到達目標
1.電気設備の概略を理解し,説明できる。
2.空気の各特性値を理解し,説明できる。
3.湿り空気線図を理解し,図上で空気の各特性値を求められる。
4.湿り空気線図上での空気の状態変化を理解し,表示できる。
5.空調設備の基本構成と原理を理解し,説明できる。
6.空調設備の熱源や換気を含む空調システムの働きを理解し,説明できる。
7.空調負荷を理解し,その検討・計算ができる。
8.省エネルギーの重要性を理解し,説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 電気設備の概略を理解し,説明できる。 | 電気設備の概略を理解できる。 | 電気設備の概略を理解できない。 |
到達目標
項目2 | 空気の各特性値を理解し,説明できる。 | 空気の各特性値を理解できる。 | 空気の各特性値を理解できない。 |
到達目標
項目3 | 湿り空気線図を理解し,図上で空気の各特性値を求められる。 | 湿り空気線図を理解できる。 | 湿り空気線図を理解できない。 |
到達目標
項目4 | 湿り空気線図上での空気の状態変化を理解し,表示できる。 | 湿り空気線図上での空気の状態変化を理解できる。 | 湿り空気線図上での空気の状態変化を理解できない。 |
到達目標
項目5 | 空調設備の基本構成と原理を理解し,説明できる。 | 空調設備の基本構成と原理を理解できる。 | 空調設備の基本構成と原理を理解できない。 |
到達目標
項目6 | 空調設備の熱源や換気を含む空調システムの働きを理解し,説明できる。 | 空調設備の熱源や換気を含む空調システムの働きを理解できる。 | 空調設備の熱源や換気を含む空調システムの働きを理解できない。 |
到達目標
項目7 | 空調負荷を理解し,その検討・計算ができる。 | 空調負荷を理解できる。 | 空調負荷を理解できない。 |
到達目標
項目8 | 省エネルギーの重要性を理解し,説明できる。 | 省エネルギーの重要性を理解できる。 | 省エネルギーの重要性を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
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本科学習目標 3
説明
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教育方法等
概要:
建物の熱的環境および室内での熱と水蒸気の発生により,室の温湿度,気流,周壁温度が形成される。本科では,主に,これら室の温熱・空気環境を快適にする空気調和の手法を学習する。本科では,建築環境工学・建築設備分野の専門的知識を身につけ,エネルギーなど,幅広い視点から社会や環境に配慮できるシステムの計画法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
「事前事後学習」授業の理解度を確認するために,毎回,演習課題を課します。
「関連科目」建築環境工学Ⅰ
「MCC対応」V-G-3 環境・設備,情報教育対応科目
注意点:
関数電卓,定規等を用意すること。
演習課題の提出については締め切りを厳守すること。
配布資料はファイリングして保管すること。
「評価方法」
中間試験と学年末試験を実施する。毎回の演習課題の提出状況および内容を評価する。
成績の評価基準として50点以上を合格とする。
中間試験(40%),学年末試験(40%),演習(20%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
建設設備とは何か |
建築設備を理解し,説明できる。
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2週 |
電気設備(1)受変電設備と幹線設備 |
電気設備の受変電設備と幹線設備を理解し,説明できる。
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3週 |
電気設備(2)分岐回路 |
電気設備の分岐回路を理解し,説明できる。
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4週 |
湿り空気とその状態量 |
湿り空気とその状態量を理解し,説明や計算ができる。
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5週 |
湿り空気線図の使い方 |
湿り空気線図およびその使い方を理解し,説明できる。
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6週 |
湿り空気線図と空調プロセス① |
湿り空気線図を用いて加熱・加湿・冷却・除湿等や顕熱比および熱水分比を説明できる。
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7週 |
湿り空気線図と空調プロセス② |
湿り空気線図を用いて空気の混合や冷暖房設計を説明できる。
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8週 |
空調設備の構成① |
空調機(AHU)について理解し,説明できる
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4thQ |
9週 |
空調設備の構成② |
熱源装置等について理解し,説明できる
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10週 |
空調方式① |
各種空調方式,CAVやVAVを理解し,説明できる。
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11週 |
空調方式② |
FCUやパッケージユニット,ヒートポンプ等を理解し,説明できる。
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12週 |
空調負荷 |
空調負荷を理解し,負荷計算ができる。
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13週 |
換気 |
換気および機械換気を理解し,説明できる。
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14週 |
省エネルギー |
省エネの重要性や省エネ基準等を理解し,説明できる。
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 湿り空気、空気線図について説明できる。 | 4 | |
結露現象について説明できる。 | 4 | |
受変電・幹線設備について説明できる。 | 4 | |
動力設備について説明できる。 | 4 | |
照明・コンセント設備について説明できる。 | 4 | |
情報・通信設備について説明できる。 | 4 | |
建築設備(配線・管、配線・管スペース、施工法など)を、設備(自然環境・電気・空調・給排水の分野)計画に適用できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |