建築経済

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築経済
科目番号 18480 科目区分 専門 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 経済調査会「建築経済学とLCC」
担当教員 石渡 博

到達目標

1.建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
2.建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。
3.LCC・FMの手法を理解し、説明できる。
4.建築の性能と環境問題との関わりについて理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。 基本的な建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できな。
評価項目2建築保全の意義と手法を理解し、 説明できる。 基本的な建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。 建築保全の意義と手法を理解し、説明できない。
評価項目3、4LCC・FMの手法を理解し、説明できる。 建築の性能と環境問題との関わりについて理解し、説明できる。基本的なLCC・FMの手法を理解し、説明できる。基本的な 建築の性能と環境問題との関わりについて理解し、説明できる。LCC・FMの手法を理解し、説明できない。 建築の性能と環境問題との関わりについて理解し、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科教育目標 1 説明 閉じる
本科教育目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(建築学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「つくる」から「つかう」時代に入っている建築物をいかに効率よく使っていくかを追求するためには、建築活動の社会的、経済的役割と諸問題について理解する必要がある。本講義では、建築生産(広義)の流れを通して、建築活動の社会的、経済的役割と諸問題について学習し、課題の解決手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】 定期試験に代えてレポート課題を課することがあるので,授業外学修時間に予習・復習をすること。 【 関連科目】建築設計,建築生産,建築構法,地域・都市計画
注意点:
【評価方法・評価基準】後期末試験を実施する。
試験成績(60%)、平常の学習における小課題の提出状況(40%)

成績の評価基準として60点以上を合格とする。

【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】 社会的実情に沿った建築に関わるコストについての意識を養い、現実的問題への適応性と変化する状況に対応する発展性を習得してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築経済の概念 建築経済の概要が理解できる。
2週 建築設計・積算(1) 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
3週 建築設計・積算(2) 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
4週 建築設計・積算(3) 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
5週 建築生産 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
6週 劣化と耐用年数 建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。
7週 建築保全 建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。
8週 修繕・改善・建替(1) 建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。
4thQ
9週 修繕・改善・建替(2) 建築保全の意義と手法を理解し、説明できる。
10週 LCC(1) LCC・FMの手法を理解し、説明できる。
11週 LCC(2) LCC・FMの手法を理解し、説明できる。
12週 FM・LCM LCC・FMの手法を理解し、説明できる。
13週 建築の性能評価と環境問題 建築の性能と環境問題との関わりについて理解し、説明できる。
14週 まとめ 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
15週 後期復習 建築設計の流れとコストプランニングを理解し、説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力600004000
分野横断的能力0000000