到達目標
1. IoTシステムの構成について概要を説明することができる
2. IoTシステムに用いられるデバイスとインタフェースについて説明することができる
3. クラウドを利用したIoTシステムについて説明することができる
4. IoTシステムのネットワークとセキュリティについて説明することができる
5. IoTシステムを利用した遠隔監視システムを構築することができる
6. 産業界におけるIoT技術の応用事例について説明することができる
7. IoT技術を利用したサービスを提案することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標項目1,2,3,4 | ビッグデータの解析を含めた最先端のIoTシステムの構成について説明することができる。 | 一般的なIoTシステムの構成について説明することができる。 | IoTシステムの構成について説明することができない。 |
到達目標項目5 | 最新のIoT技術を用いた応用事例について、利点や欠点を含めた解説ができる。 | 従来から使用されている標準的なIoT技術の応用事例について概要を解説できる。 | IoT技術の応用事例について説明することができない。 |
到達目標項目6 | IoTシステムによって収集したデータを自動処理してユーザに通知するシステムを構築することができる。 | 遠隔監視のためのIoTシステムを構築することができる。 | IoTシステムを構築することができない。 |
到達目標項目7 | IoT技術を利用したビジネスモデルを提案することができる。 | 個人、または小規模なグループで利用可能なIoTシステムを提案することができる。 | 目的に応じたIoTシステムを提案することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
創造工学プログラム A1専門(機械工学)
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創造工学プログラム A1専門(電気電子工学&情報工学)
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創造工学プログラム B1専門(機械工学)
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創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学)
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創造工学プログラム F1専門(機械工学)
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教育方法等
概要:
IoT技術は,自動車産業,製造業,小売りなど,産業界での応用が近年拡大し続けている。本科目ではIoTの全体像を理解するとともに,IoTシステムを構成する要素技術,および産業界におけるIoTシステムの応用事例について学び,新たな価値を生み出すIoTシステムを提案できる応用力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業毎に適宜授業資料を配布する。講義後の時間外学習時間に講義内容を復習しておくこと。
13週~15週の演習は少人数のグループで実施する。
【関連科目】
(M科)電子情報,メカトロニクス
(E科)プログラミングⅢ,情報通信工学Ⅱ
(I科)コンピュータアーキテクチャ,電子回路Ⅰ
注意点:
平常時の予習、復習が大切である。課題のレポートは必ず提出すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験(50%)、最終プレゼンテーション(20%)、レポート(30%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
IoTシステムの基礎 |
IoTシステムの構成と全体像を説明できる
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2週 |
IoTシステムで利用されるデバイスとセンサ |
IoTシステムを構成するデバイスとセンサについて説明できる
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3週 |
IoTシステムで利用される通信ネットワーク |
IoTシステムで利用されるネットワーク技術について説明できる
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4週 |
IoTシステムにおけるクラウドの活用 |
クラウドを活用したIoTシステムの構築について説明できる
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5週 |
IoTデバイスによる環境モニタリング |
マイコンを使った簡単なIoTデバイスを設計できる
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6週 |
Ambientを利用した遠隔監視システムの構築(演習) |
クラウドを利用したモニタリングシステムを構築できる
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7週 |
LINE APIを利用した遠隔通知システムの構築(演習) |
測定結果からLINEに自動で通知するシステムを構築できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
ビジネスにおけるIoTシステムのアプリケーション |
IoTシステムのアプリケーション開発について説明できる
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10週 |
IoTシステムのリスクとセキュリティ |
IoTシステムにおけるリスクとセキュリティ対策について説明できる
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11週 |
産業界におけるIoTシステムの応用事例① |
産業におけるIoTシステムの応用事例について説明できる
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12週 |
産業界におけるIoTシステムの応用事例②(講演聴講 |
産業におけるIoTシステムの応用事例について説明できる
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13週 |
人の役に立つIoTシステムの提案(1)(演習) |
社会的な課題を解決するIoTシステムを考案・提案できる
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14週 |
人の役に立つIoTシステムの提案(2)(演習) |
社会的な課題を解決するIoTシステムを考案・提案できる
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15週 |
最終プレゼンテーション |
考案したIoTシステムを他者に分かりやすく説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 0 | 20 |
専門的能力 | 50 | 0 | 30 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |