到達目標
1.実習を通じて,巻尺による骨組測量の方法を理解し,機器の操作ができる。
2.実習を通じて,水準測量による高低差の測定法を理解し,機器の操作ができる。
3.実習を通じて,角測量による水平角の測定法を理解し,機器の操作ができる。
4.実習を通じて,平板測量による平面図の作成法を理解し,機器の操作ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 巻尺による骨組測量の方法を理解し,機器の操作ができる。 | 巻尺による骨組測量の方法を理解できる。 | 巻尺による骨組測量の方法の理解が困難である。 |
評価項目2 | 水準測量による高低差の測定法を理解し,機器の操作ができる。 | 水準測量による高低差の測定法を理解できる。 | 水準測量による高低差の測定法の理解が困難である。 |
評価項目3 | 角測量による水平角の測定法を理解し,機器の操作ができる。 | 角測量による水平角の測定法を理解できる。 | 角測量による水平角の測定法の理解が困難である。 |
評価項目4 | 平板測量による平面図の作成法を理解し,機器の操作ができる。 | 平板測量による平面図の作成法を理解できる。 | 平板測量による平面図の作成法の理解が困難である。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(建築学)
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教育方法等
概要:
建築デザインのための基本事項として,測量学は建築技術者としての基礎的素養の一つである。測量学の講義及び実習を通じて各種の測量法を理解し,建築技術者としての基礎学力を身に付け,実習を通して測量法の習得,さらに課題解決の方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
期末試験を実施する。
実習は各班の測量結果として提出される課題報告書および図面等の成果品をもとに評価する。
実習を欠席した場合,欠席した回の実習の評価は0とする(報告書への連名を認めない)。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点を合格とする。
前期末試験(45%),実習課題報告書(45%),レポート(10%)
【MCC対応】Ⅵ-G 建築系分野(実験・実習能力)
注意点:
平常時から予習,復習を心がけ,疑問点や理解できなかった点はそのまま放置せず,授業時間内や放課後に積極的に質問すること。
4年次の測量学での学習内容をもとに実習をおこなうので,測量器具・器械の操作法,各種測量法をしっかりと理解しておくこと。
測量機器の操作方法を体得するためにも,実習は重要である。実習には必ず出席すること。
実習の際には実習に適した服・靴を着用し,筆記用具,関数電卓,教科書を持参すること。
担当教員が実習に不適切な服装・行動と判断した場合は,実習に参加させないことがある。
実習の成果はその都度,報告書として班ごとに必ず提出すること。
授業スケジュールは,天候に応じて講義と実習の順序を変更する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義 ガイダンス |
全体の授業の流れ及び実習方法を理解できる
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2週 |
講義 誤差論に基づく測定値の処理方法 |
誤差論に基づく測定値の処理方法を理解できる
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3週 |
実習 距離測量 巻尺による骨組測量 |
巻尺による距離測量を理解できる
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4週 |
講義 水準測量 直接水準測量に使用する器械と器具 |
直接水準測量に使用する器械と器具について理解できる
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5週 |
実習 水準測量 高低差測量 |
高低差測量を理解できる
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6週 |
講義 角測量 器械の据付法,角測量の用語と視準方法 |
角測量の用語と視準方法を理解できる
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7週 |
実習 角測量1 水平角の測定 |
水平角の測定を理解できる
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8週 |
実習 角測量2 骨組の測量 |
角測量の手法を用いた骨組の測量を理解できる
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2ndQ |
9週 |
講義 平板測量 |
平板測量に使用する器械と器具について理解できる
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10週 |
実習 平板測量1 骨組測量1 |
平板を用いた骨組測量を理解できる
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11週 |
実習 平板測量2 骨組測量2 |
平板を用いた骨組測量を理解できる
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12週 |
実習 平板測量3 細部測量1 |
平板を用いた細部測量を理解できる
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13週 |
実習 平板測量4 細部測量2 |
平板を用いた細部測量を理解できる
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14週 |
講義 各種測量機器,測量方法の補足 |
各種測量機器,測量方法について理解できる
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 建築系分野【実験・実習能力】 | 建築系【実験実習】 | 建築生産で利用されている測量(例えば、レベル、トランシット、トータルステーション、GPS測量など)について機器の取り扱いができる。 | 4 | |
測量の結果を整理できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 45 | 45 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 45 | 45 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |