構造力学基礎

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 構造力学基礎
科目番号 18180 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 建築構造設計(実教出版),[図解]建築の構造と構法(井上書院)
担当教員 船戸 慶輔

到達目標

1.建築物に働く力について説明できる。
2.建築物の一般構造について説明できる。
3.力のつりあいについて理解する。
4.構造物の反力について計算できる。
5.建築物と力学との関係について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
構造力学は「力のつりあい条件」と「変形の条件」によって組み立てられ,建築構造物の変形や破壊を防ぐための知識を学ぶものである。建
築物は構造力学を踏まえた形状や材質によって組み立てられている。ここでは,将来の構造計算に必要な建築構造力学の基礎的事項および構
造部材の一般知識について学習するとともに、演習および実験を通して建築構造物に働く力について理解し,構造を生かした解決能力の基礎
を身につける。
授業の進め方・方法:
中間試験および学年末試験を実施する。
学年末成績評価:中間試験(40%),学年末試験(40%),演習課題(20%)
演習課題の評価:構造模型の戴荷実験結果を含む演習課題の提出状況を評価する。
成績の評価基準として50点以上を合格とする。
講義内容の把握度と,到達目標の達成度を確認するため,随時レポート課題を与える。
課題のレポートは必ず提出すること。
構造模型の仕様は,講義中に提示します。
注意点:
授業中とテスト直前の学習のみでなく,平常時の予習・復習が大切です。
基礎的な数学について使いこなせるようにしましょう。
簡単な構造模型を作成しますので,必要な道具を用意できるようにして下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 構造力学の基礎概要
2週 構造力学と一般構造
3週 建築構造物の組み立て方
4週 木構造における一般構造I
5週 木構造における一般構造II
6週 建築構造物に働く力と力の基本原理
7週 力のつりあいの計算
8週 構造に用いられる材料について
4thQ
9週 鉄骨構造における一般構造
10週 構造模型による実験
11週 鉄筋コンクリート構造における一般構造
12週 構造システムと構造材料の選択について
13週 構造物と荷重および外力
14週 反力の計算
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000