概要:
本講座により、国際的なニーズが高まる「中国語」を学ぶことは、技術者として、技術分野等の第一線で活躍する
機会を広げるものである。そのためにまず中国語の基礎学力を身に着けるとともに、その背景にある中国語圏の
社会をや文化への理解を深める。
その結果、幅広い視点から自らの立場を知り、国際社会を多面的に考えることができるようになることを、目標とする。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・小テスト・課題により行う。
1.ピンイン表記の発音練習をする。
2.新出単語を覚えると同時に、既出単語の復習を行う。
3.基本文の構造を理解する。
聞く・書く・読むを繰り返して、自ら表現できるように練習する。
4.簡体字を覚える。
5.教科書付随の音声資料を活用し、耳で理解できるようにする。
[事前事後学習など]レポートや小テストは、必ず提出すること。
注意点:
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験、期末試験、学年末試験を実施する。
前期成績:中間試験(40%)期末試験(40%)演習実技等(20%)
後期成績:中間試験(40%)学年末試験(40%)演習実技等(20%)
学年末成績:前期成績(50%)後期成績(50%)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
発音 |
"声調(4声)の練習をする 単母音と複母音、鼻母音、そり舌母音を練習する。"
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2週 |
発音 |
子音を学ぶ。声調と母音を組み合わせて、すべての音節を発音できるように練習する。
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3週 |
第1課 :モノの所有者を尋ねたり答えたりする。名前や身分を伝える。 |
代名詞、指示代名詞と所有の「的」を使って、「これは〇〇だ」「あれは××の〇〇だ」と受け答えができるようになる。
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4週 |
第1課の復習と学習活動 第2課:日時や曜日を学ぶ。相手との都合を調整して、約束の日時の相談をする。
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周囲の人の誕生日を聞いてわかる。待ち合わせの時間を相談できる。買うものを聞いたり答えたりできる。
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5週 |
第2課の復習と学習活動
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周囲の人の誕生日を聞いてわかる。待ち合わせの時間を相談できる。買うものを聞いたり答えたりできる。
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6週 |
第3課:相手に理由を問う文を学ぶ。数や時間を尋ねたり、どこへ行くのか聞く。
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何個買う、何冊持っている、など、量の表現ができるようになる。疑問詞疑問文を使って、「はい・いいえ」以外の受け答えができるようになる。
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7週 |
第3課の復習と学習活動 第4課:ある場所への行き方を尋ねたり、ある場所を説明したりする。
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自分の家がどこにあって、ここから遠いか近いか、言えるようになる。家への道順を簡単に説明できるようになる。
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8週 |
これまでの復習
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発音並びにこれまで習った内容を総復習する。
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2ndQ |
9週 |
第4課の復習と学習活動
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学校の中にある施設、ない施設を表現できる。今どこにいるのか伝えることができる。
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10週 |
第5課:値段を尋ねる表現を学ぶ。
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買い物の表現ができるようになる。形容詞述語文を習って、品物の良し悪しを伝えることができるようになる。「私は~と思う」が言える。「どのくらいの時間」学んだか、などが言える。「してみたいこと」「してはいけないこと」が言える。
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11週 |
第5課の復習と学習活動 第6課:実現・完了・変化など、中国語のアスペクトを学ぶ。病状を尋ねたり答えたりする。
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「食べた・飲んだ」「大人になった・暑くなった」などが言えるようになる。「給」を使って、誰かに何かをあげることができる。
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12週 |
第6課の復習と学習活動
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さまざまな動作が行われたのか聞いたり、答えたりできるようになる。何を買ったか尋ねることができる。病状について話せる。
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13週 |
第7課:自分の意見を言う。相手の意見を尋ねる。してみたいことを受け答えする。
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「私は~と思う」と意見が言える。相手に「~してはいけない」と禁止表現を使うことができる。時間量を表現できる。
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14週 |
第7課の復習と学習活動 第8課:近未来表現を学ぶ。祝祭日や季節の行事を覚える。
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もうすぐくるイベントを相手に伝えることができる。二つの選択肢から一つを選ぶ表現ができる。
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15週 |
"第8課の復習と学習活動 これまでの総復習"
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総復習
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期の復習 第9課:動作の持続表現や結果表現を習得する。どこで何をするのかを表現する。
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前期で覚えたことを総復習する。誕生日を祝うことができる。あいてにどこで何をしているのか、尋ねることができる。
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2週 |
第9課の復習と学習活動
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ある動作をした結果がどうだったのか、受け答えができる。反語表現「~ではないですか(そうですよね)」を覚える。
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3週 |
第10課:過去の出来事について、尋ねたり答えたりする。二つのものを比較する。
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実現したことについて、「どのように」実現したのかが言える。「~したことがある・ない」が言える。
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4週 |
第10課の復習と学習活動 第11課;進行形を学ぶ。動作の向こう方向を表現する。習得したものが言える。
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今何をしているのか受け答えができる。車の運転やスポーツ、楽器などができるかできないかを表現できるようになる。
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5週 |
第11課の復習と学習活動
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天気のことを聞いたり答えたりできる。「~だろう・~のはずだ」と可能性について述べることができる。
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6週 |
第12課:能力や外的要因によって、ある動作ができるできないを表現する。仮定表現を学ぶ。
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「見える・見えない」「聞いてわかる・わからない」などが言える。「もし~なら・・・」と仮定の表現ができる。
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7週 |
第12課の復習と学習活動
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「彼はきっと忙しいのでしょうね」など、自分の予想や憶測を伝えることができる。2つの動作を同時に行う表現が言える。
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8週 |
これまでの復習
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今まで習ったことの総復習をする。
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4thQ |
9週 |
第13課:人から伝え聞いたことを相手に言う。相手や自分の能力について尋ねたり答えたりする。
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伝聞表現「(聞くところによると)~だそうです」が言える。使役文を使って、誰かが誰かに何かをさせる、と言える。
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10週 |
第13課の復習と学習活動
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「〇〇は~をするのがどの程度だ」と、誰かの能力について述べることができる。「~するとすぐに~だ」が言える。
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11週 |
第14課:興味のあることを尋ねる。あるものに対して評価する。
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「把」構文を使って、あるものに対してどんな処置を行ったのかが言える。「使いやすい・覚えやすい」などの表現ができる。
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12週 |
第14課の復習と学習活動
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相手に興味のあることを尋ねたり、いつ何をするのか聞いたりできる。色々なスポーツ種目を中国語で言える。
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13週 |
第15課:近い将来の予定を言う。いくつかの動作を時間の流れに沿って、順を追って説明する。
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「将来~になるつもりだ」「春休みは~する予定だ」などが言える。「まず~して、それから~する」など、動作の順序を説明できる。
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14週 |
第15課の復習と学習活動
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受け身文を使って、「盗まれた」「蚊に刺された」「先生に叱られた」などが言えるようになる。
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15週 |
これまでの復習
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これまで学んだことを総復習する。
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16週 |
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