到達目標
1.日本文学史の時代区分と分野の特色を理解し、説明できる。
2.中古文学の文学史的な特色を理解し、説明できる。
3.上代の韻文等の特色を理解し、説明できる。
4.中古の韻文等の特色を理解し、説明できる。
5.和歌などの韻文または物語などの散文を読解し、説明できる。
6.読後の感想等を的確に表現し、伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1、2 | 日本文学史の時代区分と分野の特色および中古文学の文学史的な特色を理解し、説明できる。 | 日本文学史の時代区分と分野の特色および中古文学の文学史的な特色を理解できる。 | 日本文学史の時代区分と分野の特色および中古文学の文学史的な特色を理解できない。 |
到達目標3,4,5 | 上代から中古にかけての作品を読解・鑑賞できる。 | 上代から中古にかけての作品を読解できる。 | 上代から中古にかけての作品を読解できない。 |
到達目標6 | 作品を鑑賞し、読後の感想等を的確に表現し伝えることができる。 | 作品を鑑賞し、読後の感想等を表現し伝えることができる。 | 作品を鑑賞し、読後の感想等を表現し伝えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 3
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創造工学プログラム C1
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教育方法等
概要:
教養としての日本文学を百人一首をもとに読解・鑑賞し文学史的考察を深める。百人一首にある和歌を文学史的観点をふまえて講読し,技術者として必要な基礎学力を身につける。併せて作品を通して古典的教養を培い、国際的視野から日本文化を位置づける目を養い、幅広い視点から自らの立場を理解し、自分の考えを正しく表現し公正に意見を交換することのできる豊かな人間性を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
基礎的な知識を確認するワークテストを課すことがある。
国語Ⅰ(1年次),国語Ⅱ(2年次),国語Ⅲ(3年次)
MCC対応:Ⅲ-A国語、Ⅶ汎用的技能、Ⅷ態度・志向性(人間力)、Ⅸ総合的な学修経験と創造的思考力
注意点:
補助プリントを配布する。プリントはなくさないこと。
定期試験(中間及び期末試験)(90%) 小テスト(10%)
後期中間試験,学年末試験を実施する。
成績の評価基準として60点以上を合格とする。社会人としてあるべき教養の一つとしての文学や歴史への関心をもって受講することが望ましい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
百人一首解説、百人一首にある飛鳥・奈良時代の歌人の和歌(一) |
日本文学史の時代区分と百人一首に関する基礎的事項を理解できる。百人一首にある飛鳥時代の歌人の和歌(1~3)を読解し鑑賞できる。
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2週 |
百人一首にある飛鳥・奈良時代の歌人の和歌(二) |
百人一首にある奈良時代の歌人の和歌(4~7)を読解し鑑賞できる。
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3週 |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(一) |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(8~15)を読解し鑑賞できる。
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4週 |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(二) |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(16~23)を読解し鑑賞できる。
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5週 |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(三) |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(24~31)を読解し鑑賞できる。
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6週 |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(四) |
百人一首にある平安時代前期の歌人の和歌(32~39)を読解し鑑賞できる。
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7週 |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(一) |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(40~50)を読解し鑑賞できる。
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8週 |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(二) |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(51~58)を読解し鑑賞できる。
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4thQ |
9週 |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(三) |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(59~65)を読解し鑑賞できる。
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10週 |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(四) |
百人一首にある平安時代中期の歌人の和歌(66~73)を読解し鑑賞できる。
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11週 |
百人一首にある院政期・鎌倉時代の歌人の和歌(一) |
百人一首にある院政期の歌人の和歌(74~80)を読解し鑑賞できる。
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12週 |
百人一首にある院政期・鎌倉時代の歌人の和歌(二) |
百人一首にある院政期の歌人の和歌(81~87)を読解し鑑賞できる。
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13週 |
百人一首にある院政期・鎌倉時代の歌人の和歌(三) |
百人一首にある鎌倉時代の歌人の和歌(88~92)を読解し鑑賞できる。
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14週 |
百人一首にある院政期・鎌倉時代の歌人の和歌(四) |
百人一首にある鎌倉時代の歌人の和歌(93~100)を読解し鑑賞できる。
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15週 |
後期復習 |
後期の学習内容が理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |