到達目標
1.都市計画の基本的な考え方を理解し,主要な専門用語を説明できる。
2.都市計画の歴史を説明できる。
3.計画手法と計画の策定手順について説明できる。
4.土地利用,市街地整備,都市施設の計画について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 都市計画を理解し,計画の意義を説明できる。 | 都市計画の基本を理解し,説明できる。 | 都市計画の基本を理解せず,説明できない。 |
到達目標
項目2, 3 | 都市計画の歴史を理解した上で,計画の策定手順を説明できる。 | 都市計画の基本的な歴史を理解した上で,計画の策定手順を説明できる。 | 都市計画の基本的な歴史を理解した上で,計画の策定手順を説明できない。 |
到達目標
項目4 | 市街地開発事業および都市施設の配置計画を理解し,説明できる。 | 市街地開発事業および都市施設の配置計画の基本を理解し,説明できる。 | 市街地開発事業および都市施設の配置計画の基本を理解し,説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
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本科学習目標 2
説明
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教育方法等
概要:
わが国では,市街地の無秩序な拡大,中心市街地の衰退,過度な自動車利用による公共交通サービス水準の低下などの,都市と交通に関わる様々な問題が顕在化している。本授業では,このような問題を解決する上で必要となる,都市計画に関わる理論・手法・制度などの専門的知識を習得する。
授業の進め方・方法:
都市計画について講義,演習で学ぶ。
【事前事後学習など】疑問点は,授業時間内や放課後に積極的に質問すること。都市計画に関する身の回りの出来事に関心を持ってほしい。講義後に講義内容,配布資料や演習の復習を行うこと
【関連科目】交通計画,計画数理,交通工学
【MCC対応】Ⅴ-F-7 計画
注意点:
【評価方法・評価基準】
中間試験,前期末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
都市計画の意義 |
都市の定義,都市計画の意義を理解し,説明することができる。
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2週 |
都市が抱える課題 |
社会問題に対応として都市計画がなされたことを理解し,説明することができる。
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3週 |
都市計画の歴史 |
これまでの都市計画の一連の流れを理解し,説明することができる。
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4週 |
都市のマスタープラン |
都市計画マスタープランについて理解し,マスタープランの必要性を説明することができる。
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5週 |
土地利用の計画(1) |
都市計画区域,市街化区域,市街化調整区域を理解し,説明することができる。
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6週 |
土地利用の計画(2) |
区域区分,用途地域を理解し,説明することができる。
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7週 |
市街地整備の計画と事業(1) |
市街地開発事業を理解し,説明することができる。
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8週 |
市街地整備の計画と事業(2) |
土地区画整理事業,市街地再開発事業などの事業について理解し,説明することができる。
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2ndQ |
9週 |
都市施設の計画と整備 |
都市施設の種類と内容を理解し,説明することができる。
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10週 |
都市の防災計画 |
防災計画について理解し,説明することができる。
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11週 |
緑地・公園の計画,景観計画 |
緑地,公園の計画の基礎を理解し,公園の配置モデルについて説明することができる。
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12週 |
都市環境の計画 |
都市環境の問題を理解し,説明することができる。
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13週 |
参加・協働のまちづくり |
住民参加型のまちづくりについて理解し,その必要性について説明することができる。
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14週 |
都市計画の今後の展望 |
現在の都市計画の課題について理解し,これからの計画のあり方を説明することができる。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 国土(形成)計画、地域計画、都市計画の位置づけを説明できる。 | 4 | |
日本と世界の都市計画の歴史的変遷を説明できる。 | 4 | |
都市計画に係わる法律を説明できる。 | 4 | |
マスタープランを説明できる。 | 4 | |
都市計画区域、区域区分、用途地域を説明できる。 | 4 | |
公園緑地の計画を説明できる。 | 4 | |
景観計画の考え方を説明できる。 | 4 | |
都市の防災構造化を説明できる。 | 4 | |
土地区画整理事業を説明できる。 | 4 | |
市街地再開発事業を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |