概要:
どの言語にも,聞いたり読んだりして理解するための,あるいは会話をしたり,文章表現したりするための規則=文法がある。本授業では,英語の基本的な文法を理解し,日本語との相違を意識し確認することで,発展的な英文解釈および英作文を可能にする基礎学力の確立と,幅広い視点から自らの立場を理解し社会や環境に配慮できる能力の確立を目指す。
授業の進め方・方法:
文法の解説,演習を行う。
【事前事後学習など】適宜,課題を課す。 長期休業中に自習課題を与える。
【関連科目】基礎英語II
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。予習では教科書や参考書を参照し,自分が理解できる箇所と理解できない箇所を把握しておく。授業では,予習で学んだことへの理解を深めるとともに不明点の解消に努める。復習では,学んだ範囲が理解できているかを確認し,知識を定着させる。
授業には辞書(紙の辞書もしくは電子辞書)を必ず持参すること。
積極的に表現し,クラスメートの発言をしっかり聴き取ることで,コミュニケーション能力の向上に努めること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
前期末成績:前期中間試験(40%),前期末試験(40%),小テスト・課題等(20%)
学年末成績:後期の成績を後期中間試験(40%),学年末試験(40%),小テスト・課題等(20%)で評価し,前期と後期の成績の平均を学年末の成績とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入,準動詞について,不定詞(1) |
準動詞(不定詞,動名詞,分詞)の役割を理解することができる。不定詞の名詞的用法と形容詞的用法を理解し,適切に使うことができる。
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2週 |
不定詞(2) |
不定詞の副詞的用法,SVO+不定詞,不定詞の意味上の主語,否定の副詞の位置を理解し,適切に使うことことができる。
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3週 |
不定詞(3) |
使役動詞・知覚動詞を使った表現やseem [appear] +不定詞,不定詞のさまざまな形を理解し,適切に使うことができる。
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4週 |
Plus不定詞 |
不定詞の発展的用法を理解し,適切に使うことができる。
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5週 |
動名詞(1) |
動名詞の働きや動名詞の意味上の主語と否定語の位置,動名詞を使ったさまざまな形 を理解し,動名詞を適切に使うことができる。
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6週 |
動名詞(2) |
動名詞を使った重要表現を理解し,適切に使うことができる。動名詞と不定詞の違いを理解し,使いわけることができる。
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7週 |
不定詞・動名詞まとめ |
不定詞と動名詞の用法について理解を深めることができる。
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8週 |
分詞(1) |
名詞を修飾する分詞(限定用法),補語になる分詞(叙述用法)を理解し,適切に使うことができる。
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2ndQ |
9週 |
分詞(2) |
have + O + 分詞,see + O + 分詞で使われる分詞や,分詞構文の形と働き,分詞構文が表す内容と否定語の位置を理解し,適切に使うことができる。
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10週 |
Plus 分詞 |
分詞構文のさまざまな形,付帯状況を表すwith +(代)名詞+分詞,その他の分詞を使った表現を理解し,適切に使うことができる。
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11週 |
比較(1) |
原級や比較級を使った比較表現を理解し,適切に使うことができる。
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12週 |
比較(2) |
最上級を使った比較表現や原級・比較級を使って最上級の意味を示す表現を理解し,適切に使うことができる。
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13週 |
Plus比較 |
発展的な比較表現を理解し,適切に使うことができる。
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14週 |
分詞・比較表現まとめ |
分詞の用法や比較表現について理解を深めることができる。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
関係詞(1) |
whで始まる関係代名詞の働きを理解し,適切に使うことができる。
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2週 |
関係詞(2) |
関係代名詞that,前置詞とともに使われる関係代名詞の用法,関係代名詞whatの働きを理解し,適切に使うことができる。
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3週 |
関係詞(3) |
関係代名詞の継続用法,関係副詞の働きを理解し,適切に使うことができる。
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4週 |
Plus 関係詞 |
発展的な関係詞の用法を理解し,適切に使うことができる。
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5週 |
仮定法(1) |
直説法と仮定法の違い,仮定法過去と仮定法過去完了の用法,wishやas ifの後の仮定法を理解し,適切に使うことができる。
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6週 |
仮定法(2) |
仮定法を使ったさまざまな表現を理解し,適切に使うことができる。
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7週 |
関係詞・仮定法まとめ |
関係詞の用法や仮定法について理解を深めることができる。
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8週 |
時制の一致と話法 |
時制の一致や直接話法・間接話法について理解し,適切に使うことができる。
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4thQ |
9週 |
Plus 時制の一致と話法 |
発展的な間接話法について理解し,適切に使うことができる。
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10週 |
疑問詞と疑問文,否定表現 |
一般的な疑問に加えて様々な疑問表現が理解できる。一般的な否定に加えて準否定,部分否定,二重否定,慣用表現,否定語を伴わない否定表現が理解できる。
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11週 |
名詞構文,無生物主語 |
名詞構文や無生物主語の文を理解し,英語的な表現の特徴をつかんだうえで適切に使うことができる。
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12週 |
代名詞,前置詞 |
代名詞や前置詞の用法を理解し,適切に使うことができる。
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13週 |
接続詞 |
さまざまな接続詞の用法を理解し,適切に使うことができる。
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14週 |
時制の一致,話法,疑問詞と疑問文,否定的表現,名詞構文,無生物主語,代名詞,前置詞,接続詞のまとめ |
さまざまな英語表現について理解を深めることができる。
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |