第2外国語(中国語)

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 第2外国語(中国語)
科目番号 20081 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『キャンパスライフ中国語』改訂新版 荒川清秀・周閲・塩山正純・中西千香 白帝社
担当教員 関 泉子

到達目標

1.ピンインに従って正確に発音できる
2.基本単語を覚え、読む・書く・話す、など活用できる
3.文の基本構造を覚え、読む・書く・話す、など活用できる
4.簡体字を正確に書けるようになる
5.音声のみで、単語や文が理解できるようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1・4全てのピンイン表記を正確に発音できる。簡体字を正しく書くことに慣れている。大部分のピンイン表記を正確にテンポよく読むことができる。漢字の頻出部首を簡体字で正確に書ける。ピンイン表記を間違えて発音したり、言えても時間がかかる。簡体字をしばしば書き間違える。
評価項目2 到達目標2・3単語及び基本文をすべて正確に理解し、自信をもって活用できる。単語及び基本文を理解し、ほぼ間違いなく表現できる。単語及び基本文の理解が不十分で、特に語順の間違えが目立つ。
評価項目3 到達目標5教科書に出てくる単語や文章を、音声のみでも理解できる。教科書に出てくる単語や文章を、音声のみでも、何を言っているのかほぼわかる。中国語の音声のみでは、言っている内容がわからない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講座により、国際的なニーズが高まる「中国語」を学ぶことは、技術者として、技術分野等の第一線で活躍する
機会を広げるものである。そのためにまず中国語の基礎学力を身に着けるとともに、その背景にある中国語圏の
社会をや文化への理解を深める。
その結果、幅広い視点から自らの立場を知り、国際社会を多面的に考えることができるようになることを、目標とする。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・小テスト・課題により行う。
1.ピンイン表記の発音練習をする。
2.新出単語を覚えると同時に、既出単語の復習を行う。
3.基本文の構造を理解する。
  聞く・書く・読むを繰り返して、自ら表現できるように練習する。
4.簡体字を覚える。
5.教科書付随の音声資料を活用し、耳で理解できるようにする。
[事前事後学習など]レポートや小テストは、必ず提出すること。


