建築構法

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築構法
科目番号 18120 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】内田祥哉他 建築構法 第五版 教材等/【参考書】建築学会編「構造用教材」
担当教員 熊澤 栄二

到達目標

1.建物の全体の構成を理解する。
2.建物の各部の構成を理解する。
3.材料と構成の理論を理解する。
4.各部の構成が外力を遮断あるいは取込む手法を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2建物の構成の全体を理論的に説明できる。建物の構成の全体全般について説明できる。建物の構成の全体について説明できない。
到達目標 項目3, 4建物の構造的な特徴を力学的かつ構法の理論を踏まえて説明できる。建物の構造的な特徴を力学的かつ構法として全般的に説明できる。建物の構造的な特徴を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建物の構成を学び,専門的知識として建物が具体的にどのような材料でどんなふうに造られているかを学習する。また、各構法の力の流れを理解する。次に,建物の全体がどう構成されているのか,また各部分の構成が建物内外の環境や社会を配慮してどう処理されているのかを学習する。
授業の進め方・方法:

【事前事後学習など】講義内容の理解度を確認するため,随時小レポート課題を与える。
【関連科目】鉄筋コンクリート構造,鉄骨構造,建築設計Ⅰ~Ⅴ,建築環境工学Ⅰ~Ⅲ,建築材料Ⅰ,Ⅱ
注意点:
講義の内容を身の回りにある建物,工事中の建物などをよく視る癖をつけ,学習の内容を確認すること。
【評価方法・評価基準】中間・期末試験を実施する。
中間試験成績(30%),期末試験成績(30%),レポート(30%),小課題の提出状況など平常の学習状況(10%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概論1 建物の構成 建物の全体の構成を説明できる。
2週 概論2 構造方式の種類 建物の全体の構成を説明できる。
3週 主体構法1 建物への荷重・外力 各部の構成が外力を遮断あるいは取込む手法を説明できる。
4週 主体構法2 鉄筋コンクリート造 材料と構成の理論を説明できる。
5週 主体構法3 鉄骨造 材料と構成の理論を説明できる。
6週 主体構法4 木造 材料と構成の理論を説明できる。
7週 主体構法5 その他の構造 材料と構成の理論を説明できる。
8週 各部構法1 基礎・地業 建物の各部の構成を説明できる。
4thQ
9週 各部構法2 壁 建物の各部の構成を説明できる。
10週 各部構法3 床 建物の各部の構成を説明できる。
11週 各部構法4 屋根 建物の各部の構成を説明できる。
12週 各部構法5 開口部・建具 建物の各部の構成を説明できる。
13週 各部構法6 階段・天井 建物の各部の構成を説明できる。
14週 設計と構法 材料と構成の理論を説明できる。
15週 後期復習 建物の材料や架構方法について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600003010100
基礎的能力0000000
専門的能力600003010100
分野横断的能力0000000