到達目標
1.建築と環境と人の関わりについて説明できる。
2.光に関する基礎的性質を説明できる。
3.与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。
4.建築に係わる色彩の役割を説明できる。
5.建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
6.音に関する基本的な計算を行える。
7.室内の音響計画を説明できる。
8.音の伝搬、透過損失の計算を行える。
9.騒音の評価方法を説明できる。
10.吸音の材料とその特性を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築と環境と人の関わりについて説明できる。 | 基礎的な建築と環境と人の関わりについて説明できる。 | 建築と環境と人の関わりについて説明できる。 |
評価項目2 | 光に関する基礎的性質を説明できる。 | 基礎的な光に関する基礎的性質を説明できる。 | 光に関する基礎的性質を説明できない。 |
評価項目3 | 与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。 | 基礎的な与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。 | 与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行えない。 |
評価項目4 | 建築に係わる色彩の役割を説明できる。 | 基礎的な建築に係わる色彩の役割を説明できる。 | 建築に係わる色彩の役割を説明できない。 |
評価項目5 | 建築に係わる音の基本的性質を説明できる。 | 基礎的な建築に係わる音の基本的性質を説明できる。 | 建築に係わる音の基本的性質を説明できない。 |
評価項目6 | 音に関する基本的な計算を行える。 | 基礎的な音に関する基本的な計算を行える。 | 音に関する基本的な計算を行えない。 |
評価項目7 | 室内の音響計画を説明できる。 | 基礎的な室内の音響計画を説明できる。 | 室内の音響計画を説明できない。 |
評価項目8 | 音の伝搬、透過損失の計算を行える。 | 基礎的な音の伝搬、透過損失の計算を行える。 | 音の伝搬、透過損失の計算を行えない。 |
評価項目9 | 騒音の評価方法を説明できる。 | 基礎的な騒音の評価方法を説明できる。 | 騒音の評価方法を説明できない。 |
評価項目10 | 吸音の材料とその特性を説明できる。 | 基礎的な吸音の材料とその特性を説明できる。 | 吸音の材料とその特性を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム B1専門(建築学)
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創造工学プログラム B2
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教育方法等
概要:
快適な居住環境を創造するための基礎学力を養う。
与えられるさまざまな課題の解決に、物理・数学の知識を応用して意欲的に取り組む。
授業の進め方・方法:
[事前事後学習]
随時,講義内容の復習のためのレポート課題を与える。
[関連科目]
建築環境工学I,建築環境工学演習,建築設備計画Ⅰ,建築設備計画Ⅱ
[MCC対応]
Ⅴ-G-3 環境・設備
注意点:
授業には毎回,関数電卓を用意しておくこと。
[評価方法・評価基準 ]
中間試験, 前期末試験, 学年末試験を実施する。成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期末:中間試験(30%),期末試験(30%),小テスト(20%) ,レポート(20%)
学年末:前期末成績(50%)
後期中間試験(15%), 後期末試験(15%), 小テスト(10%) ,後期レポート(10%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
人と建築と環境 |
建築と環境と人の関わりについて説明できる。
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2週 |
視覚 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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3週 |
測光量と単位 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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4週 |
照度計算の基礎 |
与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。
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5週 |
明視の条件 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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6週 |
昼光光源 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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7週 |
昼光照明の計算法,演習 |
与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。
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8週 |
試験の返却と解説,立体角投射率 |
与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。
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2ndQ |
9週 |
昼光照明方式 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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10週 |
人工光源 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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11週 |
人工光源の計算法と照明方式 |
与えられた条件のもとで,基本的な照度計算を行える。
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12週 |
色彩計画 |
建築に係わる色彩の役割を説明できる。
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13週 |
色彩の心理 |
建築に係わる色彩の役割を説明できる。
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14週 |
色彩設計 |
建築に係わる色彩の役割を説明できる。
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15週 |
前期復習 |
光に関する基礎的性質を説明できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
音に関する基本事項Ⅰ |
建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
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2週 |
音に関する基本事項Ⅱ |
建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
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3週 |
聴覚 |
建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
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4週 |
室内音響Ⅰ |
室内の音響計画を説明できる。
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5週 |
室内音響Ⅱ |
室内の音響計画を説明できる。
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6週 |
室内音響Ⅲ |
室内の音響計画を説明できる。
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7週 |
演習 |
音の伝搬、透過損失の計算を行える
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8週 |
音の伝搬 |
音の伝搬、透過損失の計算を行える
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4thQ |
9週 |
遮音 |
音の伝搬、透過損失の計算を行える
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10週 |
騒音 |
騒音の評価方法を説明できる。
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11週 |
床衝撃音 |
騒音の評価方法を説明できる。
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12週 |
吸音機構 |
吸音の材料とその特性を説明できる。
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13週 |
質量則、コインシデンス効果 |
吸音の材料とその特性を説明できる。
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14週 |
演習 |
建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
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15週 |
後期復習 |
建築に係わる音の基本的性質を説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 視覚と光の関係について説明できる。 | 4 | |
明視、グレアの現象について説明できる。 | 4 | |
採光および採光計画について説明できる。 | 4 | |
人工照明について説明できる。 | 4 | |
照明計画および照度の計算ができる。 | 4 | |
表色系について説明できる。 | 4 | |
色彩計画の概念を知っている。 | 4 | |
音の単位について説明できる。 | 4 | |
聴覚の仕組みについて説明できる。 | 4 | |
音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。 | 4 | |
吸音と遮音、残響について説明できる。 | 4 | |
遮音材料の仕組み、音響計画について説明できる。 | 4 | |
給水方式について説明できる。 | 4 | |
使用水量について把握できる。 | 4 | |
給排水管の管径の決定方法について知っている。 | 4 | |
給湯方式について説明できる。 | 4 | |
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。 | 4 | |
浄化槽について説明できる。 | 4 | |
衛生器具について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 0 | 30 |
専門的能力 | 50 | 0 | 20 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |