| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | ベクトルの和,差,実数倍の定義が理解でき,それらが計算できる. | ベクトルの和,差,実数倍の簡単な計算ができる. | ベクトルの和,差,実数倍の定義が全く理解できない. |
到達目標
項目2 | ベクトルの成分表示や内積に関する問題を解くことができ,ベクトルの平行,垂直の判定ができる. | ベクトルの内積や成分表示の簡単な計算ができる. | ベクトルの内積の定義を理解しておらず,成分表示で表されたベクトルの計算も全く行えない. |
到達目標
項目3 | 点と直線あるいは平面との距離を求めたり,内分点の位置ベクトルを求めたりすることができる. | 点と直線あるいは平面との距離や内分点の位置ベクトルの定義を理解し,簡単な計算ができる. | 点と直線あるいは平面との距離や,内分点の位置ベクトルの定義を全く理解できない. |
到達目標
項目4 | ベクトルを用いて,様々な図形の方程式を導出することができ,図形に関する問題を解くことができる. | ベクトルを用いた,様々な図形の方程式の導出方法を理解し,簡単な図形の問題を解くことができる. | 図形のベクトル方程式を1つも理解できず,図形に関する問題を全く解くことができない. |
到達目標
項目5 | 行列の和,差,実数倍の定義が理解でき,それらが計算できる. | 行列の和,差,実数倍の定義が理解でき,簡単な計算問題が解ける. | 行列の和,差,実数倍の定義が全く理解できない. |
到達目標
項目6 | 行列の積や逆行列の定義が理解でき,それらを求めることができる. | 行列の積や逆行列の定義が理解でき,簡単な計算問題が解ける. | 行列の積や逆行列の定義が理解できない. |
到達目標
項目7 | 階段行列の定義が理解でき,行基本変形を用いて,行列の階数や連立1次方程式の解を求めることができる. | 階段行列の定義が理解でき,行列に対して行基本変形が正しく行える.また,簡単な連立1次方程式が解ける. | 階段行列の定義が理解できず,行基本変形を全く行えない. |
到達目標
項目8 | 行列式の定義や性質を用いて,4次までの行列式の値を求めることができる. | 行列式の定義や性質を理解でき,行列式の簡単な計算ができる. | 行列式の定義や性質を理解できない. |
到達目標
項目9 | 余因子行列や逆行列,クラメルの公式を用いるなど,多岐にわたり行列式を応用できる. | 余因子行列や逆行列を求めることができ,クラメルの公式を用いて簡単な連立1次方程式を解くことができる. | 余因子行列や逆行列を求めることができず,クラメルの公式を用いることができない. |