英語表現II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 英語表現II
科目番号 20075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 「総合英語 FACTBOOK これからの英文法」「総合英語 FACTBOOK English Grammar Standard」「総合英語 FACTBOOK English Grammar Standard Workbook」(桐原書店)「DataBase 4500 5th Edition」(桐原書店)成田あゆみ著「ステップアップ式徹底攻略英作文 自由英作文編」(三省堂)
担当教員 鬼頭 美帆

到達目標

1.英語の基本的構造,語順等が理解できる。
2.英文の意味を正しく理解できる。
3.基本的な表現を英語に直すことができる。
4.準動詞を正しく理解し,適切に使い分けることができる。
5.関係詞の用法を理解し,適切に使うことができる。
6.基本的な比較表現を使いこなすことができ,慣用的比較表現の意味が理解できる。
7.直説法と仮定法の違いを理解し,適切に使い分けることができる。
8.強調,倒置,名詞構文,無生物主語などの様々な表現が理解でき,適切に用いることができる。
9.時制の一致を理解し,適切に使うことができる。
10.直接話法と間接話法の違いを理解し,適切に話法を転換することができる。
11.一般的な否定に加えて準否定,部分否定,二重否定,慣用表現,否定語を伴わない否定表現が理解できる。
12.一般的な疑問に加えて様々な疑問表現が理解できる。
13.名詞,冠詞,代名詞,形容詞,副詞,前置詞,接続詞などの品詞を理解し,適切に用いることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2, 3基礎的な文法事項や構文を理解し,活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文を理解し,おおむね活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目4不定詞・動名詞の用法を理解し,活用・運用することができる。不定詞・動名詞の用法を理解し,おおむね活用・運用することができる。不定詞・動名詞の用法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目4, 5分詞,関係詞の用法を理解し,活用・運用することができる。分詞,関係詞の用法を理解し,おおむね活用・運用することができる。分詞,関係詞の用法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目6, 7比較,仮定法を理解し,活用・運用することができる。比較,仮定法を理解し,おおむね活用・運用することができる。比較,仮定法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目8, 9, 10, 11, 12, 13様々な構文,品詞を理解し,活用・運用することができる。様々な構文,品詞を理解し,おおむね活用・運用することができる。様々な構文,品詞の理解および活用・運用ができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
どの言語にも,聞いたり読んだりして理解するための,あるいは会話をしたり,文章表現したりするための規則=文法がある。本授業では,英語の基本的な文法を理解し,日本語との相違を意識し確認することで,発展的な英文解釈および英作文を可能にする基礎学力の確立と,幅広い視点から自らの立場を理解し社会や環境に配慮できる能力の確立を目指す。
授業の進め方・方法:
文法の解説,演習を行う。
【事前事後学習など】適宜,課題を課す。 長期休業中に自習課題を与える。
【関連科目】基礎英語II
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。予習では教科書や参考書を参照し,自分が理解できる箇所と理解できない箇所を把握しておく。授業では,予習で学んだことへの理解を深めるとともに不明点の解消に努める。復習では,学んだ範囲が理解できているかを確認し,知識を定着させる。
授業には辞書(紙の辞書もしくは電子辞書)を必ず持参すること。
積極的に表現し,クラスメートの発言をしっかり聴き取ることで,コミュニケーション能力の向上に努めること。
TOEIC Bridge IPを11月に実施する。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
前期末成績:前期中間試験(40%),前期末試験(40%),小テスト・課題(20%)
学年末成績:後期の成績を後期中間試験(40%),学年末試験(40%),小テスト・課題・TOEIC Bridge IP(20%)で評価し,前期と後期の成績の平均を学年末の成績とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入,準動詞について,不定詞(1) 準動詞(不定詞,動名詞,分詞)の役割を理解することができる。不定詞の名詞的用法と形容詞的用法を理解し,それを使って表現できる。
2週 不定詞(2) 不定詞の副詞的用法,to不定詞の否定,使役動詞・知覚動詞を使った表現を理解し,それを使って表現できる。
3週 不定詞(3) 動詞+目的語+to不定詞,to不定詞の重要表現(1),完了形の不定詞を理解し,それを使って表現できる。
4週 Plus 不定詞 不定詞の発展的用法を理解し,それを使って表現できる。
5週 動名詞(1) 動名詞の働きを理解し,それを使って表現できる。動名詞と不定詞の違いを理解し,使いわけることができる。
6週 動名詞(2) 動名詞の否定や完了形を伴う動名詞,受動態の動名詞,動名詞の慣用表現を理解し,それを使って表現できる。
7週 不定詞・動名詞まとめ 不定詞と動名詞の用法について理解を深め,表現できる。
8週 分詞(1) 名詞を修飾する分詞(限定用法),補語になる分詞(叙述用法)を理解し,それを使って表現できる。
2ndQ
9週 分詞(2) 分詞による動詞句の修飾や,分詞構文の形と働き,分詞構文が表す内容を理解し,それを使って表現できる。
10週 Plus 分詞 分詞構文の応用,付帯状況を表すwith +(代)名詞+分詞,分詞構文を使った慣用表現を理解し,それを使って表現できる。
11週 比較(1) 原級や比較級を使った比較表現を理解し,それを使って表現できる。
12週 比較(2) 最上級を使った比較表現や,原級・比較級を使って最上級の意味を示す表現を理解し,それを使って表現できる。
13週 Plus 比較 発展的な比較表現を理解し,表現できる。
14週 分詞・比較表現まとめ 分詞の用法や比較表現について理解を深め,表現できる。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 関係詞(1) whで始まる関係代名詞の働き,前置詞とともに使われる関係代名詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
2週 関係詞(2) 関係代名詞that,関係詞の省略,関係副詞の働きを理解し,それを使って表現できる。
3週 関係詞(3) 関係詞の非制限用法,関係代名詞whatの働きを理解し,それを使って表現できる。
4週 Plus 関係詞 複合関係詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
5週 仮定法(1) 直説法と仮定法の違い,仮定法過去と仮定法過去完了の用法,wishの後の仮定法を理解し,それを使って表現できる。
6週 仮定法(2) 仮定法を使ったさまざまな表現を理解し,それを使って表現できる。
7週 関係詞・仮定法まとめ 関係詞の用法や仮定法について理解を深め,表現できる。
8週 否定 一般的な否定に加えて部分否定,重要表現,否定疑問文/付加疑問文について理解し,それを使って表現できる。
4thQ
9週 さまざまな表現 無生物主語の文や強調,倒置/同格の用法を理解し,それを使って表現できる。
10週 話法 時制の一致や直接話法・間接話法について理解し,それを使って表現できる。
11週 限定詞 限定詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
12週 代名詞 代名詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
13週 前置詞 前置詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
14週 接続詞 さまざまな接続詞の用法を理解し,それを使って表現できる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2

評価割合

試験課題・小テスト発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000