概要:
本授業では、1~2年での学習内容をもとに、英文読解能力、文法知識、語彙力といった、語学における基礎学力の確立を目標とする。豊富な語彙と文法知識の運用能力を習得することにより、自分自身の考えを正しく表現できる能力の涵養を目指す。また、英文読解を通して複眼的な視点から自らの立場を理解し、そのような世界観に基づいて、意見を交換できる力を養う。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】 適宜,プリントやワークなどの課題を課す。 夏季,冬季,春季休業に課題を課す。 応用力養成のため多読多聴図書(図書館蔵)を各自で利用すること。
【関連科目】 英語表現Ⅲ,総合英語
注意点:
・2年「基礎英語Ⅱ」で使用した検定教科書を引き続き使用する。
・ワークブック等は適宜授業で使用する。
・単語テストなどの小テストを行なう。
・後期にTOEIC Listening & Reading IPを実施する。
【評価方法・評価基準】 成績の評価基準として50点以上を合格とする 。
前期成績:中間試験(35%),期末試験(35%),小テストおよび提出物(30%)
後期成績:中間試験(35%),学年末試験(35%),小テストおよび提出物(20%) , TOEIC L&R IP(10%),
学年末成績:前期と後期の平均
前期中間・前期末・後期中間・学年末の各試験を実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス, Lesson 6: Gaudi and His Messenger 導入&Part 1 |
パート1の新出単語の発音やアクセント、意味を理解する。英文を読んで、バルセロナのサグラダ・ファミリアとその建築家ガウディについて知る。
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2週 |
Lesson 6: Gaudi and His Messenger Part 1&2 ワーク Part 1 |
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「関係副詞の非制限用法」を理解し、実際に活用できる。
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3週 |
Lesson 6: Gaudi and His Messenger Part 2 ワーク Part 2 |
サグラダ・ファミリアの建築の歴史について理解する。<文法>「Ifを用いない仮定法」を理解し、実際に活用できる。
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4週 |
Lesson 6: Gaudi and His Messenger Part 2&3 ワーク Part 3 |
パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート3の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、サグラダ・ファミリアの今後の建築予定を知る。
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5週 |
Lesson 6: Gaudi and His Messenger Part 3 ワーク Part 3 |
パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。英文を読んで、サグラダ・ファミリアの建築に携わる日本人彫刻家について知る。
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6週 |
Lesson 6: Gaudi and His Messenger Part 4 ワーク Part 4 |
パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文からガウディの考えや日本人彫刻家とガウディの関わりを知る。パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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7週 |
Lesson 6 文法や語彙のまとめと復習 |
この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。サグラダ・ファミリアの歴史やガウディの自然観、日本人彫刻家の考え方に関心をもつ。
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8週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society導入&Part1 |
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、現代日本のごみ問題とその対策について知る。
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2ndQ |
9週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society Part 1&2 ワーク Part 1 |
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「関係代名詞の非制限用法」を理解し、実際に活用できる。
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10週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society Part 2 ワーク Part 2 |
英文を読んで、江戸時代の服や紙の再利用法を理解する。パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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11週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society Part 3 ワーク Part 3 |
パート3の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、江戸時代のリサイクル社会を知る。パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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12週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society Part 4 ワーク Part 4 |
パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、江戸時代が環境に配慮した社会であったことを理解する。パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。<文法>「独立分詞構文」を理解する。
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13週 |
Lesson 8: Edo: A Sustainable Society Part 5 ワーク Part 5 |
パート5の新出単語の発音と意味を理解する。江戸時代にリサイクル社会が成功した理由を理解する。パート5の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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14週 |
Lesson 8 文法や語彙のまとめと復習 |
この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。江戸時代が「持続可能な社会」を実現していたことを理解し、今後の生活様式について考える。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 9:Al and Our Future 導入&Part1 |
パート1の新出単語の発音と意味を解する。英文を読んで、AI(人工知能)の概要と現状を知る。
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2週 |
Lesson 9:Al and Our Future Part 1&2 ワーク Part 1 |
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。<文法>「as if +仮定法」の用法を理解し、実際に活用できる。
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3週 |
Lesson 9:Al and Our Future Part 2 ワーク Part 2 |
パート2の英文を読んで、AIを飛躍的に発展させた「ディープラーニング」の技術を理解する。パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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4週 |
Lesson 9:Al and Our Future Part 3 ワーク Part 3 |
パート3の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、具体例からAIの利点を知る。パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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5週 |
Lesson 9:Al and Our Future Part 4 ワーク Part 4 |
パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、AIロボットの利点を知る。パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。<文法>「助動詞+have+過去分詞」の用法を理解し、実際に活用できる。
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6週 |
Lesson 9:Al and Our Future Part 5 ワーク Part 5 |
パート5の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、AIの危険性を認識する。パート5の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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7週 |
Lesson 9 文法や語彙のまとめと復習 |
この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。AIの利点と危険性を認識した上でその技術を適用していくことの重要性を理解する。
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8週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country導入&Part1 |
パート1の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで東日本大震災を振り返り、幸福について考える。
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4thQ |
9週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country Part 1&2 ワーク Part 1 |
パート1の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。パート2の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、ブータンについての情報を得る。
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10週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country Part 2 ワーク Part 2 |
パート2の英文を読んで、ブータンの歴史や文化を知る。<文法>「強調構文」を理解し、実際に活用できる。パート2の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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11週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country Part 3 ワーク Part 3 |
パート3の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読み、ブータン国民の幸福の考え方を知る。パート3の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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12週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country Part 4 ワーク Part 4 |
パート4の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読み、ブータンの持続可能な発展のための政策を知る。パート4の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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13週 |
Lesson 10:Bhutan: A Happy Country Part 5 ワーク Part 5 |
パート5の新出単語の発音と意味を理解する。英文を読んで、ブータンでは仏教が信奉され、人々の絆が大切にされていることを知る。パート5の英文を発音やリズムに気をつけて読むことができる。
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14週 |
Lesson 10 文法や語彙のまとめと復習 |
この課の新出単語や重要な文法/表現事項を復習し、確実に理解できるようにする。ブータンと日本の「幸福」の考え方の違いを知り、自分にとっての「幸福」を考える。
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |