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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代の課題-哲学を学ぶ意義- |
なぜ哲学・倫理学を学ぶのか、思想を通じて何を身につけるのかについて理解できる。
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2週 |
ポリス社会と自然哲学 |
古代ギリシアのポリス社会の特質と自然哲学の発祥についての知識を得る。
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3週 |
ペルシャ戦争とアテネ |
ポリス社会におけるペルシア戦争の影響とソクラテスの哲学についての知識を得る。
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4週 |
プラトンの哲学 |
イデア論を中心にプラトンの思想的特質について知識を得る。
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5週 |
アリストテレスの哲学 |
アリストテレスの目的論的自然観と、その思想的特質についての知識を得る。
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6週 |
ヘレニズムの哲学 |
アレクサンドロスの東征とヘレニズム期の哲学についての知識を得る。
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7週 |
復習・論述指導 |
自らの考察を客観的・論理的に表現する技術を学ぶ。
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8週 |
一神教の成立 |
ユダヤ教の発祥とその特質についての知識を得る。
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2ndQ |
9週 |
キリスト教の拡大 |
キリスト教の思想的特質とヨーロッパ世界における拡大について知識を得る。
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10週 |
原始仏教とその教説 |
ガウタマ=シッダールタの生涯を通じて、原始仏教の成立とその教義についての知識を得る。
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11週 |
中国の思想 |
諸子百家の思想の成立について理解し、とりわけ孔子の儒家思想の知識を得る。
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12週 |
古代日本の精神世界 |
伊勢神宮および石川の伝統的信仰形態を通じて日本の風土と伝統についての知識を得る。
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13週 |
仏教の伝来 |
聖徳太子の逸話・思想を中心に、飛鳥時代の精神世界と仏教受容の在り方についての知識を得る
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14週 |
日本的仏教の展開 |
奈良・平安時代から鎌倉新仏教に至る日本仏教史の知識を得る。
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15週 |
前期復習 |
学習を通して得た知識や資料を活用してある問いに対して自ら考察し、その成果を客観的・論理的に表現・論述できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
中世キリスト教世界 |
ヨーロッパ中世におけるキリスト教会の強権とその思想についての知識を得る。
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2週 |
ルネサンスの人間観と宗教改革 |
近代におけるルネサンスの意味と思想家の教説について理解する。
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3週 |
宗教改革 |
ルターおよびカルヴァンの宗教改革についての知識を得る。
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4週 |
ベーコンとイギリス経験論 |
ベーコンの哲学から、特に近代の帰納法の考え方について理解する。
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5週 |
デカルトと大陸合理論 |
デカルトの哲学から、特に演繹法の考え方について理解する。
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6週 |
カントの自由論 |
『純粋理性批判』における自然因果律と自由との関係について知識を得る。
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7週 |
カントの道徳思想 |
『実践理性批判』における自律としての自由について知識を得る。
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8週 |
ヘーゲルの歴史哲学 |
フランス革命の進展とヘーゲルの歴史観についての知識を得る。
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4thQ |
9週 |
復習・論述指導 |
自らの考察を客観的・論理的に表現する技術を学ぶ。
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10週 |
功利主義と自由主義 |
ベンサム、ミルの功利主義と、功利主義の立場における自由について知識を得る。
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11週 |
社会主義思想の成立 |
マルクスの社会主義思想やロシア革命、現在の社会主義国の現状についての知識を得る。
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12週 |
実存主義の登場 |
20世紀の社会状況とキルケゴール、ニーチェなどの基本的な立場についての知識を得る。
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13週 |
実存主義哲学の潮流 |
第二次世界大戦前後の状況とヤスパース、ハイデガー、サルトルの実存主義哲学の知識を得る。
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14週 |
構造主義と現代 |
サルトルとレヴィ・ストロースの論争を通じて、構造主義の基本的な立場についての知識を得る。
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15週 |
後期復習 |
学習を通して得た知識や資料を活用してある問いに対して自ら考察し、その成果を客観的・論理的に表現・論述できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 5 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 4 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 2 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 2 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 2 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 2 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 2 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 2 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 2 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 2 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 2 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 2 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 2 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 2 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 2 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 2 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 2 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 2 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 2 | |