建築法規

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築法規
科目番号 18330 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 建築知識「01世界で一番くわしい建築基準法」(エクスナレッジ)最新版
担当教員 石渡 博

到達目標

1.法律の体系と用語を理解し,説明できる。
2.建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。
3.集団規定について理解し,説明できる。
4.単体規定について理解し,説明できる。
5.建築に関する関係法規の概要を理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1、2法律の体系と用語を理解し,説明できる。建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。 基本的な法律の体系と用語を理解し,説明できる。基本的な建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。 法律の体系と用語を理解し,説明できない。建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できない。
評価項目3,4集団規定について理解し,説明できる。 単体規定について理解し,説明できる。 基本的な集団規定について理解し,説明できる。基本的な単体規定について理解し,説明できる。 集団規定について理解し,説明できない。単体規定について理解し,説明できない。
評価項目5建築に関する関係法規の概要を理解し,説明できる。基本的な建築に関する関係法規の概要を理解し,説明できる。建築に関する関係法規の概要を理解し,説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 2 説明 閉じる
本科教育目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(建築学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会情勢の変化に伴い建築関係法令は変化し,複雑化している。当講座では,建築基準法を中心とした建築に関する諸法令の基本的体系及びその概要を習得することにより,建築技術者の建築活動に必要とされる,基礎的な知識,問題解決のための判断能力,モラルを養うことを目的としている。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】講義内容の履修度復習のため,関係法令規定による小テストを実施する。 【 関連科目】 都市計画,建築防災論,構造力学,建築環境工学,施工
注意点:
【評価方法・評価基準】前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期成績=前期中間試験(40%)+前期末試験(40%)+小テスト等(20%)
後期成績=後期中間試験(40%)+学年末試験(40%)+小テスト等(20%)
学年成績=前期末成績(50%)+後期成績(50%)

【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】 法律の細部を暗記的に理解するのではなく,法の体系や,法と建築設計や施工の関係性を理解すること。
建築物単体の設計施工の視点だけではなく,防災,バリアフリー,景観等建築に関わるまちづくりを支える法的枠組みを理解すること。
法令集を日常的に使用し,法的言い回しや「法律-施行令-規則-告示」の体系になれること。
法規制,基準を通じて,建築技術者として負うべき責務を理解すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 法律の基礎知識 法律の体系と用語を理解し,説明できる。
建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。
2週 用語の定義1 法律の体系と用語を理解し,説明できる。
建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。
3週 用語の定義2 法律の体系と用語を理解し,説明できる。
建築基準法で使用する基本用語を理解し,説明できる。
4週 敷地と道路1 集団規定について理解し,説明できる。
5週 敷地と道路2 集団規定について理解し,説明できる。
6週 都市計画法と用途地域 集団規定について理解し,説明できる。
7週 容積率・建ぺい率 集団規定について理解し,説明できる。
8週 前期中間まとめ 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
2ndQ
9週 前期中間復習 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
10週 建築面積・床面積 集団規定について理解し,説明できる。
11週 高さ制限1 集団規定について理解し,説明できる。
12週 高さ制限2 集団規定について理解し,説明できる。
13週 高さ制限3 集団規定について理解し,説明できる。
14週 日影規制 集団規定について理解し,説明できる。
15週 前期復習 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
16週
後期
3rdQ
1週 耐火建築物、耐火構造 建築基準法で使用する基本用語を理解し,
説明できる。
2週 準耐火建築物、準耐火構造 建築基準法で使用する基本用語を理解し,
説明できる。
3週 防火構造、防火地域 建築基準法で使用する基本用語を理解し,
説明できる。
4週 防火材料、耐水材料、防火設備 建築基準法で使用する基本用語を理解し,
説明できる。
5週 大規模木造、木造3階建て 単体規定について理解し,説明できる。
6週 界壁・間仕切・隔壁 単体規定について理解し,説明できる。
7週 内装制限・階段 単体規定について理解し,説明できる。
8週 後期中間まとめ 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
4thQ
9週 後期中間復習 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
10週 歩行距離・避難階段 単体規定について理解し,説明できる。
11週 出口・廊下・手摺・進入口 単体規定について理解し,説明できる。
12週 排煙設備 単体規定について理解し,説明できる。
13週 建築設備 単体規定について理解し,説明できる。
14週 居室・構造 単体規定について理解し,説明できる。
15週 後期復習 建築に関する関係法規の概要を理解し,
説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000