注意点:
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験、期末試験、学年末試験を実施する。
前期成績:中間試験(40%)期末試験(40%)演習実技等(20%)
後期成績:中間試験(40%)学年末試験(40%)演習実技等(20%)
学年末成績:前期成績(50%)後期成績(50%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 発音 "声調(4声)の練習をする
単母音と複母音、鼻母音、そり舌母音を練習する。"
2週 発音 子音を学ぶ。声調と母音を組み合わせて、すべての音節を発音できるように練習する。
3週 第1課 :モノの所有者を尋ねたり答えたりする。名前や身分を伝える。 代名詞、指示代名詞と所有の「的」を使って、「これは〇〇だ」「あれは××の〇〇だ」と受け答えができるようになる。
4週 第1課の復習と学習活動 第2課:日時や曜日を学ぶ。相手との都合を調整して、約束の日時の相談をする。
周囲の人の誕生日を聞いてわかる。待ち合わせの時間を相談できる。買うものを聞いたり答えたりできる。
5週 第2課の復習と学習活動 
周囲の人の誕生日を聞いてわかる。待ち合わせの時間を相談できる。買うものを聞いたり答えたりできる。
6週 第3課:相手に理由を問う文を学ぶ。数や時間を尋ねたり、どこへ行くのか聞く。
何個買う、何冊持っている、など、量の表現ができるようになる。疑問詞疑問文を使って、「はい・いいえ」以外の受け答えができるようになる。
7週 第3課の復習と学習活動 第4課:ある場所への行き方を尋ねたり、ある場所を説明したりする。
自分の家がどこにあって、ここから遠いか近いか、言えるようになる。家への道順を簡単に説明できるようになる。
8週 これまでの復習
発音並びにこれまで習った内容を総復習する。
2ndQ
9週 第4課の復習と学習活動 
学校の中にある施設、ない施設を表現できる。今どこにいるのか伝えることができる。
10週 第5課:値段を尋ねる表現を学ぶ。
買い物の表現ができるようになる。形容詞述語文を習って、品物の良し悪しを伝えることができるようになる。「私は~と思う」が言える。「どのくらいの時間」学んだか、などが言える。「してみたいこと」「してはいけないこと」が言える。
11週 第5課の復習と学習活動 第6課:実現・完了・変化など、中国語のアスペクトを学ぶ。病状を尋ねたり答えたりする。
「食べた・飲んだ」「大人になった・暑くなった」などが言えるようになる。「給」を使って、誰かに何かをあげることができる。
12週 第6課の復習と学習活動 
さまざまな動作が行われたのか聞いたり、答えたりできるようになる。何を買ったか尋ねることができる。病状について話せる。
13週 第7課:自分の意見を言う。相手の意見を尋ねる。してみたいことを受け答えする。
「私は~と思う」と意見が言える。相手に「~してはいけない」と禁止表現を使うことができる。時間量を表現できる。
14週 第7課の復習と学習活動 第8課:近未来表現を学ぶ。祝祭日や季節の行事を覚える。
もうすぐくるイベントを相手に伝えることができる。二つの選択肢から一つを選ぶ表現ができる。
15週 "第8課の復習と学習活動
これまでの総復習"
総復習
16週
後期
3rdQ
1週 前期の復習 第9課:動作の持続表現や結果表現を習得する。どこで何をするのかを表現する。
前期で覚えたことを総復習する。誕生日を祝うことができる。あいてにどこで何をしているのか、尋ねることができる。
2週 第9課の復習と学習活動 
ある動作をした結果がどうだったのか、受け答えができる。反語表現「~ではないですか(そうですよね)」を覚える。
3週 第10課:過去の出来事について、尋ねたり答えたりする。二つのものを比較する。
実現したことについて、「どのように」実現したのかが言える。「~したことがある・ない」が言える。
4週 第10課の復習と学習活動 第11課;進行形を学ぶ。動作の向こう方向を表現する。習得したものが言える。 
今何をしているのか受け答えができる。車の運転やスポーツ、楽器などができるかできないかを表現できるようになる。
5週 第11課の復習と学習活動
天気のことを聞いたり答えたりできる。「~だろう・~のはずだ」と可能性について述べることができる。
6週 第12課:能力や外的要因によって、ある動作ができるできないを表現する。仮定表現を学ぶ。
「見える・見えない」「聞いてわかる・わからない」などが言える。「もし~なら・・・」と仮定の表現ができる。
7週 第12課の復習と学習活動
「彼はきっと忙しいのでしょうね」など、自分の予想や憶測を伝えることができる。2つの動作を同時に行う表現が言える。
8週 これまでの復習
今まで習ったことの総復習をする。
4thQ
9週 第13課:人から伝え聞いたことを相手に言う。相手や自分の能力について尋ねたり答えたりする。
伝聞表現「(聞くところによると)~だそうです」が言える。使役文を使って、誰かが誰かに何かをさせる、と言える。
10週 第13課の復習と学習活動
「〇〇は~をするのがどの程度だ」と、誰かの能力について述べることができる。「~するとすぐに~だ」が言える。
11週 第14課:興味のあることを尋ねる。あるものに対して評価する。
「把」構文を使って、あるものに対してどんな処置を行ったのかが言える。「使いやすい・覚えやすい」などの表現ができる。
12週 第14課の復習と学習活動
相手に興味のあることを尋ねたり、いつ何をするのか聞いたりできる。色々なスポーツ種目を中国語で言える。
13週 第15課:近い将来の予定を言う。いくつかの動作を時間の流れに沿って、順を追って説明する。
「将来~になるつもりだ」「春休みは~する予定だ」などが言える。「まず~して、それから~する」など、動作の順序を説明できる。
14週 第15課の復習と学習活動
受け身文を使って、「盗まれた」「蚊に刺された」「先生に叱られた」などが言えるようになる。
15週 これまでの復習
これまで学んだことを総復習する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験その他合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000