標 項目2
11週 地層構造 到達目標 項目2
12週 地盤の諸問題 到達目標 項目3
13週 土工(1) 現場見学 到達目標 項目4
14週 土工(2) 現場見学 到達目標 項目4
15週 前学期の復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野地盤基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。4
飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。4
地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。4
地盤調査の分類と内容について、説明できる。4
施工・法規土工の目的と施工法について、説明できる。4
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。4
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000