英語講読II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語講読II
科目番号 15660 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Reading Quest』(三修社 )
担当教員 川畠 嘉美

到達目標

1. 基本的な英文の内容を理解し,関連した英文の質問に答えることができる。
2. 基本的な英語の語彙が理解できる。
3. 基本的な英文法や構文が理解できる。
4. 英文の内容を日本語で説明することができる。
5. 長文の要旨をつかみ,内容をまとめた英文と対応させることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目2基本的な語彙を理解し,運用できる。基本的な語彙を概ね理解し,運用できる。基本的な語彙の理解および運用ができない。
到達目標 項目3基本的な文法を理解し,運用できる。基本的な文法を概ね理解し,運用できる。基本的な文法の理解および運用ができない。
到達目標 項目1, 4, 5基本的な内容を聞いて詳細まで理解できる。基本的な内容を聞いて概ね理解できる。基本的内容を聞いて理解できない。
到達目標 項目1, 4, 5基本的な文章を読んで詳細まで内容が理解できる。基本的な文章を読んで内容が概ね理解できる。基本的な文章を読んで内容が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語の読解力,リスニング力,語彙力をはじめとする基礎的なコミュニケーション能力を,TOEICへの対応も考慮した学習教材を活用して養う。科学・技術に関する多様なテーマにふれることで,技術者を目指す者として自分たちが生きている社会に対する理解を深める。これらの活動を行うことで,幅広い視点から自らの立場を理解し,社会や環境に配慮できる力を備えた技術者を育成する。
授業の進め方・方法:
随時,講義内容に関する課題を与える。
実力養成のため,自学自習教材としてアルクNetAcademy NEXT「TOEICテスト対策コース」に取り組むこと。1月に受験するTOEIC公開テスト対策としても有効に活用すること。
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。
授業には紙の辞書または電子辞書を持参すること。
【評価方法・評価基準】中間試験,期末試験を実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期:中間試験(35%),前期末試験(35%),課題(30%)
後期:中間試験(35%),学年末試験(35%),課題(30%)
学年末:前期成績(50%),後期成績(50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入,E-learningの説明,UNIT 1 Tylenol Scare E-learningの操作ができる。英文の内容を理解し,顧客に対する企業の責任について考える。
2週 UNIT 1 Tylenol Scare 英文の内容を理解し,顧客に対する企業の責任について考える。
3週 UNIT 2 Apple's Intentional iPhone Throttling 英文の内容を理解し,消費者に対する説明責任について考える。
4週 UNIT 2 Apple's Intentional iPhone Throttling 英文の内容を理解し,消費者に対する説明責任について考える。
5週 UNIT 3 STEAM Education: Science and Art Unite! 英文の内容を理解し,STEAM教育について考える。
6週 UNIT 3 STEAM Education: Science and Art Unite! 英文の内容を理解し,STEAM教育について考える。
7週 UNIT 4 Reaping the Rewards of Innovation 英文の内容を理解し,発明や特許について考える。
8週 UNIT 4 Reaping the Rewards of Innovation 英文の内容を理解し,発明や特許について考える。
2ndQ
9週 UNIT 5 Rare Earth Minerals 5,000 Meters Below 英文の内容を理解し,レアアース利用の今後について考える。
10週 UNIT 5 Rare Earth Minerals 5,000 Meters Below 英文の内容を理解し,レアアース利用の今後について考える。
11週 UNIT 6 Are Driverless Vehicles in Our Future? 英文の内容を理解し,自動運転について考える。
12週 UNIT 6 Are Driverless Vehicles in Our Future? 英文の内容を理解し,自動運転について考える。
13週 UNIT 7 Funding the Future 英文の内容を理解し,日本の科学技術の現状と将来について考える。
14週 UNIT 7 Funding the Future 英文の内容を理解し,日本の科学技術の現状と将来について考える。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 UNIT 8 The Bhopal Disaster: A Perfect Storm 英文の内容を理解し,化学災害について考える。
2週 UNIT 8 The Bhopal Disaster: A Perfect Storm 英文の内容を理解し,化学災害について考える。
3週 UNIT 9 What's Happening to Japanese Manufacturers? 英文の内容を理解し,工学倫理について考える。
4週 UNIT 9 What's Happening to Japanese Manufacturers? 英文の内容を理解し,工学倫理について考える。
5週 UNIT 11 Science Communication 英文の内容を理解し,科学者と非専門家のコミュニーションについて考える。
6週 UNIT 11 Science Communication 英文の内容を理解し,科学者と非専門家のコミュニーションについて考える。
7週 UNIT 12 The Oceans Face a New Threat 英文の内容を理解し,海洋酸性化について考える。
8週 UNIT 12 The Oceans Face a New Threat 英文の内容を理解し,海洋酸性化について考える。
4thQ
9週 UNIT 13 Universal Design 英文の内容を理解し,ユニバーサルデザインについて考える。
10週 UNIT 13 Universal Design 英文の内容を理解し,ユニバーサルデザインについて考える。
11週 UNIT 14 Resistance is Futile: AI and Robots 英文の内容を理解し,AIとの共存について考える。
12週 UNIT 14 Resistance is Futile: AI and Robots 英文の内容を理解し,AIとの共存について考える。
13週 UNIT 15 Luxury on Rails 英文の内容を理解し,デザインの公共性について考える。
14週 UNIT 15 Luxury on Rails 英文の内容を理解し,デザインの公共性について考える。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000