到達目標
1.20世紀の建築的課題の展開について理解し,説明できる。
2.20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。
3.20世紀中葉における景観概念の発生について理解し,説明できる。
4.建築家の建築思想について理解し,説明できる。
5.建築思想を各時代の文化的文脈に即して理解し,説明できる。
6.現代の建築の課題について理解し,説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1, 2, 3 | 20世紀中葉までの建築的課題について歴史的な因果性を踏まえて説明できる。 | 20世紀中葉までの建築的課題について全般的に説明できる。 | 20世紀中葉までの建築的課題について説明できない。 |
到達目標
項目4, 5, 6 | 現代建築の課題について歴史的な因果性を踏まえて説明できる。 | 現代建築の課題について全般的に説明できる。 | 現代建築の課題について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム B1専門(建築学)
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教育方法等
概要:
基礎学力としての建築史を踏まえ,現代の建築デザイン思想につながる建築手法や理論を,とりわけ1910年代と1960年代に焦点を絞り学習する。各時代の巨匠が直面してきた建築課題を専門的知識として具体的な建築作品の中から学び,今後の社会と環境に配慮した建築設計や計画を行う際の問題解決の手法として習得する。
授業の進め方・方法:
20世紀の芸術理論、フランス(新)古典主義の理論とロマン主義への動向、ブリティッシュ・アールヌーヴォからA.ガウディとO.ワグナーの造形理論の比較考察、L.カーンからイサム・ノグチにおける景観論の発生について講義を行う。
【事前事後学習など】理解を深めるため,毎回予習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
また、長期休暇時にレポートを課すことがあります。
【関連科目】西洋建築史,日本建築史,近代建築史,建築設計I, II, III, IV
注意点:
授業内容を掘り下げる質問等を適宜行いますので積極的に参加してください。
授業中や定期試験直前の学習のみならず,平常時の予習・復習が大切です。
【評価方法・評価基準】中間試験および期末試験を実施する。
試験成績(90%),レポート・授業への積極的参加・小課題の提出状況(10%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ヨーロッパにおける1910年代 |
20世紀の建築的課題の展開について理解し,説明できる。 建築思想を各時代の文化的文脈に即して理解し,説明できる。
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2週 |
黎明期としての19世紀1 古典主義とロマン主義の相克1 ボザールの歴史 |
20世紀の建築的課題の展開について理解し,説明できる。 建築思想を各時代の文化的文脈に即して理解し,説明できる。
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3週 |
黎明期としての19世紀1 古典主義とロマン主義の相克2 古典主義と新古典主義 |
20世紀の建築的課題の展開について理解し,説明できる。 建築思想を各時代の文化的文脈に即して理解し,説明できる。
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4週 |
黎明期としての19世紀1 古典主義とロマン主義の相克3 古典主義の理論 |
20世紀の建築的課題の展開について理解し,説明できる。 建築思想を各時代の文化的文脈に即して理解し,説明できる。
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5週 |
黎明期としての19世紀2 イギリス工芸運動1 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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6週 |
黎明期としての19世紀2 イギリス工芸運動2 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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7週 |
黎明期のヨーロッパ |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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8週 |
岐路としてのアール・ヌヴォ A.ガウディ1 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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2ndQ |
9週 |
岐路としてのアール・ヌヴォ A.ガウディ2 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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10週 |
岐路としてのアール・ヌヴォ O.ワーグナー1 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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11週 |
岐路としてのアール・ヌヴォ O.ワーグナー2 |
20世紀初頭における空間概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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12週 |
アメリカにおける1960年代 L.I.カーンの建築思想1 |
20世紀中葉における景観概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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13週 |
アメリカにおける1960年代 L.I.カーンの建築思想2 |
20世紀中葉における景観概念の発生について理解し,説明できる。 建築家の建築思想について理解し,説明できる。
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14週 |
アメリカにおける1960年代 新たなる風景の発見:イサム・ノグチの造形思想 |
20世紀中葉における景観概念の発生について理解し,説明できる。現代の建築の課題について理解し,説明できる。
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15週 |
前期復習 |
現代の建築の課題について理解し,説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |