英語講読III

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語講読III
科目番号 20080 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Daniel Keyes 著 「Flowers for Algernon (アルジャーノンに花束を)」(講談社インターナショナル)
担当教員 香本 直子

到達目標

1. 英語による音声を聞いて主旨、目的、文脈が理解できる。
2. 英語による長文を読んで主旨、目的、文脈が理解できる。
3. 既習の文法事項を長文の中で理解できる。
4. 既習の文法事項を用いて単文を作成できる。
5. 授業で取り上げる話題に関連する語彙や表現を身につけることができる。
6. 授業で取り上げる話題に関して、自分の考えや意見を英語で表現することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1英語による音声を聞いて主旨、目的、文脈が理解できる。英語による音声を聞いて主旨、目的、文脈がおおむね理解できる。英語による音声を聞いて主旨、目的、文脈を理解することが困難である。
到達目標2英語による長文を読んで主旨、目的、文脈が理解できる。英語による長文を読んで主旨、目的、文脈がおおむね理解できる。英語による長文を読んで主旨、目的、文脈を理解することが困難である。
到達目標3英語による音声や長文において、既習の文法事項を含む文が理解できる。英語による音声や長文において、既習の文法事項を含む文がおおむね理解できる。英語による音声や長文において、既習の文法事項を含む文を理解することが困難である。
到達目標4既習の文法事項を用いて単文を作成できる。既習の文法事項を用いて単文をおおむね作成できる。既習の文法事項を用いて単文を作成することが困難である。
到達目標5自ら積極的に調べ、授業で取り上げる話題に関連する語彙や表現を身につけることができる。授業で取り上げる話題に関連する語彙や表現をおおむね身につけることができる。授業で取り上げる話題に関連する語彙や表現を身につけることが困難である。
到達目標6授業で取り上げる話題に関して、自分の考えや意見を英語で表現することができる。授業で取り上げる話題に関して、自分の考えや意見をほぼ英語でおおむね表現することができる。授業で取り上げる話題に関して、自分の考えや意見を英語で表現することが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語の小説を読み,内容を読み取る読解力を養う。同時に,語彙力,文法を含めた基礎的な英語力のレベルアップをはかる。また,様々な背景知識を得るための活動や,読んだ内容に関して考え,英語で発言し意見を交換する活動を通して,国際社会を多面的に考えるための視点や教養を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
毎回,指示された英文を読み,重要単語や表現を覚え,問題を解いてくること。
授業では,予習の段階で理解できなかったことや,自分が間違った箇所について,理解できなかった・間違った原因と合わせて確認すること。
授業中の活動を積極的に行うこと。
授業で確認したことは復習をすることで定着し,次に生かせるようになるため,必ず復習すること。
授業には辞書を持参すること。
また,授業で触れた題材や自分が関心を持ったトピックについて,図書館や,授業中に紹介するwebサイトを利用して自主的に英文を読むことを勧める。
【MCC対応】
Ⅲ-B 英語,Ⅳ-D グローバリゼーション・異文化多文化理解,Ⅶ 汎用的技能,Ⅷ 態度・志向性(人間力),Ⅸ 総合的な学修経験と創造的な思考力
注意点:
随時,予習・復習のための課題および小テストを与える。
【評価方法・評価基準】
前期中間,前期末の各試験を実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験(35%),期末試験(35%),小テスト・課題(30%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
前書き - March 21
授業の進め方がわかる。
内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
著者や書かれた時代について調べ,まとめることができる。
2週 March 21 - April 14 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
著者や書かれた時代について調べ,発表することができる。
3週 April 14 - April 27 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
映画やドラマなどの異なるメディアと比較し,まとめることができる。
4週 April 27 - May 11
内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
映画やドラマなどの異なるメディアと比較し,発表することができる。
5週 May 11 - June 6 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
登場人物に注目し内容について考え,意見をまとめることができる。
6週 June 6 - June 10途中 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
登場人物に注目し内容について考え,意見を交換することができる。
7週 June 10 途中 - June 15 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
文学的手法について調べ,まとめることができる。
8週 前半のまとめと復習 前半で扱った内容が整理できる。作品中で扱われている語彙・文法について理解を深めることができる。
2ndQ
9週 June 15 - June 23 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
文学的手法による効果について考え,発表することができる。
10週 June 23 - July 12 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
作品が提起するテーマに注目し内容について考え,意見をまとめることができる。
11週 July 12 - July 28
内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
作品が提起するテーマに注目し内容について考え,意見を交換することができる。
12週 July 28 - September 27途中 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
作品が提起するテーマに注目し内容について考え,発表することができる。
13週 September 27途中 - October 10 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
内容について考え,書評/レビューをまとめることができる。
14週 October 10 - 追伸 内容を,語彙・文法知識を援用し,正確に理解できる。
内容について考え,書評/レビューを発表することができる。
15週 前期復習 扱った内容が整理できる。作品中で扱われている語彙・文法について理解を深めることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000