課題演習

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 課題演習
科目番号 20547 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 指導教員が指示する。
担当教員 恩村 定幸,建築学科 全教員

到達目標

1.進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
2.専門分野での基礎知識・技術を習得する。
3.演習成果をわかりやすくまとめることができる。
4.自らの研究すべき課題を設定することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。課題に取り組み,意見等を交換することができる。課題に取り組み,意見等を交換することができない。
評価項目2専門分野での知識・技術を習得する。専門分野での基礎知識・技術を習得する。専門分野での基礎知識・技術を習得できていない。
評価項目3,4演習成果をわかりやすくまとめることができる。自らの研究すべき課題を設定することができる。演習成果をまとめることができる。自らの研究すべき課題を設定することができる。演習成果をまとめることができない。自らの研究すべき課題を設定することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(建築学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
興味ある分野に関して学生自らが意欲的・実践的に行動し,指導教員のもと,これまでに学習した知識を基盤に各自のものづくりや建築的課題を探索するための演習を行い,自らの考えを正しく表現してまとめあげる。また,5年次の卒業研究テーマ選択の指針とするとともに,卒業研究を進めるための基礎知識を深める。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】 定期試験の代わりに演習レポートを課す。 【 関連科目】 建築学科全科目  【MCC対応】DX教育対応科目
注意点:
【評価方法・評価基準】配属研究室教員による,研究室演習課題への取り組み方および演習レポートの内容の評価(70%)
発表会におけるまとめ方および発表状況の評価(30%)

「成績の評価基準として60点以上を合格とする。」

【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】 指導教員との打合せを怠らないこと。
草案・レポート等は必ず提出すること。
学外コンテストや学外行事への参加を課題とする場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・研究室配属 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
2週 課題演習1 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
3週 課題演習2 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
4週 課題演習3 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
5週 課題演習4 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
6週 課題演習5 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
7週 課題演習6 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
8週 課題演習7 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
2ndQ
9週 課題演習8 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
10週 課題演習9 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
11週 課題演習10 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
12週 課題演習11 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
13週 課題演習12 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
14週 前期活動まとめ 演習成果をわかりやすくまとめることができる。
15週 前期復習 演習成果をわかりやすくまとめることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 課題演習13 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
2週 課題演習14 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
3週 課題演習15 進んで課題に取り組み,意見等を交換することができる。
4週 課題演習16 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
5週 課題演習17 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
6週 課題演習18 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
7週 課題演習19 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
8週 課題演習20 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
4thQ
9週 課題演習21 専門分野での基礎知識・技術を習得する。
10週 課題演習22 自らの研究すべき課題を設定することができる。
11週 課題演習23 自らの研究すべき課題を設定することができる。
12週 課題演習24 自らの研究すべき課題を設定することができる。
13週 課題演習25 自らの研究すべき課題を設定することができる。
14週 後期活動まとめ 演習成果をわかりやすくまとめることができる。
15週 後期復習 演習成果をわかりやすくまとめることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

発表ポートフォリオ合計
総合評価割合3070100
基礎的能力000
専門的能力3070100
分野横断的能力000