英語表現III

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現III
科目番号 20076 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 大井恭子ほか(著)「EMPOWER English Expression Ⅱ Mastery Course」 (桐原書店)  荻野治雄(監修)桐原書店編集部(編著)「DataBase 4500 完成英単語・熟語 [5th Edition]」(桐原書店)
担当教員 細川 真衣

到達目標

1. 英語の基本的構造,語順等が理解できる。
2. 英文の意味を正しく理解できる。
3. 基本的な表現を英語に直すことができる。
4. 現在形・現在進行形/過去形・過去進行形を理解し,適切に使い分けることができる。
5. 現在完了形・現在完了進行形/過去完了形・過去完了進行形を理解し,適切に使い分けることができる。
6. 未来を表す表現を理解し,適切に使うことができる。
7. 助動詞(義務・必要/許可/推量/過去の習慣など)を理解し,適切に使い分けることができる。
8. 受動態を理解し,適切に使うことができる。
9. パラグラフライティングの基本を理解し、エッセイを書くことができる。
10. 与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができる。
11. 高校基本レベルの英単語を理解・使用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2, 3基礎的な文法事項や構文を理解し,活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文を理解し,おおむね活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目4現在形・過去形・進行形を理解し,活用・運用することができる。現在形・過去形・進行形を理解し,おおむね活用・運用することができる。現在形・過去形・進行形の理解しおよび活用・運用ができない。
到達目標 項目5 完了形・完了進行形を理解し,活用・運用することができる。 完了形・完了進行形を理解し,おおむね活用・運用することができる。 完了形・完了進行形の理解しおよび活用・運用ができない。
到達目標 項目6未来を表す表現を理解し,活用・運用することができる。未来を表す表現を理解し,おおむね活用・運用することができる。未来を表す表現の理解しおよび活用・運用ができない。
到達目標 項目7さまざまな助動詞を理解し,活用・運用することができる。さまざまな助動詞を理解し,おおむね活用・運用することができる。さまざまな助動詞の理解しおよび活用・運用ができない。
到達目標 項目8受動態を理解し,活用・運用することができる。受動態を理解し,おおむね活用・運用することができる。受動態の理解しおよび活用・運用ができない。
到達目標 項目9パラグラフライティングの基本を理解し,活用・運用することができる。パラグラフライティングの基本を理解し,おおむね活用・運用することができる。パラグラフライティングの基本の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目10与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができる。与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することがおおむねできる。与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができない。
到達目標 項目11高校基本レベルの英単語を理解・使用することができる。高校基本レベルの英単語をおおむね理解・使用することができる。高校基本レベルの英単語を理解・使用することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では,英語の基本的な文法を理解し,日本語との相違を意識し確認することで,発展的な英文解釈および英作文を可能にする基礎学力の確立と,幅広い視点から自らの立場を理解し社会や環境に配慮できる能力の確立を目指す。
授業の進め方・方法:
文法の解説,演習を行う。単語の小テストを随時行う。
【事前事後学習など】適宜,課題を課す。 長期休業中に自習課題を与える。
【関連科目】総合英語,英語講読Ⅰ
【MCC対応】Ⅲ-B 英語, Ⅶ 汎用的技能, Ⅷ 態度・志向性(人間力), Ⅸ 総合的な学修経験と創造的思考力
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。予習では教科書や参考書を参照し,自分が理解できる箇所と理解できない箇所を把握しておく。授業では,予習で学んだことへの理解を深めるとともに不明点の解消に努める。復習では,学んだ範囲が理解できているかを確認し,知識を定着させる。
授業には辞書(紙の辞書もしくは電子辞書)を必ず持参すること。
積極的に表現し,クラスメートの発言をしっかり聴き取ることで,コミュニケーション能力の向上に努めること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
後期中間試験,学年末試験を実施する。
後期中間試験(30%),学年末試験(30%),課題等(40%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Part I Lesson 5 Interesting restaurants and foods: Thai dishes 1 現在形・現在進行形/過去形・過去進行形を理解することができる。
2週 Part I Lesson 5 Interesting restaurants and foods: Thai dishes 2 現在形・現在進行形/過去形・過去進行形を活用して表現することができる。
3週 Part I Lesson 6 I’ll introduce our classmates and teachers 1 現在完了形・現在完了進行形/過去完了形・過去完了進行形を理解することができる。
4週 Part I Lesson 6 I’ll introduce our classmates and teachers 2 現在完了形・現在完了進行形/過去完了形・過去完了進行形を活用して表現することができる。
5週 Part II Lesson 4 Why don’t you study abroad? 1 「原因(理由)・結果」を表すパラグラフの構成を理解し、頻出表現を使うことができる。
6週 Part II Lesson 4 Why don’t you study abroad? 2 「原因(理由)・結果」を表すパラグラフを自分の力で書くことができる。
7週 Part I Lesson 7 Come and enjoy our school events! 未来を表す表現を理解することができる。
8週 後期前半の復習 後期前半の復習をして理解を深める。
4thQ
9週 Part I Lesson 8 I’ll apply for a homestay program 1 助動詞(義務・必要/許可/推量/過去の習慣など)を理解することができる。
10週 Part I Lesson 8 I’ll apply for a homestay program 2 助動詞(義務・必要/許可/推量/過去の習慣など)を活用して表現することができる。
11週 Part I Lesson 9 Visit a World Heritage Site! 1 受動態を活用して表現することができる。
12週 Part I Lesson 9 Visit a World Heritage Site! 2 受動態を理解することができる。
13週 Review Exercise 2 Part I Lesson 5-9 で学んだことを活用して表現することができる。
14週 Part II Lesson 5 Should garbage collection be a paid service? 1
「意見・主張」を述べるパラグラフの構成を理解し、頻出表現を使うことができる。
15週 Part II Lesson 5 Should garbage collection be a paid service? 2 「意見・主張」を述べるパラグラフを自分の力で書くことができる。
16週 後期復習 後期の復習をして理解を深める。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

試験課題等合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000