線形代数

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 線形代数
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高遠節夫ほか「はじめて学ぶベクトル空間」(大日本図書)
担当教員 森田 健二

到達目標

1.数ベクトル空間,基底,成分が理解できる。
2.基底変換,正規直交基底が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1数ベクトル空間,基底,成分が理解できる。基本的な数ベクトル空間,基底,成分が理解できる。数ベクトル空間,基底,成分が理解できない。
到達目標 項目2基底変換,正規直交基底が理解できる。基本的な基底変換,正規直交基底が理解できる。基底変換,正規直交基底が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業の目標】
本科の代数・幾何で学んだベクトル,行列,行列式を一通り学んだことを発展させた,ベクトル空間に関する内容を学習する。このことにより,理論的解析能力を身につけ,課題の解決に最後まで取り組み,自分の考えを正しく表現できる能力を学ぶ。
【キーワード】
数ベクトル空間,基底,成分,基底変換,線形変換
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
到達目標の達成度を確認するため,適宜,レポートなどを実施する。
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
定期試験前の学習はもちろん,日常の予習復習も非常に大切である。疑問点などがあれば質問をして解決しておく。
定期試験などを受験するときは,内容を十分に理解しておく。課題などは必ず提出する。
受講中は講義に集中する。スマートフォンなどの電源を切る。他の学生に迷惑を掛けないようにする。
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として60点以上を合格とする。前期末試験を実施する。
総合成績:前期の定期試験の平均(70%),小テスト・レポート課題(30%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 数ベクトル空間1 1.
2週 数ベクトル空間2 1.
3週 線形独立,線形従属1 1.
4週 線形独立,線形従属2 1.
5週 線形独立,線形従属 1.
6週 基底1 1.
7週 基底2 1.
8週 基底の変換1 1.
2ndQ
9週 基底の変換2 1.
10週 内積と正規直交基底1 2.
11週 内積と正規直交基底2 2.
12週 内積と正規直交基底3 2.
13週 2次元数ベクトル空間の線形変換1 2.
14週 2次元数ベクトル空間の線形変換2 2.
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000