建築学基礎

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建築学基礎
科目番号 20504 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 恩村 定幸,内田 伸,船戸 慶輔,秦 明日香

到達目標

1.建築模型製作における基礎的技術を理解し,説明することができる。
2.木造建築の仕組みを理解し,軸組模型を製作することができる。
3.木造建築各部位の名称や構法的役割を理解し,説明することができる。
4.木造建築における建築計画の基礎知識を理解し,説明することができる。
5.木造建築における各部位などの環境的役割を理解し,説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2木造建築の仕組みと模型製作の基礎技術を理解し,軸組模型を正確に製作することができる。木造建築の仕組みと模型製作の基礎技術を理解し,軸組模型を製作することができる。木造建築の仕組みと模型製作の基礎技術を理解し,軸組模型を製作することが困難である。
到達目標 項目3木造建築各部位の名称や構法的役割を理解し,説明することができる。木造建築各部位の名称や構法的役割を理解することができる。木造建築各部位の名称や構法的役割を理解することが困難である。
到達目標 項目4,5木造建築における各部位の計画,構造,環境の役割を理解し,説明することができる。木造建築における各部位の計画,構造,環境の役割を理解することができる。木造建築における各部位の計画,構造,環境の役割を理解することが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生活・環境の全領域に展開している「建築」は,幅広い視点から生活環境を考察する学問的総合の中で成立している。 本授業は,専門への入門的意味において,模型制作を通して木造建築のしくみ(構法,建設手順,各部位の役割)を学びつつ,建築計画学や建築環境工学などの専門的基礎知識について学習する。
授業の進め方・方法:
レポート課題を課することがある。
前期末試験を実施する。
 前期末:試験成績(60%),演習レポートおよび平常の学習における小課題の取り組み状況(40%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。
【MCC対応】V-G-2 構造
注意点:
授業中や定期試験直前の学習のみならず,平常時の予習・復習が大切です。
模型製作道具を毎回持参すること。
また必要に応じ,生協などで模型材料を準備すること。

テスト

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスおよび模型製作基礎1 授業の流れと模型製作に関する基礎知識について理解できる
2週 模型製作基礎2 模型製作に関する基礎知識について理解できる
3週 模型製作基礎3 模型製作に関する基礎知識について理解できる
4週 木造建築物の構造概説 木造建築物における一般構造の基礎知識について理解できる
5週 模型制作による軸組構法Ⅰ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
6週 模型制作による軸組構法Ⅱ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
7週 模型制作による軸組構法Ⅲ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
8週 第七週までのおさらいと解説 木造建築物における一般構造の基礎知識について理解できる
2ndQ
9週 模型制作による軸組構法Ⅳ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
10週 模型制作による軸組構法Ⅴ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
11週 模型制作による軸組構法Ⅵ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
12週 模型制作による軸組構法Ⅶ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
13週 模型制作による軸組構法Ⅷ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
14週 模型制作による軸組構法Ⅸ 構造模型を制作しながら軸組構法の基礎知識について理解できる
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造木構造の特徴・構造形式について説明できる。1
木材の接合について説明できる。1
基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を説明できる。1

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力6040100
分野横断的能力000