日本建築史

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本建築史
科目番号 18070 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】日本建築学会編「日本建築史図集」彰国社/【教材】関連プリントを配布する。/【参考図書】太田博太郎「日本建築史序説」(彰国社),藤田勝也編「日本建築史」(昭和堂)
担当教員 熊澤 栄二

到達目標

1.日本古代の建築について基本事項を理解し,説明できる。
2.日本中世の建築について基本事項を理解し,説明できる。
3.日本近世の建築について基本事項を理解し,説明できる。
4.日本建築についての特質と意匠の基本を理解し,説明できる。
5.日本建築の架構技術の発展を理解し,説明できる。
6.日本建築の様式の変遷を文化的な文脈に即して理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2, 3日本古代から近世までの建築について基本事項について歴史的な因果性を踏まえて説明できる。日本古代から近世までの建築について基本事項について全般的に説明できる。日本古代から近世までの建築について基本事項について説明できない。
到達目標 項目4, 5, 6日本建築の意匠や架構技術について文化的な文脈に即して説明できる。日本建築の意匠や架構技術について全般的に説明できる。日本建築の意匠や架構技術について説明 できない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本建築史全般について,その歴史的な展開に即して理解することを目的とする。専門的知識として,それぞれの時代社会や環境における建築的な課題の意義および建築の架構技 術の発展を習得し,現代建築における様々な問題解決の礎とする。
授業の進め方・方法:
神社建築や仏教建築など建物種別に通史的に講義を行う。社会的な背景とともにその建物の架構方法などについて講義を行う。
【関連科目】建築設計I,建築設計II,建築設計III,建築学基礎,木構造
注意点:
日本建築史の理解は,具体的な建築作品からの知識の確認が重要です。
授業中や定期試験直前の学習のみならず,平常時の予習・復習が大切です。
【評価方法・評価基準】中間試験および期末試験を実施する。
試験成績(100%) 。成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 原始住宅 日本古代の建築について基本事項を理解し,説明できる。
2週 神社建築の発生 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
3週 神社建築の発展 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
4週 仏教建築の伝来と発展 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
5週 密教建築と浄土教建築 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
6週 大仏様1 日本中世の建築について基本事項を理解し、説明できる。
7週 大仏様2 日本中世の建築について基本事項を理解し、説明できる。
8週 禅宗様1 日本中世の建築について基本事項を理解し、説明できる。
2ndQ
9週 禅宗様2 日本中世の建築について基本事項を理解し、説明できる。
10週 建築様式の日本化1 日本近世の建築について基本事項を理解し,説明できる。
11週 建築様式の日本化2 日本近世の建築について基本事項を理解し,説明できる。
12週 寝殿造から書院造へ1 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
13週 寝殿造から書院造へ2 日本古代から中世にかけて建築について基本事項を理解し,説明できる。
14週 日本建築史の変遷 日本建築についての特質と意匠の基本を理解し,説明できる。日本建築の様式の変遷を文化的な文脈に即して理解し,説明できる。
15週 前期復習,授業アンケート等 日本建築の歴史的変遷について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000