廃棄物処理工学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 廃棄物処理工学
科目番号 17890 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 環境省ホームページ > 環境再生・資源循環 http://www.env.go.jp/recycle/
担当教員 髙野 典礼

到達目標

1.循環型社会の背景や理念を理解し、説明できる。
2.廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
3.物質フロー指標について理解し、説明できる。
4.廃棄物処理センター制度を理解し、説明できる。
5.廃棄物処理に関する統計・状況について理解し、説明できる。
6.廃棄物・リサイクルに関する条例等を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1循環型社会の理念を理解し、説明できる。現状の社会背景を説明できる。循環型社会の背景や理念を理解せず、説明できない。
到達目標2-6廃棄物の統計・状況について法制度や条例等を理解し、説明できる。廃棄物の法制度について理解し、説明できる。廃棄物の法制度について理解せず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム A1 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
廃棄物の発生から処分までが、どのような理念・仕組み・技術で行われているかを理解し、基礎工学(材料バイオ系)や専門工学の知識と課題解決能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
廃棄物の処分方法について行政と住民の合意形成を図るロールプレイングを行う。
【関連科目】
環境システム工学,環境都市施設工学,環境保全工学,循環型社会システム工学
注意点:
【評価方法・評価基準】
レポート(100%)
「成績の評価基準として60点以上を合格とする。」
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
環境省のホームページ、廃棄物・リサイクル対策の項を参考に学習を進める。

テスト

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概説
循環型社会の背景や理念を理解し、説明できる。
2週 循環型社会形成推進基本法
循環型社会の背景や理念を理解し、説明できる。
3週 廃棄物の法制度
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
4週 循環型社会形成推進基本計画及びその点検結果
循環型社会の背景や理念を理解し、説明できる。
5週 循環型社会白書
循環型社会の背景や理念を理解し、説明できる。
6週 物質フロー指標と取組指標
物質フロー指標について理解し、説明できる。
7週 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
8週 廃棄物処理基本方針・廃棄物処理施設整備計画
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
4thQ
9週 特別管理廃棄物規制の概要
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
10週 廃棄物熱回収施設設置者認定制度
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
11週 広域認定・再生利用認定
廃棄物の法制度について理解し、説明できる。
12週 廃棄物処理センター制度
廃棄物処理センター制度を理解し、説明できる。
13週 廃棄物処理に関する統計・状況
廃棄物処理に関する統計・状況について理解し、説明できる。
14週 都道府県・政令市における廃棄物・リサイクルに関する条例等
廃棄物・リサイクルに関する条例等を理解し、説明できる。
15週 復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00