総合英語

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 総合英語
科目番号 15640 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 南出康世 他『Revised BIG DIPPER English Expression Ⅱ』(数研出版)
担当教員 山田 美紀

到達目標

1. 基本的な英文を聴きとることができる
2. 基本的な英文を聴いて概要をつかむことができる
3. 与えられた表現をヒントに英作文を完成させることができる
4. モデル文などのきっかけが与えられれば英作文ができる
5. 日本語の単文から英作文ができる
6. 全体の構成を考えて英作文ができる
7. 予め準備した内容を英語で相手に伝えることができる
8. 相手の発表内容を聴き,理解することができる
9. 積極的な言語活動を通じて相互理解が図れる
10. 自分の主張を相手に納得させるような工夫ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2英文を聞いて、内容を理解することができる。英文を聞いて、おおよそ内容を理解することができる。英文を聞いて、内容を理解することができない。
到達目標 項目3, 4, 5与えられた表現をヒントに英作文ができる。また全体の構成をふまえた文章を書くことができる。与えられた表現をヒントにおおよそ英作文ができる。与えられた表現をヒントに英作文ができない。
到達目標 項目6全体の構成を考えて英作文ができる。おおよそ全体の構成を考えて英作文ができる。全体の構成を考えて英作文をすることができない。
到達目標 項目7予め準備した内容を英語で相手に伝えることができる。予め準備した内容を英語でおおよそ相手に伝えることができる。予め準備した内容を英語で相手に伝えることができない。
到達目標 項目8, 9, 10積極的な言語活動を通じて相互理解が図れる。積極的な言語活動を通じておおよそ相互理解が図れる。言語活動を通じた相互理解が図れない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
外国語の学習は,幅広い視点からの物の見方・考え方を身につけ,思考力を強化するのに役立つ。円滑なコミュニケーションを成り立たせるには,相手が伝えようとしている内容を理解しようと努めると同時に,視覚的・聴覚的な側面も含め相手への伝え方を工夫する必要がある。本授業では,英語による総合的なコミュニケーション能力の向上を目指し,自分の考えを表現し,意見の交換を容易にするための文法知識と表現力の基礎学力を養う。その過程でリスニング力や読解力も身につけ,幅広い視点から自分を理解し,社会や環境に配慮できるようになることをめざす。
授業の進め方・方法:
英語コミュニケーション力を養い,積極的に英語で自己表現を試みること。
【事前事後学習など】長期休業中に自習課題を与える。適宜,課題を課す。
【関連科目】英語表現Ⅲ,英語講読Ⅰ
注意点:
応用力養成のため多読多聴図書(図書館蔵)を活用すること。
【評価方法・評価基準】
後期中間,学年末の各試験を実施する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。
英語による発表活動を行い,準備過程や内容・英語・運用,相互評価の結果を総合的に評価する。
学年末:後期中間試験(35%),学年末試験(35%),発表活動(20%),課題(10%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入,好き嫌いを伝える 食べ物や趣味に関する好みについての対話表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
2週 勧誘・招待する,期待を伝える 勧誘・招待に関する対話表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
3週 希望や欲求を伝える 希望・欲求に関する対話表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
4週 計画や意図を伝える 計画や意図を伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
5週 義務や必要性を伝える 義務や必要性を伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
6週 程度や譲歩を伝える 程度や情報を伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
7週 依頼・要請を行う 依頼や要請に関する対話表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
8週 許可を求める 許可を求める表現とそれに対応する応答を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
4thQ
9週 原因・理由や目的を伝える 原因・理由,目的を伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
10週 感謝や喜びを伝える 感謝や喜びを伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
11週 謝罪する,謝罪に応じる 謝罪に関する対話表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
12週 同情や励ましの気持ちを伝える 同情や励ましの気持ちを伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
13週 提案・助言を行う 提案や助言を伝える表現を学び,学んだ表現を用いて相手と意思疎通できる。
14週 賛成・反対を述べる 賛成または反対を述べるための表現を学び,自分の考えをまとめることができる。
15週 ディスカッション,後期復習 与えられたテーマについて賛成または反対の立場に立ち,ディスカッションができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表活動課題相互評価ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000