概要:
自分たちが日常生活を送る地域の視点と地球規模のグローバルな視点の双方を意識しながら, 社会や文化, 環境に関する多様なテーマについて, 英語を通して新たな知見を得て内容に対して理解を深めるとともに, 英語を通して自分の意見を発信するための基礎学力を養う。英語の読解, 聴解, 英語による他者との交流を行うことで, 幅広い視点から自らの立場を理解し, 国際意識を備え, 異文化を尊重し, グローバル社会における問題解決に積極的に関わっていける技術者を育成する。
授業の進め方・方法:
随時,講義内容に関する課題を与える。
[MCC対応] Ⅲ-B 英語, Ⅳ-D グローバリゼーション・異文化多文化理解, Ⅶ 汎用的技能, Ⅷ 態度・志向性(人間力), Ⅸ 総合的な学修経験と創造的思考力
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。
授業には紙の辞書または電子辞書を持参すること。
【評価方法・評価基準】単元の確認テストを実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期:発表(20%),単元確認テスト(40%),課題・小テスト(40%)
後期:発表(20%),単元確認テスト(30%),課題・小テスト(50%)
学年末:前期成績(50%),後期成績(50%)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Put Your Ideas Across 1 |
Mind Mapの制作等を通して自分の考えを可視化・整理する取り組みを行う。
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2週 |
Put Your Ideas Across 2 |
Mind Map等を参考に, 他者に自分の意見や考えを伝えるときの表現やつなぎ言葉,英文の組み立て方を学ぶ。
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3週 |
Is This Art? 1 |
写真や映像, 英文を見て芸術について学び, ペアやグループでアートについて英語で意見を交わす。特にグラフィティについて学び, グラフィティのアート性について自分なりの考えをまとめ, 他者と英語で意見を交わす。
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4週 |
Is This Art? 2 |
現代アートについて学び, アートとそうではないものの境界について自分なりの考えをまとめ, 他者と英語で意見を交わす。
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5週 |
Is This Art? 3 |
「工芸王国」とも呼ばれる石川県の伝統工芸や「工芸」について学び, アートと工芸の境界について自分なりの考えをまとめ, 他者と英語で意見を交わす。
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6週 |
Is This Art? 4 |
アートに関するエッセイのピアレビューを行い, 他者の観点を理解するとともに英文エッセイの書き方を相互評価する。
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7週 |
Power of Music 1 |
人類や生物にとっての音楽のルーツを知り, 音楽が人類の生活や文化を彩ってきた背景を学ぶ。音楽に関する基本的な語彙や知識を学ぶ。
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8週 |
Power of Music 2 |
生活を豊かにする教養としての「音楽」について, 視聴覚素材を活用しながら, クラシック音楽を中心とした音楽の楽しみ方を知る。
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2ndQ |
9週 |
Power of Music 3 |
生活を豊かにする教養としての「音楽」について, 視聴覚素材を活用しながら, 現代音楽も含めた音楽の楽しみ方を知る。
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10週 |
Power of Music 4 |
ポップミュージックと社会問題について知る。社会にインパクトを与えた音楽について調べ, 自分の意見を英作文にまとめる。
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11週 |
Living with Diversity 1 |
多様性に関わる問題を通し, 社会のあり方やアイデンティティーについて考える。
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12週 |
Living with Diversity 2 |
多様性に関わる問題を通し, 社会のあり方やアイデンティティーについて考える。
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13週 |
Living with Diversity 3 |
多様性に関わる問題を通し, 社会のあり方やアイデンティティーについて考える。
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14週 |
Living with Diversity 4 |
多様性に関わる問題に関する解決策について, 英語素材を用いた発表を行う。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Global Issues 1 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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2週 |
Global Issues 2 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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3週 |
Global Issues 3 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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4週 |
Global Issues 4 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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5週 |
Global Issues 5 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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6週 |
Global Issues 6 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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7週 |
Global Issues 7 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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8週 |
Global Issues 8 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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4thQ |
9週 |
Global Issues 9 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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10週 |
Global Issues 10 |
グローバルな問題について認識を深める。対象となるテーマに関する英語表現, エッセイの型を学ぶとともに, 各種ウェブサイトや機械翻訳を利用しながらその利点や限界を知る。
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11週 |
Presentation 1 |
洋楽等を活用して英語の音や表現について学び, また自分で音変化に気づけるようになる。最終的な発表とレポートの準備をする。
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12週 |
Presentation 2 |
洋楽等を活用して英語の音や表現について学び, また自分で音変化に気づけるようになる。最終的な発表とレポートの準備をする。
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13週 |
Presentations 3 |
洋楽等を活用して英語の音や表現について学び, また自分で音変化に気づけるようになる。最終的な発表とレポートの準備をする。
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14週 |
Presentations 4 |
洋楽等を活用して英語の音や表現について学び, また自分で音変化に気づけるようになる。最終的な発表とレポートの準備をする。
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 4 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 4 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 4 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 4 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |