第2外国語I(中国語)

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 第2外国語I(中国語)
科目番号 18430 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書: さあ、中国語を学ぼう!—会話・購読—(白水社)書
担当教員 屈 莉,関 泉子

到達目標

1.ピンイン(表音ローマ字)を見て正確に発音ができる。
2.簡体字の書き方を習得する。
3.基礎的な語彙を習得する。
4.基礎的な文法・語法を習得する。
5.基礎的な書き取りができる。
6.基礎的な中国語会話ができる。
7.基礎的な読解ができる。
8.基礎的な作文ができる。
9.国際的な視点を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1,2,3,4,5中国語の発音・表記・語法・文法・語彙を習得し、自在に活用できる。中国語の発音・表記・語法・文法・語彙に関する基礎を理解し、初歩的な活用が出来る。中国語の発音・表記・語法・文法・語彙についての理解が不足し、うまく活用できない。
評価項目2 到達目標6,7,8中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の思想を深く理解した上で、正確な文法と語彙を用いて高度かつ的確な応答・表現が出来る。中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の意図を理解した上で、的確な応答・表現が出来る。中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の意図の把握が不十分であり、文法・語彙の知識も不足し、的確な応答・表現が出来ない。
評価項目3 到達目標9中国語学習を通じ、中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢について深く理解し、国際人として的確な判断と対応が出来る。中国語学習を通じ、中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢の基礎を理解している。中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢についての理解が不足している。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では、「聞く・話す・読む・書く」という語学の4技能を総合的に習得することを大きな目標とするが、その中でも特に「話す力」に重点を置きます。正しい発音、基礎的な語彙と文法知識を学び、反復練習することによって、中国語のコミュニケーション能力を養成する。また、中国語を学ぶことで中国の社会や文化に対する理解を深め、幅広い視点から自らの立場を理解し、社会や環境に配慮して国際社会を多面的に考える力を養う。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・小テスト・課題により行う。
[事前事後学習など]平常時の予習,復習が大切である。予習をするときに自分が理解できる箇所とできない箇所を把握しておいてから授業に臨むと効果的に学習することができる。 復習するときには学んだ内容が理解できているかを確認し,知識を定着させる。分からない箇所は放置せず,質問をするなどして必ず解決してから前に進むことが重要である。適宜宿題を課す。
注意点:
[評価基準・方法]成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
前期末:前期中間試験(30%), 前期末(40%), 小テスト(30%)
学年末:前期成績(50%),後期成績〈中間試験35%,学年末試験35%,レポート30%〉(50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・声調・単母音・子音 声調・単母音・子音について理解し、活用できる。
2週 複合母音・鼻母音・発音上の規則 複合母音・鼻母音・発音上の規則について理解し、活用できる。
3週 演習・小テスト(1) 声調・単母音・子音・複合母音・鼻母音・発音上の規則について深く理解し、活用できる。
4週 人称代名詞・”是”構文 ”是”構文について理解し、活用できる。
5週 指示代名詞・疑問詞疑問文・“的”、“也”、“都” 疑問詞疑問文などについて理解し、活用できる。
6週 演習・小テスト(2) 人称代名詞・”是”構文・指示代名詞・疑問詞疑問文などについて深く理解し、活用できる。
7週 復習 前期前半の学習内容について理解し、活用できる。
8週 試験解説 前期中間試験の結果を受け、自分の問題点について理解し、改善できる。
2ndQ
9週 動詞述語文・省略疑問文など・“有”の使い方 動詞述語文・省略疑問文などについて理解し、活用できる。
10週 形容詞述語文・量詞・数字 形容詞述語文・量詞などについて理解し、活用でき、数字を覚える。
11週 演習・小テスト(3) 動詞述語文・省略疑問文・形容詞述語文・量詞などについて理解し、活用できる。
12週 時刻の言い方・時間表現・反復疑問文 時刻の言い方・時間表現を覚える。反復疑問文を理解する。
13週 完了を表す構文・介詞“离” 完了を表す構文・介詞について理解し、活用できる。
14週 演習 前期後半の学習内容について理解し、活用できる。
15週 前期復習 前期の学習事項について深く理解し、自由に活用できる。
16週
後期
3rdQ
1週 前期復習 前期の学習事項が活用できる。
2週 連動文・選択疑問文・助動詞 連動文・選択疑問文、助動詞について理解し、活用できる。
3週 「経験」を表す“過”, 介詞“跟” ・“給” “過”構文や介詞などについて理解し、活用できる。
4週 演習・小テスト(4) 連動文・選択疑問文・“過”構文などについて理解し、活用できる。
5週 「動作の進行」を表す構文・主述述語文 中国語の進行形・主述述語文について理解し、活用できる。
6週 助動詞・動詞の様態補語 助動詞・動詞の様態補語について理解し、活用できる。
7週 演習・小テスト(5) 後期中間試験の結果を受け、自分の問題点について理解し、改善できる。
8週 試験解説 後期中間試験の結果を受け、自分の問題点について理解し、改善できる。
4thQ
9週 比較構文・持続態を表す構文 比較構文・持続態を表す構文について理解し、活用できる。
10週 名詞述語文・二重目的語構文・“是〜的”の文 名詞述語文・二重目的語構文・“是〜的”の文について理解し、活用できる。
11週 結果補語・存在文など 結果補語・存在文などについて理解し、活用できる。
12週 演習・小テスト(6) 比較構文・二重目的語構文などについて理解し、活用できる。
13週 方向補語・使役構文 方向補語・使役構文について理解し、活用できる。
14週 可能補語・受け身構文・“把”構文 可能補語・受け身構文・“把”構文について理解し、活用できる。
15週 後期復習 後期の学習内容について深く理解し、自由に活用できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000