交通システム・都市施設デザイン

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 交通システム・都市施設デザイン
科目番号 17910 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 金子雄一郎著 「交通計画学」 コロナ社
担当教員 寺山 一輝

到達目標

1.交通システム・都市施設に関する専門用語を説明できる。
2.道路ネットワークの設計に関する知識を習得する。
3.交通流の基本的な特性を説明できる。
4.都市施設へのアクセシビリティの評価が行える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1交通システム・都市施設に関する専門用語を理解し,説明できる。交通システム・都市施設に関する専門用語の基本を理解し,説明できる。交通システム・都市施設に関する専門用語の基本を理解せず,説明できない。
到達目標 項目2,3交通量,交通流の特性を理解し,説明できる。交通量,交通流の特性の基本を理解し,説明できる。交通量,交通流の特性の基本を理解せず,説明できない。
到達目標 項目4アクセシビリティの特性を理解し,計算することできる。アクセシビリティの特性を理解し,説明することができる。アクセシビリティの特性を理解せず,説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
交通システムと都市施設は,様々な都市活動を維持するために必要不可欠な社会基盤であり,持続可能なまちづくりを実現する上では,両者の連携が求められている。本授業では,個々の交通システム,都市施設の設計に関する専門的知識を習得するとともに,今後の持続可能なまちづくりのあり方について学習する。
授業の進め方・方法:
交通システム・都市施設デザイン,交通工学を講義,演習で学ぶ。
【事前事後学習など】疑問点は,授業時間内や放課後に積極的に質問すること。日ごろから交通手段・施設に関する話題に関心を持って,新聞などを通じて様々な情報を収集するように心掛けてほしい。
【関連科目】都市・交通計画,国土・地域計画,アーバンデザイン
注意点:
【評価方法・評価基準】
中間試験,前期末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 交通システムと都市施設デザイン システムと交通の関係,都市施設と交通の関係,都市計画と交通計画の関係性を理解し,説明できる。
2週 道路の設計(交通量) 交通量の特性を理解し,説明できる。
3週 道路の設計(交通量,交通流) 30番目時間交通量の特性および,交通流の基本特性を理解し,説明できる。
4週 道路の設計(交通流) 交通流の基本ダイアグラムを理解し,交通量,密度,速度の計算ができる。
5週 交通渋滞,信号制御 交通渋滞のメカニズム,信号制御の方法を理解し,説明できる。
6週 道路構造 道路構造に関する基礎知識を理解し,説明できる。
7週 ターミナルの整備(駅前広場) 駅前広場の基本的な設計方法を理解し,説明できる。
8週 ターミナルの整備(バス) バスターミナルの基本的な設計方法を理解し,説明できる。
2ndQ
9週 都市施ターミナルの整備(駐車場) 駐車場の設計方法を理解し,説明できる。
10週 都市施設の配置(商業,医療,厚生,福祉施設) 都市施設の配置に関する課題や,これからの配置のあり方について理解し,説明することができる。
11週 都市施設の配置(教育,文化施設) 都市施設の配置に関する課題や,これからの配置のあり方について理解し,説明することができる。
12週 都市施設へのアクセシビリティの評価(1) アクセシビリティの定義,アクセシビリティ指標について理解し,説明することができる。
13週 都市施設へのアクセシビリティの評価(2) アクセシビリティ指標を用いて,実際に計算し,利便性を評価することができる。
14週 今後のまちづくり・交通施策のあり方 現在におけるまちづくりの課題を理解したうえで,今後のまちづくりのあり方を考えることができる。
15週 復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000