建築計画学基礎

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建築計画学基礎
科目番号 18020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 道地 慶子

到達目標

1.建築形態のなりたちを理解し,説明できる。
2.建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
3.機能計画の概要を理解し,説明できる。
4.人間工学の概要を理解し,説明できる。
5.動線計画の概要を理解し,説明できる。
6.寸法・規模計画の概要を理解し,説明できる。
7.建築の外部空間とのかかわりを理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 項目1,2,建築形態のなりたちをよく理解し,説明できる。 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。 建築形態のなりたちを理解し,説明できる。 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。 建築形態のなりたちを理解せず,説明できない。 建築計画と建築設計の関連性を理解せず,説明できない。
評価項目2 項目3,4機能計画の概要をよく理解し,説明できる。 人間工学の概要をよく理解し,説明できる。 機能計画の概要を理解し,説明できる。 人間工学の概要を理解し,説明できる。 機能計画の概要を理解せず,説明できない。人間工学の概要を理解せず,説明できない。
評価項目3 項目5,6,7動線計画の概要をよく理解し,説明できる。 寸法・規模計画の概要をよく理解し,説明できる。 建築の外部空間とのかかわりをよく 理解し,説明できる。 動線計画の概要を理解し,説明できる。 寸法・規模計画の概要を理解し,説明できる。 建築の外部空間とのかかわりを理解し,説明できる。 動線計画の概要を理解せず,説明できない。 寸法・規模計画の概要を理解せず,説明できない。 建築の外部空間とのかかわりを理解せず,説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
生活者として必要な社会・環境を配慮した建築計画の基礎学力と,建築設計に必要な生活像・建築空間および計画条件の把握・分析の方法等の専門知識の習得を目的とする。建築計画は3,4学年にわたって学習するが,建築計画学基礎では,建築計画の意義と基本概要,人間工学や各種の計画方法論について学ぶ。
授業の進め方・方法:
指定する教科書に即して、建築計画学の基礎に関する理解を深める。
事前事後学習など:建築計画学の基本的な項目の到達度を確認するために,必要に応じて演習課題を与える。
関連科目:建築設計I,建築設計II,建築設計III,建築学基礎,建築計画学演習
注意点:
建築計画の理解は,実証科学的な手法ばかりでなく,具体的な建築設計作品から,建築計画の実態を把握確認することが重要です。
授業中や定期試験直前の学習のみならず,平常時の予習・復習が大切です。
評価方法・評価基準:中間試験および期末試験を実施する。
試験成績(80% ),平常の学習におけるレポート等の小課題の提出状況(20% )
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築計画と設計(ガイダンス) 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
2週 空間の形態(1)地理的環境 建築形態のなりたちを理解し,説明できる。
3週 空間の形態(2)機能・構造・安全 機能計画の概要を理解し,説明できる。
4週 空間の形態(3)美しさ・象徴 建築形態のなりたちを理解し,説明できる。
5週 人間の知覚と行動(1)形態知覚の特性 機能計画の概要を理解し,説明できる。
6週 人間の知覚と行動(2)心理的環境 機能計画の概要を理解し,説明できる。
7週 人間の知覚と行動(3)人間の行動 人間工学の概要を理解し,説明できる。
8週 第7週までの復習 空間の性能 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
2ndQ
9週 寸法と規模の計画(1)寸法の計画 動線計画の概要を理解し,説明できる。
寸法・規模計画の概要を理解し,説明できる。
建築の外部空間とのかかわりを理解し,説明できる。
10週 寸法と規模の計画(2)単位空間の寸法・寸法のシステム・ 動線計画の概要を理解し,説明できる。
寸法・規模計画の概要を理解し,説明できる。
建築の外部空間とのかかわりを理解し,説明できる。
11週 空間の性能(1)機能・安全性・耐久性 機能計画の概要を理解し,説明できる。
12週 空間の性能(2)経済性・持続可能性と省エネルギー 機能計画の概要を理解し,説明できる。
13週 計画の技法(1)計画のプロセス 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
14週 計画の技法(2)空間構成の技法 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
15週 復 習 建築計画と建築設計の関連性を理解し,説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポート小課題その他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000