到達目標
1. 技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解する.
2..技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解する.
3. 技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 技術者倫理の必要性,基本的な観点を理解している | 技術者倫理の必要性を理解している | 技術者倫理の必要性を理解していない. |
到達目標
項目2 | .技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解している. | 技術者が社会や自然環境に対して負っている責任を理解している. | 技術者が社会や自然環境に対して負っている責任を理解していない. |
到達目標
項目3 | 技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養がある. | 技術者の行為を多面的に考えられる視野がある. | 技術者の行為を多面的に考えられる視野がない. |
学科の到達目標項目との関係
創造工学プログラム C3
説明
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創造工学プログラム D2
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教育方法等
概要:
技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解し,それを実践する技術者を目指す.また,技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解し,技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を養う。
授業の進め方・方法:
中間試験および期末試験を実施する。
事例に関するレポートを課す(授業外学修時間に相当する課題として取り組むこと)。
注意点:
【評価方法・評価基準】試験(40%),レポート評価(60%).成績の評価基準として60点以上を合格とする.
日常から社会的なさまざまな問題に関心をもつことが大切です。
論理的な文章を書く訓練をしてください。
技術士の方に身近な技術者倫理に関する実例を報告してもらう予定です。
2年次開講の環境技術では関連するレポート課題が出されるので,あわせて総合的に評価します。
履修の先修条件:履修可能なすべての基盤学科から接続を配慮して,必要な基礎知識をその都度説明します。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
倫理概論 |
到達目標1
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2週 |
技術(者)倫理とは |
到達目標1,2
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3週 |
地域への責任(福島原発問題) |
到達目標3
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4週 |
消費者・使用者への責任(製造物責任) |
到達目標1~3
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5週 |
倫理的ジレンマ |
到達目標1~3
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6週 |
まとめ |
到達目標1~3
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7週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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8週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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2ndQ |
9週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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10週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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11週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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12週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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13週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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14週 |
技術士による技術者倫理の事例報告(1) |
到達目標1~3
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15週 |
前期の復習 |
到達目標1~3
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 4 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 10 |
専門的能力 | 10 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 20 | 60 | 80 |